2017年09月19日

密室モノのオモシロい中編読みました

昼寝研究所寝言レポート#1277

いつも通り二度とない火曜日を終えつつ創作塾の塾生N氏の密室モノを読んでしばし余韻に浸りつつお送りする寝言日記でございます。

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まず最初にNさんの短編、というか中編ぐらいですか。を最初に読んだわけです。

舞台となるお屋敷、そこに住まう異常な面々の描き方。
この辺りの描写がもうミステリ感満載なのです。
不穏な空気の中で、女中の目を通して描かれる情景。
起こるであろう事件への期待が高まり、そして現れる完全な密室での殺人!

物理的なトリックとしては地味ですが、この歪んだ状況で組み立てられる歪んだ理屈。
現場、死体の状況、犯行動機に至るまで美しく構築されております。
そして、最後に探偵の言う何気ない一言の楽しさ。

いや、これですよ! ミステリがおもしろいということの証明。

というわけで、非情に満足しました!

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で、今回の原稿でわたしは『青い月夜の特別なこと』の後編を出しているわけですが……
あれにも出てくるんですよ。
いいかげんな密室が……
えー、ちょっとその部分は飛ばして読んでもらってもいいですかね。

まあ、世の中には良い密室と適当な密室がある、とわかってもらえれば幸いです。

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あ! 辻真先先生のツイートでなんと二階堂黎人先生の『巨大幽霊マンモス事件』が出ているのを知りました。
蘭子さんどこへ行っていたのか……ついに復活ですか!
Kindle版は2週間ほど遅れて出る予定。

過去の蘭子さんの活躍もKindleで読める……と思ったら!
『吸血の家』がない!

なんてことでしょう。
ミステリを読む楽しさの中でもちょっと特異なパターンとして
「この本」から「あの本」でさらにオモシロい!
というものがあります。

この場合は密室の帝王ディクスン・カーの怪作「テニスコートの殺人」を読んだ二階堂先生がさらにその上をいくトリックを考案したものなのです。(あやふやな記憶を元に書いてますが……)

『テニスコートの殺人』はわたしが二冊目に読んだカーの作品で、個人的にはこの珍妙なトリックも楽しめたのですが、不満を言う人がいるのもよくわかります。

とにかく、わたしは順番として『テニスコートの殺人』から『吸血の家』と読むことができたのです。
いやあ、吸血〜を読んだ時にはシビれました。

トリックの切れ味に鬼気迫る凄まじいモノがあるのですが、まさか中古でしか手に入れられないとは……
何とかしてください……

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というわけで昨日2017年9月18日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は2冊。無料版は6冊でした。
既読ページ数は235ページ。ありがとうございました!

さて……今日はもう小説は進まないな……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

『スペースシップラプソディ(仮)』第20回
 俺が何を言っても、物的証拠には勝てないということか。
 いまさら、それを理解したところでもう遅い。
 例えば、いまこの部屋の中で自ら死を選んだとしよう。それでも、俺が犯人であるという状況は変わらない。犯行を悔いてそのような道を選んだとでも言われるだろう。
 俺は大きく息を吐き出した。
 考えろ。本当に打つ手はないのか。
「なあ、一つ聞かせてくれないか」
 俺はモニタに向かって話しかける。
「頼みごとを聞く義理はないけど、聞いてから決めることにする」
 と日菜子が肩をすくめた。
 状況は絶望的かもしれない。だが、諦めるのはまだ早い。日菜子には『先のことまで考えない』と言われたが、好きで考えていないわけではない。単にそこまで頭が回らないのだ。それでも意地はある。それに、回転が遅いからこそまだ希望があるのだと思い込むことができるってものだ。窮鼠猫を噛むという古いことわざを日菜子は知っているだろうか。追い詰められたネズミが猫に反撃するという意味だ。いまから俺がそれを見せてやる。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
posted by Red56 at 23:05| Comment(0) | 日記

2017年09月18日

創作塾第五回目行ってまいりました!

いつも通り創作塾の帰りの御堂筋線車内からお送りする寝言日記でございます。

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はい、というわけで創作塾の5回目。有栖川有栖先生の緩急についてのお話を聞きながら「ワインセラー前のくだりを短く」とPCでメモをとったので忘れないように日記に書いておきます。

本日は拙作『青い月夜の特別なこと』の前半について合評をいただきました。

前半というのは最初の尋問で終わっています。
先生には馬車で現場に駆けつけるところで馬車の中の会話でテンポが失われているというご指摘をいただきました!
……それはその通りです! すみません!
とは言ったもののどうすりゃいいのやら。

他にも無茶な展開について色々と心配されましたが、後半で納得していただければと咄嗟に言い逃れたものの、別に誰も理論的な動きをしていないのでまったく自信はありません!

その他Nさんの作品について有栖川先生と意見が一致したのは嬉しかったです。まあ、先生とは読み込むレベルがまったく違いますが……

また明日から塾生の方の小説を読ませていただきます。

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次で全六回の創作塾第32期も最終回。今後も続けるか、という問題があります。
受講料はそれなりにお高いのですが、まあ、ぶっちゃけKindle本の売り上げでまかなうことはできそうです。
Kindleの儲けをKindle作品を面白くするために使う。
これ以上に相応しい使い方があろうか! いまでしょ!
流行の言い方をしようとしてもう流行ってないというところから間違えた。

しかし、人数がこれ以上増えると、ちょっと厳しい状況になりそうで、それが心配です。

あと、提出するネタが無くなりそう……ってことはないか。
とりあえずは自分でかなりお気に入りだった『六花抄』をもうちょっとわかりやすいカタチにしたいし『夏のストロボあるいは魔法』ももう少しちゃんとした見せ方があるのではないかと……

Nさんの今後も目が離せないしなあ……

ということで、いまのところ続ける方向で考えております。

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そんなことを考えつつ帰ったらもう22時30分。
こうして日記を書いているわけで、時間がない〜

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お、ポッドキャストRebuildの最新回が配信されているぞ!
これを聞きつつ穏やかに連休を終えたいと思います。

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というわけで昨日2017年9月17日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は2冊。無料版は6冊でした。
既読ページ数は……ドキドキ……768ページでした! ありがとうございました!

さて、創作塾に提出した時点でだいぶ手を入れた『青い月夜の特別なこと』ですが……とりあえず提出版でアップデートをかけるべきかなあ……有栖川先生から指摘をいただいた点を反映するのはそれなりに変更が必要になることが多いので……ちょっと考えます。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

『スペースシップラプソディ(仮)』第19回
 そうだ。日菜子は頭が良い。俺よりもかなり。それを忘れてはいけない。
 血痕や指紋。
 それだ。
 どうして日菜子がそれを利用していないと言えるだろう。
 俺が気絶している間に犯行現場や凶器、死体に俺の痕跡をたっぷり残す。いや、あるいは日菜子のことだからごく自然に必要最低限か。
 犯人が死体を運んだ時に、うっかりと指紋を残しているのです。ここまでは気が回らなかったんでしょうな。
 いま俺が思いついたぐらいだ。彼女なら実行できるだろう。
 いやいや、もっと決定的なことがある。向こうずねの怪我だ。気絶している間にできたこの傷口。例えば被害者の衣服に僅かに俺の血が付いている。それで十分じゃないか。
 だからここへ閉じ込めた。もう俺を犯人と特定する準備は万全なのだ。あとは警察に委ねれば全て彼女の思い通りになる。
 そういうことか。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
posted by Red56 at 23:33| Comment(0) | 日記

2017年09月17日

穏やかではないタイトルですがユルい感じの傑作『好奇心は女子高生を殺す』

昼寝研究所寝言レポート#1275

いつも通り台風に備えて昨日昼間に買い物に出掛けてあれやこれや買ったもののあれもこれも忘れていて今日も買い物にでかけたのですが昨日より天気が良くてむしろ晴れ間もあって夜の八時になるまで一切雨が降らないことに対して疑問を感じつつお送りする寝言日記でございます。

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とはいえ、油断は大敵なので、早めに出掛けて早めに戻ってきました。
ベランダから見る雲のモクモク感が楽しくてしばし眺めていました。

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『青い月夜の特別なこと』をまた少し修正して送付しました。
さて、明日前半の合評をいただけるか。時間がなくて後半とまとめて、というカタチになるかもしれませんが……

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で、本日は高橋聖一先生の『好奇心は女子高生を殺す』をご紹介させていただきます!


女子高生、柚子原みかん&青紫あかね子が繰り広げる友情&奇妙すぎる体験を描いたステキな短編集です。

環状線から土星に行ったり地球を救うために宇宙人に身柄を拘束されることを要求されたり幽霊に何でも自分の思い通りになる世界に行けると言われたり……
いやあ、この個性的な絵で描かれる不思議な感じが心地よいです。

そしてちょっとびっくりしたのが『Re:Re:Re………テスト』というお話。
勉強の得意な青紫さんと全然そうでない柚子原さん。
ところが、ある日数学のテストでこの二人が満点を取ります。
そんなはずがない、と思った青紫さんがテスト用紙を見て一瞬で導き出した答えが……
いや、この結論を導くくだりとそれを告げられたときの柚子原さんの表情が歓喜に変わる2ページのスゴさ。
青紫さんだけではなく、わたしも完敗です!

表紙を見て気になった方はぜひ!



また、えらくレビューの評価が高いですが、まあ、そりゃそうだろうと思います。

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というわけで昨日2017年9月16日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は4冊でした。
そして既読ページ数は……17ページ! ぎゃー。
……まあ、そういうこともあるでしょう。お読みいただき、ありがとうございました!

おお、22:40ですが、いままさに風が荒れ狂っています。
神戸に上陸中。このまま大阪の少し北を移動していくかと思われます。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

『スペースシップラプソディ(仮)』第18回
 やや空白があって、日菜子が再び喋り始めた。
「あたしは航君を生かして地球に連れて行くつもり。まあ、確かに時代錯誤も甚だしい監禁室なんてものがなかったら、緊急避難として気絶したあなたを船外に投棄してたかも。でも安心して。あなたにはちゃんと罪を償ってもらうから」
 こいつは何を言っているんだ? 俺は今の言葉の意味を考える。罪を償う? どういう事だ?
「俺を地球まで運んで警察に渡すつもりか」
「その通り。正義が行われるようにね」
「何故だ?」
 おかしい。俺は誰も殺していない。もしも、地球で警察に取り調べを受けたらありのままを言うだけだ。犯人は日菜子ですと。むしろ、この状況の俺にとってそれが最良の展開とさえ言えるのではないだろうか。
「何それ? 新しい陽動作戦開始? 意図はわからないけれど、航君はあまり先の事まで考えないタイプみたいだから、大した作戦じゃないかも」
 聞き流す。警察だって、俺が素直に罪を認めなければそれなりに調査をするんじゃないだろうか。そして、本格的に船内を調べれば俺が犯人じゃないとわかるだろう。血液反応とか、指紋とか、詳しいことは分からないが、捜査のプロの手にかかれば容易に俺の無実が証明されるのではないか。それぐらい日菜子だって予想できるだろう。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……

2017年09月16日

待望の新作『サーカスの娘オルガ』1巻読みました!

昼寝研究所寝言レポート#1274

いつも通り台風接近中の和食屋でお腹いっぱい食べ過ぎていつまでたっても苦しい苦しいと言いながらお送りする寝言日記でございます。

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というわけでお休みです。
ちょろっとKindleのセールがないかとチェックしたら……カドカワでまた大規模なセールがあって、いろいろ目移りして大変でした。

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本日ご紹介するマンガはセールではなかったですけど、見逃せません!

山本ルンルン先生の待望の新作【サーカスの娘オルガ】でございます!


行き場を無くした少女オルガはサーカス団にやっかいになることに。
自ら居場所を作らなければ一人前扱いされない環境で、少しずつ成長していくオルガの姿を描く異色作でございます。
サンクト・ペテルブルクという町の名前が出てきますから、これが正式な名前として用いられていた時代が舞台だとしたら第一次世界大戦前のロシアでしょう。
ただ、町の名前が変更されたって、人々はそのまま旧名を使うこともあるでしょうから、確実ではありませんが……
……いや、また難しそうな題材を選んでいます。
掲載誌はHARTAなので、お話も小学生向けではありません。
古い童話っぽいというか『外国の昔話』的な感じはありますが、寒そうなやや陰のある風景も含めて、今回も見事にルンルンワールドです。

主役のオルガが自分の境遇を悲しみながらも、ちゃんと前向きに自分を変えていこうとする逞しさがあるのが救いです。
大金持ちのユーリィぼっちゃまとの出会いもあり、まったく住む世界の違う二人がサーカスという世界を通してどのように変わっていくのか。
ここは一つ自由に、じっくりと描いていただきたいです。
先生の代表作の一つになるといいなあ……



はい、こちらも忘れがたいステキな短編集。


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はい、本日は『青い月夜の特別なこと』の修正完了。
これで提出します。

さあ、これでまた新作と『サマータイムリバース』のバージョンアップに戻ります。

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というわけで昨日2017年9月15日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は4冊でした。
既読ページ数は67ページ! おお、いつもより少ないけど今日も誰かに読んでいただけたということでありがとうございます!
楽しんでもらえたかな……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

この連載小説、途中まで書いてお蔵入りになっていたものを出してきたのですが、ここまで読むとそれなりにオモシロいな……
ただ、困ったことにもうそろそろ書いていた部分が終わってしまうのです。
一応、ネタは最後まで考えてありますが……

『スペースシップラプソディ(仮)』第17回

 ゆっくりと体を起こす。
 壁のインターフォンを見る。日菜子の仏頂面が映っていた。笑みもなく「おはよう」と言われた。皮肉か? 俺はベッドに腰掛けた。
「もしかして、あたしを油断させようという作戦? 倒れていたら、心配して駆けつけると思った? まさか体調モニタの数値を無視して死んだふりをするとは思わなかったけど」と、一瞬だけ唇の端が歪んだ。あ、こいつ笑いやがったな。
 しかし、言われて俺も思い出してしまった。乗船時に手首と胸の所に薄いシールが貼られたことを。これで船内のクルーの健康状態が常にチェックされ、万が一誰かに異常があればすぐに船内モニタに警告が表示されるというありがたい仕組みなんだった。
 俺が三尾の死体を発見したときも、壁のモニタに映った彼の心拍モニタを真っ先に確認した。
 つまり、毒でも飲んだりすれば、それらの数値が真っ先に異常を示すはずなのだ。なのに俺はそれを忘れて健康体である証拠を示しながら瀕死を装っていたわけだ。
 間抜けすぎるが、何しろ始めて乗った宇宙船だし、さらにこの異常な状況だ。すべてに気が回るわけがない。
 どうやら、完全に俺のアドバンテージも消えたわけだ。
「どうせ食い物に毒でも混ぜてんだろ」
 と俺はやや憤慨しながら単刀直入に言った。
「は? なんで」
 やや驚いたような口調で訊かれた。俺は応える代わりに肩をすくめる。何をいまさら、という気分だった。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・素晴らしすぎる『好奇心は女子高生を殺す』の1巻読みました!

posted by Red56 at 23:56| Comment(0) | 日記

2017年09月15日

安らぎを願わずにいられない……『ロッタレイン』の1巻

昼寝研究所寝言レポート#1273

いつも通り何かが足りないと思いつつもそれがなんなのかはわからないままキーボードを叩いているとRのキーがちょぼんと左に沈んで斜めに飛び出してきてありゃどうしたことじゃと思いつつもいやいや足りないのはこれじゃないと思い直してとりあえず足りない何かに関しては忘れるといういつもの回避方法でごまかしつつお送りする寝言日記でございます。

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というわけで、本日はアレですか。

……『ロッタレイン』の1巻を読みました。

母親を亡くし、『事故』で大けがを負い職も辞した玉井青年。
しかし、彼には父親がいた。母と自分の元から他の女の元へと行ってしまった父が。

父親の家族と暮らすことになった玉井青年と、その家の女の子、中学生の初穂。
生きていく上での基盤を失った、あるいは失いそうな二人の物語です。

うおお、重い。
初穂の心が重くのしかかってきます。

全三巻だそうです。
二巻まで出ています。
作者の松本剛(まつもとつよし)先生の作品は読んだことがありませんでした。

二巻も買っていますが、すぐに読めないです……



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はい、順調に『青い月夜の特別なこと』を修正中。
おもしろいです。

なんでこんなにおもしろくなった……
書いているうちに中身がどんどん変わって、最後おかしなところに着地した、妙な作品。
中身がバラバラになりそうだったところが奇跡的にまとまったという感じです。

作者もダマされました。
……二度と書けんのです。

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というわけで昨日2017年9月14日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は2冊。
既読ページ数は587ページでした。ありがとうございました。

ああ、眠い……
三連休なのでたくさん寝ます。
小説も進めます。

というわけで本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

あ、連載小説があったんだった。

『スペースシップラプソディ(仮)』第17回
 俺はそのまま待った。
 日菜子が監視室に入ってきて、おそらくは入り口の方から衝立へ近づくだろう。俺はそちらへ頭を向けている。床に近い方の左目を微かに開ける。ドアが見える。よし。これで相手の動きを確認できる。近づいたところで足を押さえよう。もちろん、ショックガンのような武器を持っているかもしれないが、このまま待っていたところで自由になれるわけではないのだから、一か八かやってみる価値はあるだろう。
 俺は待った。
 身動きを許されない状況では時の歩みが遅くなる。アインシュタインは知っていただろうか。
 壁の時計がわずかに見えるが、何度見ても10秒ぐらいしか進まない。
 向こうにしてみれば、監視と言っても常に見張っている必要はないわけだ。脱出はおそらく不可能だろうし、日菜子は俺の居場所と食料と水を完全に掌握しているわけだ。
 眠っている可能性だってある。だとすれば、俺はいつまでこの固い床に横たわっていなければならないのか。
 そのまま十五回は時計を見たと思う。突然、日菜子の声が聞こえた。
「血圧、呼吸、心拍、やや高いけれど全て正常値の範囲。その行為の意味がわからないんだけど」
 俺か? 俺のことを言っているのか?
 一瞬、混乱する。しかし、残念ながらそれ以外の可能性はないだろう。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……