2018年11月07日

誰かの救いの物語『誰かが嘘をついている』

昼寝研究所寝言レポート#1690

いつも通り夜の消防署の前を通り過ぎる風に乗ることもできず空より黒いアスファルトの上を歩くこともできず地中は冬なのに暖かくて過ごしやすいんだぜとウソブキながらお送りする寝言日記でございます。

=====================

読み終えました。
カレン・M・マクマナスの『誰かが嘘をついている』を。
いやあ、よいお話でした。
同じ教室にいた五人の高校生のうち、一人が水を飲んだ途端にアナフィラキシーショックで命を落とします。残った四人は容疑者となって学校中の注目を集めることに。
調べが進むにつれて、それぞれの抱えている秘密が次第に明らかになり、好奇の目は容赦なく彼等を痛めつけます。
そんな四人の視点で描かれるミステリー小説です。

登場人物がめちゃめちゃ魅力的。傷つけられながら、懸命に前へ進もうとする彼等の姿に、ページをめくる手が止まりませんでした。Kindleですが。
ジョシュア・ツリーの話の後に出てくる一言が心に残ります。

ミステリーとしてもぐいぐい引っ張ります。
真相が明らかになっていく過程でも見せ方が素晴らしい。
久々に『おおっ』という感覚を味わうことができました。

いやあ、良かった良かった。
著者はこれがデビュー作だそうです。



=====================

そして、本日ヤマダ電機にて新しいiPad Pro 12.9インチを触ってきました!
うわー、カッコイイ〜!
ベゼルが狭い!
ペンが本体にくっつく!
そしてヒッジョーにお高いんです!

ペンを使ってメモ帳でぐりぐりとお絵かきを試しました。
ペン先への追従性(というのかな)は良好です。なんの文句もありません。
いいなあ〜欲しいなあ〜
でも、20インチぐらいの液晶ペンタブレットがその半額で売っているわけで……

……はっ! ついつい下記商品のレビューを読み漁ってしまった……
明らかに安い……これが欲しいです。



=====================

というわけで昨日2018年11月6日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1383ページ。ありがとうございました。

心に余裕がないので、ミステリを読んでなんとか生きながらえております。
これ、いつ終わるんだろう……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』また一巻からかなあ。
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。