2018年12月22日

お気楽にダラダラ

昼寝研究所寝言レポート#1735

いつも通りではない休日にしようと朝から張り切ってアレコレしているわけですがなんだか空に汚れた綿菓子のように広がる雲を見ているとそのまま剥がれて落ちてくるんじゃないかという気がしてしょうがないのでとりあえず見ない振りをしてやり過ごすことにしつつお送りする寝言日記でございます。

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3月のライオンを1巻から読み直し。
第一話目から泣ける……そして、あの辛い話。5巻でまた号泣しつつ、それをなんとか乗り越えて色々と涙を振りまきながらついに最新14巻へ。
おお、14巻のラストシーンで胸が一杯に。
いやあ、続きがいますぐ読みたいです。



ハチクロのお話はきれいさっぱり忘れているので、こちらもまた復習せねば……
単行本未収録の電子書籍も購入しました。

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……で、何気なく以前から気になっていたKindle Unlimitedで読める『本好きの下克上』というマンガを読み始めました。
小説がオリジナルということは知っていたのですが、コミック版があったので、軽い気持ちで読んでみたらば……

まあ、アレです。もうアリガチという言葉もアレな『異世界転生モノ』でした。
が、なんというか、売れているだけあってさすがにオモシロいわけです。
途中からKindle Unlimited対象ではなくなったのですが、もう迷わず購入ですよ……

本好きの女子大生が異世界に幼女として生まれ変わり、何とか本を手に入れようとするお話です。
で、彼女が目指すのが商人としての道。自分だけが知っているモノを作ってその世界で売って儲けるという……その辺りがなかなかうまく説得力を持たせてあるし、幼なじみの男の子が良い味を出しています。

で、小説は完結しているようなのですが、コミックは第一部までしか出ていないようで、これからどうなるの? というところで終わってしまいました。
pixivで第二部が2話分だけ読めますが、これは現在新しく描いているということでしょうか?
なぜか第三部はすでにかなりマンガになっているようですが……それも謎。



あー、ここで読まないと、もう途切れちゃうかもなあ……

異世界転生ものって、みんな書いていて、もっとそれはどうなのか、と思わないでもないですが、それを言うならミステリだって『事件が起こって名探偵がそれを解決』というパターンがほとんどなので、それに近いのかも。

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あと、Mリーグ好きなのでFRESHLIVEで麻雀プロのカラオケ紅白歌合戦なんていうものも見てしまうという……
まあ、以前からウワサになっていた小林剛プロの歌声を聞きたかったのですが……
うひゃー、なんじゃこりゃ。
オフコースの『さよなら』を小田さん以外の人がここまでウマく歌うのは初めて聞きましたよ……

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というわけで昨日2018年12月21日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が5冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1840ページ。ありがとうございました。

今日の作業はまあ、なんとか初日にしては良いのではないかと。
オチ的な重要な要素が固まりつつあるので、まあ、ちょっとずつ進めます。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』また一巻からかなあ。
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『血潜り林檎と金魚鉢男』を読みました。けど、続きがあるんだよな〜
・何十年ぶりかで『北の狼』読んだよー


posted by Red56 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月21日

多彩な物語の愉悦『冬の終わり、青の匂い』

昼寝研究所寝言レポート#1733

いつも通り放たれた言葉が意味を成すまでのほんの短い間であっても枝から離れた葉は地表に近づき季節はさっきより冬の色に染まり月は漆黒の夜空を少しだけ移動するのだからその言葉が次にどんな悲しみを引き起こそうともう取り返しはつかないのだということをあと何度繰り返せば僕は学習できるんだろうと思いつつお送りする寝言日記でございます。

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というわけで、新しい小説を読み始めたわけですが……
その米澤穂信先生の代表作である(多分)短編集『満願』です。
いま日本でミステリを語るなら欠くことができない重要な作家。多分。
そして、史上初のミステリーランキング3冠の作品!

今までにこの作家の本は……
あれ? なんか1冊だけ読んだと思うのですが思い出せない。
記憶違いかな?

で、今日から読み始めました。
全六話の短編集。三話まで読み終えましたが……
第一話、第二話と話のうまさに唸らされます。さすがのオモシロさ。
と思ったら……
第三話の『石榴』が……
いや、これもできの良いお話ですよ。
でもね……こう、後味の悪いヤツです。これもイヤミスになるんですかね……
ウマいだけに、こう、ずーんとくるんですよ。お母さんの心境を思うと……
あと、なんでこんな男が……という憤り。

短編集だけに、次にどんな世界がくるのかまったくわからないのです。
ちょっと続きを読むのが辛いです。

まあ、でも読むんでしょうけど……

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さて、そんなこんなで辛い気持ちになったあなたへご紹介するマンガは……
百名 哲(ももな さとる)先生の短編集『冬の終わり、青の匂い』でございます。
初めて読む作家さんで、なぜKindleの中に入っていたのかさえまったくわかりません。
表紙を見ても、ちょっとカタい感じの絵で、まったくわたしの好みではなさそうでした。なので、まったく期待せずに読み始めました。

最初の『ばかねこ』は、また表紙とは全然違うお気楽ヘタウマな感じの絵柄で繰り広げられる人語を解する猫とその飼い主のお話。
この妙な猫のセリフがちょっとヤバくてキワモノ見たさで読み進めてしまうわけですが、途中からこの飼い主と猫の繋がりがうっかり良い感じに。
で、そういう感じなのかと思ったら続く『整備兵』と『サムライ戦隊ブシドーファイブ』でまたまったく異なる世界へ。さらに『接ぎ木』辺りで「ああ、この作家すごい」と素直に賞賛。『人糞』なんて話で心に刺さるなんて狙いが特殊すぎる!
一番好きなのは『桜の頃』そして『聴こえてくる歌』ですけど、まあ、全部好きです

絵柄はやっぱりカタい感じですが、沢さんはとてもとてもステキでした。

今年のベスト3は先日発表したもの(http://red56.sblo.jp/article/185182999.html)で間違いありませんが、この作品も個人的ベスト10に入るお気に入りです。



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というわけで昨日2018年12月20日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2163ページ。ありがとうございました。

よっしゃ、とりあえずこの三連休が年末年始の休みの行方を占うことになります。
アレもコレも進めるぞ〜

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』また一巻からかなあ。
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『血潜り林檎と金魚鉢男』を読みました。けど、続きがあるんだよな〜


2018年12月20日

ひび割れた世界の人びと『悪童日記』

昼寝研究所寝言レポート#1733

いつも通りのこととはいえ雨上がりの国道を這い回るナメクジを全て集めてこいというのは少しばかり酷かもしれないがそんなこと気にもせず少年は黙々と赤い自動販売機から青い自動販売機までという範囲を両手とヒザをついて進み始めて途中でカタツムリも集めるのかとバナナがおやつかどうかを訊ねるような口調で訊いてきたのでもちろんと答えるとカラは食べてもいいのかと重ねて訊ねてきたのでもちろんと答えるとおもむろに手にしていたカブトムシを食べ始めるのでちょっと慌ててまてお前何をいったい集めているんだと問いながらお送りする寝言日記でございます。

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というわけでアゴタ・クリストフの『悪童日記』を読了しました。
うわー、なんじゃこりゃ〜
不思議な読後感。

激動の時代、場所を舞台にしつつ、最後まで乾いた感じでした。
オモシロく読めましたが、気軽にオススメできないかなあ……
読んで楽しくなる小説ではなく、色々と考えてしまうような作品。
登場人物で幸せになった人はいるのかなあ。

ただ、小説ってスゴいんだ、ということがわかります。
続編があるのですが、どうしようかなあ……



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さあ、次は何を読もうか考えています。
とりあえず日本のミステリにしたいです。
ウマいウマいと評判のあのプロ作家の短編集にしようかなあ……何年もKindleで寝かせたので、そろそろ読み頃でしょう。これも楽しみ。

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あ、明日は3月のライオンの14巻の発売日じゃないですか!
しかもこの表紙のカワイさはナニゴト。
で、いまマンガの中では何が起こっているんでしたっけ……
ああ、そうか……うわー、どうなってしまうのか。楽しみだけど、あまり話が進まない気もする……
このマンガ、大好きではありますが、着地点がどうなるのか、まったくわかりません。
いつまでもその世界に浸っていたい気もするし、オモシロいままで終わってほしいという気もします。贅沢な注文ですが。

まあ、結構辛いストーリーもあるのですが、登場人物達に救われるのです。

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というわけで昨日2018年12月19日の自作Kindle有料版ダウンロード数は3冊。無料版が4冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2204ページ。ありがとうございました。

さあ、今日も少しずつナニか進めるぞ!
「すすめるぞ」と「するめです」は入れ替えても18%ぐらいの人は気がつかないんじゃないかなあ。

それでは本日もお疲れさまでした。
お休みなさい。


未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』また一巻からかなあ。
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『血潜り林檎と金魚鉢男』を読みました。けど、続きがあるんだよな〜


2018年12月19日

そして次の扉へ

昼寝研究所寝言レポート#1732

いつも通り夜空に浮かぶ白い月を見上げながら物思いにフケるのはなかなか良い絵だぞと思ってさてそんなバッチリ決まったシチュエイションで何を考えればいいのかというところから考えなければならないということに気がついてだとしたらそれに相応しいナニカを考えるのは冬へと向かう薄ぼんやりした太陽の下が良いのではないかとでもそんなことを言ったらずっと昼と夜を繰り返すハメになってしまうじゃないかと自分にツッコミを入れつつちっともそうじゃないことなんかもうわかってるんだずっと前にと不意にこみ上げる寂寥感にもうこれと白い月でいいやと思いつつお送りする寝言日記でございます。

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Mリーグですが……
開幕してから絶好調だった渋谷ABEMASがここへきて急激に調子を崩して、400以上だったポイントが-80まで落ち込んで、もうどうなってしまうのやら。
サービス精神を忘れない白鳥翔プロも好きな雀士なので、頑張ってほしいけれども、他にも好きなチームが多くてもう何がどうなっても結局楽しくてららら〜。

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えー、今日から新しい小説を読んでいます。
あの『悪童日記』ですよ。今日で一気に43%まで。
ミステリでもSFでもない。これはもしかして『文学』とやらですか?
乾いた艶事がそれっぽいのでしょうか。よくわかりません。馴染みのないジャンルです。
まあ、有名な作品で、学生の頃から何度か読もうと思ったのですが、ここまで読まずに来てしまいました。
そういう本がたくさんあって、結局一生読まないままなのか、と思ったら俄然読む気になりました。

ミステリであれば何か『事件』が起こって、それが最後には大体『解決』することが約束されているわけです。
しかし、このようなオハナシはどこへ向かうのかまったくわからないです。

まあ、リアルだかなんだかよくわかりませんが、するすると読めてしまいます。今のところとてもおもしろいですが、なんか行き先は明るくないような気がします。

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というわけで昨日2018年12月18日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が6冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数はは1437ページ。ありがとうございます。

うわー、今日ももう残り30分。でもあれもこれも少しずつやるぞ!

それでは本日もお疲れさまでした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』また一巻からかなあ。
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『血潜り林檎と金魚鉢男』を読みました。けど、続きがあるんだよな〜


posted by Red56 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記