2019年01月23日

異形の世界の捻れ『BEASTARS』

昼寝研究所寝言レポート#

いつも通り床や壁に水玉模様があると無条件にそれを数えようとしてしまうのだけれどいつもその一部を見て5かける5で25でそれがたくさんあるから25の倍数かと思いきや端の方が適当になっているからもう何もわからないと諦めてしまうよくある感情に何か名前をつけてもつけなくても一向に構わないと思う感情に名前があるのかないのか気にしないままにお送りする寝言日記でございます。

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咳……
多分、今日は昨日の6割ぐらいになったと思うのです。
このまま収束してくれないかなあ……

でも、明日は病院に行こうかなあ……
この間、おくすり手帳を(またしても)もらったので、それを持っていこうと考えています。

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さて、未読のコミックス1巻を探してKindle内をさまよっているのですが、本日見つけたのは既に大ヒット。板垣巴留(いたがき ぱる)先生の『BEASTARS』でございます。

動物擬人化学園もの、ということは知っていました。
もうそれだけでちょっと……と思っていたのですが、評価はやたら高いようで、いったいどうして? と、ちょっとだけ気になっていました。
かつて『さるマン』でも定義された、動物擬人化マンガにおける食生活のタブーとか……ようするにムリがありすぎるのです。

そう思いつつ、セールで手に入れていたであろう1巻を読んでみました。
……おお、これはスゴい。
すぐに2巻を買ってしまいました。

肉食と草食の動物が同じ学校に通っているのですが、肉食動物が肉を食べるのは御法度。学校の食堂でも、街の飲食店でも肉は一切出ないのです。
なんじゃそのイビツな世界……
そして、肉食動物はその本能を失ってはいないという……

そんな中で彼等はお互いの信頼によって共存生活を送っているのです。
設定が特殊すぎるぞ……

その中で揺れ動く主人公(ハイイロオオカミ)のレゴシ。
彼がいい奴なのですが、ちょっと底の見えない恐ろしさも感じさせます。
彼を取り巻く動物たちとの関係が生み出す、捻れたドラマ。
なんという危うさ。脆い均衡の上に成り立っている風変わりな世界。

……最初の猟奇的な事件は今後どのように展開していくのか。

先がまったく読めません。
いやあ、素晴らしい。



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というわけで昨日2019年1月22日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が6冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1342ページ。ありがとうございました。

さあ、今日は日記を上げたあとでまだ作業をする時間があるぞ〜

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『海街diary』6巻7巻読みました。


2019年01月22日

柔らかく残酷な世界『クジラの子らは砂上に歌う』

昼寝研究所寝言レポート#1766

いつも通り止まらない咳と共に一日が過ぎていくわけで咳をするごとにその勢いで少しずつ後ろに下がるのが怖いのでそれを何とか創意工夫で乗り越えられないかと考えた結果わずかに横を向いて咳をすればうまいことその勢いを回転エネルギーに変換できるのではないかなどと下らないことを思いつくのもどうかと思うけどそれをこうして書き記すことに何の意味があるのかまったく自分のオロカサにあきれかえりつつ目を回しながらお送りする寝言日記でございます。

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まだ咳がすごいのです。
これは放っておいて治らないのではないかと。
そろそろまた医者にかかるべきなのではないかと思うわけです。
うーむ……

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梅田阿比(うめだ あび)先生の『幻仔譚(げんしたん)じゃのめ』の1巻を、いつの間にか入手していたので読みました。
1巻だけではまだよくわかりませんが、その絵の独特な空気が妙に気になって、他にどんな作品を描いているのかと調べたら……

おお、ちょくちょくタイトルを目にする『クジラの子らは砂上に歌う』の作者でした。
以前から1巻は持っていたのですが、ずっと寝かせていました。

買ったけどそのまま、というマンガも無数にありそうですが、もう未読の数が多すぎてその大部分とは二度と巡り会うこともないのではないかと……

で、読んでみたら、非常におもしろかったので、慌てて2巻も購入して読みました。

砂の海を航海する島のような巨大な船(のような何か)で生活する人々。
自分達以外の存在を知らない彼等は自分達の掟に従い、平和な暮らしを送っていました。
ある日、島(のような何か)にたどり着き、そこでとある発見をします。
それが彼等の生活を大きく変えてしまうことに……

……なんでしょう。
なかなかに面倒な設定ですが、それを丁寧に描いています。
じゃのめでもちょっと感じたのですが、純粋な人達に降りかかる脅威の描き方、そこでの人の心の揺れ具合を描くのがうまいというか……
どこへ行き着いても楽しくはならない感じですが……

主人公の残した手記を元に、作者がマンガにしているという体で描かれているのも、いまどき珍しいスタイルかと。それもいい具合に雰囲気を盛り上げています。

というわけで、しばらくこの物語に付き合おうと思います。



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というわけで昨日2019年1月21日の自作Kindle有料版ダウンロード数1冊。無料版が11冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は988ページでした。ありがとうございました。

うーむ、とりあえずあれこれ再開します。
しかし、こんなに不調が続くのは初めてですが……これが年をとると言うことかもなあ……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『海街diary』6巻7巻読みました。

2019年01月21日

33件目のレビューいただきました!

昼寝研究所寝言レポート#1765

いつも通り大きな月を見る時には目を大きく開けることにしているわけでそれが何故かという疑問を抱く御仁の為に説明しておくと景色というのは全て光だということは容易に理解いただけると思いますが目はその光を受け取り映像に変換する器官であるわけでだとすれば目を大きく開けることでより多くの光を集めることができるわけだから大きな月をより大きく見ようと思えば目を見開くのが一番手っ取り早い方法であることは自明の理と申すことができようとできまいと瞬きもせずお送りする寝言日記でございます。

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あ、そういえば拙著『チョコレートの天使』に33件目のレビューをいただきました!
嬉しすぎる感想です。本当にありがとうございます!
頭の中で何年も考えていたものをなんとかカタチにできてよかったです。
この長い&クドい小説、こんなにいろんな人におもしろいと言ってもらえるなんて……
この小説の感想をずーっと繰り返し読んだまま朽ち果てたい……



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さて、体調も戻りつつあるようです。
普段の元気な時の数値を38とすると、いまは27ぐらいでしょうか。
咳もそんなに出ていないようです。

そんな状態で読むのは2018年に読んだマンガの中で一番おもしろかった『妄想テレパシー』です。
もう1巻から6巻を10回以上繰り返し読んでいます……
何度読んでもおもしろい……

いまは5巻を読んでいます。
一番好きな四コマは5巻の『江藤さんの見解』でしょうか。

あと、戸田くんの妹の紅葉さんがあることに気がつくところの理屈が鋭くていいです。
5巻は色んなことが大きく進展するんだよなあ……

現在、Web上で6巻の続き(つまり最終7巻の分)が日々更新されているようですが、単行本になってからゆっくりと読みたいので、ひたすら待っています。
どんな風に着地するのか、とても楽しみです。



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なんか、ちょっと前に白熱電球が電球型蛍光灯に置き換わって、電気代お得で寿命も数倍に、と散々言われていたので必死に買い換えましたが、その蛍光灯の寿命が来る前にさらに電気代のかからない&長寿命のLEDの時代になってしまったので、蛍光灯の時代は何だったのかと思いつつ徐々にLEDに切り替えているわけですが……

最近になってトイレのLEDがほぼ点灯せずに薄ぼんやりと光るだけになりました。
寿命短いやんけ……
部屋ではまだ電球型蛍光灯がバリバリ現役ですが……
そんなに使用時間に差があるかなあ……

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というわけで昨日2019年1月20日の自作Kindle有料版ダウンロード数は5冊。無料版が8冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1261ページ。ありがとうございました。

多分、明日には完治しているんじゃないかな〜
ここ1週間ぐらいそんなことを思っているような気がする……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『海街diary』6巻7巻読みました。
posted by Red56 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 自作のKindle本情報

2019年01月20日

タイトルだけではない『ライカ、パブロフ、ポチハチ公』

昼寝研究所寝言レポート#1769

いつも通りゆるゆると過ぎていく休日ですが体調の悪い時はひたすら寝ているしかないような状態でいつも以上にゆるゆるでもうどうしたらよいものかと寝て起きて気がつけば一日が終わっているというのはある意味最高な気もしないでもないから今日もかなり最高であると思わなきゃやってられないかと思ったけど思わなきゃと思わなくてもそう思えるのだからそれはそれで良かったなあと思いながらお送りする寝言日記でございます。

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今日は午前中にPrime Videoでレンタルした映画……タイトルなんだっけ……
パシフィック・リム アップライジング』でした。

言わずと知れた怪獣vsロボットの戦いを描いた『パシフィック・リム』の続編。
前作がとてつもなくカッコよかったので、続編作成のニュースを見て期待していたのですが、どうも評価があまり芳しくないようで、ちょっと迷っていました。

で、体調が未だに優れない機会を利用して思い切って見てみました。

……おもしろかったです。
が、前作を100とすると80ぐらいか。
ロボットが軽い動きで、なんか嘘っぽいんですよ。
あの、前作の、海から帰ってきた時(でしたっけ?)の重々しさが……
その辺りのこだわりは監督が変わってしまったために失われたのでしょうか。

街の様子などのCGは凄まじいです。なんか、一切の妥協がない壊し方で、それは迫力がありました。

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なんか腿が冷えるのが気になるのです。
午後は大人しく寝てました。

そして読んだのが四ツ原フリコ先生の『ライカ、パブロフ、ポチハチ公』です。
このブログを検索したら、3年以上前に雑誌のバックナンバーで読んでいて、それよりも前に単行本もタイトルに惹かれて買っていたことが判明。
そのまま忘れていたことも判明。
そして、本日改めて全部読んでみました。

どれもこれも設定にクセがあっておもしろいです!
ただ、不満は短編であるために、その後が読めないということ。
続きが気になるのに……

というわけで、三年寝かせてよい感じになっていました。オススメです。



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というわけで昨日2019年1月19日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1093ページでした。ありがとうございました。

ああ、ちょっとアレをアレする力が残っているのか……
夜になって咳も少なくなってきたと思うのですが……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『海街diary』6巻7巻読みました。