2019年09月03日
伝説を見せてくれた『SHIORI EXPERIENCE』
昼寝研究所寝言レポート#1989
今日も『SHIORI EXPERIENCE』について。というか、それだけです。
昨日から延々と読み続けて、ついに最新13巻まで。
昨日、散々褒めたので、今日はちょっと落ち着いてご紹介。
これ、最初は紫織センセイと天才ギタリスト背後霊のお話なのですが、途中から完全にバンドマンガになるんですよ。
紫織センセイは天才ギタリストのアドバイスでうまくなることができますが、その他のメンバーは基本的に「ただの人」です。
彼等がバンドとして楽曲の完成度を高めるためにはまず演奏力を高めるしかなく、そのためには「練習」しかないのです。
しかも、一人一人が背負っているモノが重かったり辛かったりするわけです。
そんな彼等が自分との、あるいは環境との戦いを乗り越えてその一歩先へ行く姿が延々と描かれます。
全員です。例外はありません。
8巻の井鈴さんの姿はもうなんというか……あのセンセイもこの生徒も、みんな歪んだ美しさ。優しさ。
そして、彼女がたどり着き、さらに切り開いたあの曲の新しい可能性。
……控えめに言って魂が震えます。
ここから、さらに各メンバーが、とその前に入るエピソード。
これがまた……井鈴さんの話がこんなところへ繋がって……
それが9巻そして10巻。あの涙へと。
所々で、実在する歌が挿入されるわけですが、あの曲が使われるとは……
連鎖によって弾けて、それが人を違う場所へ誘っていくのですが、それもまた強烈な痛みを伴います。
そして、ついにあの人まで……これにはびっくり。
もうこれ以上のエピソードあるのか、というところで始まる11巻。唯一、こう、ちょっと空気が違うあのキャラにスポットが。
あー。これ、ここを掘り下げるかと。
また絆を深めたメンバー。
と思っていたら12巻でまさかの「ライバルバンドのお話」に。強烈な日々を背負って、でもいまここにいるんだという彼等の叫び。うわー、かっこよすぎる〜もう優勝でいいよ!
と思わせてからの13巻。
12巻であれだけ盛り上がった会場に、いよいよ我等がメンバーが!
ドラムス一人からのライブ開始。もう、読んでいてワクワクが止まらないっす。
いよいよ奴等がやってくる。みんな覚悟しろよと。
そして始まる一曲目。
もう、絵が激しく動き回ります。
文字を使わずに曲を、熱を、演奏を、歌声を、さらにはグルーヴを表現しています。それがガンガン伝わってきます。
そして、2巨目3曲目(キーボード!)、最後にあの曲が皆に突き刺さる。
ああ、もう最高だ!
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というわけで昨日2019年9月2日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が2冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は709ページ。ありがとうございました。
いやあ、もうね、ちょっと井鈴さんの1/50ぐらいは頑張らないと。
それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
*2019年3月以前の1800回分の日記(主に戯れ言)は以下からお読みいただけます。
http://red56.sblo.jp/