2019年10月27日

安定と発展『事情を知らない転校生がグイグイくる。』

IMG_20191019_100049.jpg

昼寝研究所寝言レポート#2043

午前中に娘のリハビリを兼ねて近くのイオンモールへ徒歩で。
途中で写真をたくさん撮りました。
やはり古いZenFoneの方がマクロ撮影が得意なのです……

=====================

紀伊国屋書店へ行き、無事に川村拓先生の『事情を知らない転校生がグイグイくる。』の4巻をゲット。

帰ってから3巻、4巻と読みました。

今回はまるまる運動会。その前の骨折イベント。
クラスの中での西村さんの立場に変化が訪れます。

……いや、相変わらず幸せな気分になれるマンガで、クラスの子が西村さんをからかったり、太陽君をからかったりして、それを太陽君が絶妙の受け答えで悪気なく寄せ付けないという愛すべきパターン。
いつまでも同じことが続くのかと思ったけれど、そうではないのかも。



=====================

ジョジョの第三部のアニメを見ています。まだ第二話。
いまのところおもしろいです。

=====================

この休みで少し部屋の掃除ができました。
本がまた少しずつ増えているので、古いものを処分しております。
ただ、昔の広告の本とか、サブダの飛び出す絵本とか、シャーロックホームズのゲームブックとか、捨てられないけど嵩張る本が多くて、ちょっとなあ……

まあ、アレやコレや捨てるか……

『分解博物館』というビジュアルディクショナリーなる古い本を持っているのですが、こういうのこそ電子書籍になってほしいのに……

=====================

というわけで昨日2019年10月26日の自作Kindle有料版ダウンロード数は2冊。無料版も2冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1994ページでした。ありがとうございました。

いま、事件について書いているのですが、まあ、またこんなアレでよいのか、という思いもあるのですが、このシリーズに相応しい無茶な仕掛けかと。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

2019年10月26日

堺の休日

IMG_20191019_100039.jpg

昼寝研究所寝言レポート#2042

今日は朝からローマの休日を見ました。
25年ほど前に一度見たことがあるようなないような……内容はほとんど覚えておりませんでした。

オードリー・ヘプバーンがひたすら可憐な映画でした。
古い映画でも、テンポが良く、まったく飽きさせないつくりになっています。
まあ、他愛のないストーリーですが、これは「身分違いの出会いと恋」というパターンのオモシロさを広く知らしめた作品かと。
Amazonプライムビデオではオードリー・ヘプバーンのドキュメンタリーがあって、それによれば、あの有名な真実の口でのブラッドリーの手が、というシーンはアドリブだったそうです。なので、あのアンの驚きは……
また、オードリー・ヘプバーンは演技の本格的な勉強をしたことがなかったため、ラストシーンで泣くことができず、何度もリテイクになり、ついに監督から怒られて、それで涙がでたそうです。

安易な終わり方ではないところも含めて良い映画でした〜

https://amzn.to/2JmqvgM

=====================

『このセルフパブリッシングがすごい!』の投票をしました。
https://konoselpub.tumblr.com/



今年は自費出版的な電子書籍であればマンガも投票OKというので、この日記にも書いたことのある作品に投票しました。

楽しみです。

=====================

というわけで昨日2019年10月25日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が8冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1376ページでした。ありがとうございました。

休みの日にはやけに早く起きてしまって、夜にたまらなく眠いという……
まあ、小説は地道に進んでおります。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年10月25日

今は昔の情熱

IMG_20191013_131129.jpg

昼寝研究所寝言レポート#2041

本を探す。というか、読みたいのに手に入らない状態というのがあります。
いや、今は滅多にそういうこともないのかもしれません。
ネットで探せばとりあえず大抵の本を見つかります。

わたしが高校生の頃はそうはいきませんでした。
高校の図書室は、夏休みは何冊でも本を借りられるようになっていました。わたしは欲しい本は大体購入していたのですが、母のリクエストでクリスティとクイーンを20冊ぐらい借りました。
高校の図書室にはこのミステリの巨匠のハヤカワと東京創元社の文庫がずらりと並んでいたのです。
で、わたしも暇なので庭の小屋に括り付けられたハンモックに寝転がってクイーンとクリスティを読みふけっていました。

子供の頃から子供向けミステリの叢書はたくさん読んできました。ナンシー・ドルーやチャンス・パーデュー、マガーク探偵団、少年探偵ブラウン、あかね書房の謎のシリーズ。ホームズも何作か読んでいました。

しかし、高校の時に読んだクイーンとクリスティから得られる楽しさは、完全に別ものでした。

そこからミステリに夢中になりました。
そして、あるとき古本屋でカーの『赤後家の殺人』と出会ってしまうのです。
この作家が『密室の帝王』などと呼ばれていることは文庫の巻末の宣伝や、目録で何となく知っていました。
が、特に「密室」に興味があったわけではなかったのです。まあ、おもしろいミステリだったらいいな、ぐらいの気持ちで手を出したと思います。

しかし、そこには強烈過ぎる謎が広がっていました。

「その部屋に泊まった者が謎の死を遂げる」という言い伝えのある館。
面白がってその謎に挑戦する人々。皆がその部屋の戸口を見守る中、繰り返される悲劇。

そして、最後にすべてが合理的に解き明かされていくという……

密室を始めとする不可能犯罪モノは手品的な傾向が強くあります。
読者という観客を驚かせるために繰り出されるトリック。
驚きました。そして、カーの魔法にすっかり魅了されました。

そこからカーの本を探し始めたのですが……
必死にハヤカワと東京創元社の文庫を集めました。
目録を見ては、作品の紹介に胸を躍らせ、行ける範囲の本屋、古本屋を回りましたが、田舎なのでどちらも少なく、規模も小さく、カーの本はあまり見当たりませんでした。

書店に取り寄せを頼んだのもカーの本が初めて。
が、あろうことかほとんどの本が「品切れ」という……
読めない本がたくさんありました。

その頃、東西ミステリーベスト100という文庫本を入手しました。
そこにはカーの本やクリスティも並んでいましたが、日本のミステリでも数多くの「不可能犯罪モノ」が紹介されていました。
その一つが島田荘司先生の『占星術殺人事件』でした。
比較的簡単に文庫が入手でき、読んで見たらば……
おお、なんということか。凄まじい驚きがそこには待っていました。

密室以上の不可能犯罪。それが描かれた一番優れた作品ではないかと思いました。いまでもそう思っています。

そこから島田荘司作品を読み漁りました。
ところが、すぐに尽きてしまいます。まだそれほど多くの作品が出ていなかったのです。
大学へ行って、あるとき書店に平積みされた新刊『異邦の騎士』を読んで、ああ、この作家が本当に好きだと思いましたとさ。

=====================

なんかダラダラと書いてしまいましたが、あまり読み返しもせずにこのまま公開。
出だしと結論が別ものになった感も日記の醍醐味であるとしましょうか。

=====================

というわけで昨日2019年10月24日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2697ページ。ありがとうございました。

ありがたいことに『チョコレートの天使』がSF・ホラー・ファンタジーでずっと1位なのですが……例によって何ページ読まれているのかまったくわからないので、手応えもふにゃふにゃです。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年10月24日

千鶴江様の小説

IMG_20191013_131106.jpg

昼寝研究所寝言レポート#2040

というわけで木曜日が過ぎ去ったわけです。
今日は梅田でセミナーに出席。
おお、SIMの入ったIoT機器は無敵だな……

=====================

さて、昼にちょっと待ち時間があったので、梅田の紀伊国屋書店を覗いて見ました。

欲しい本が何冊かあるので、ちょっと雰囲気を掴むために見たかったのです。

特にイラスト集です。
おお、これは欲しすぎる……
あ、なんと安吾のあの短編を描いた本が出るってさ! これも欲しすぎる……

いま日記を書きながら本屋で見たイラスト集の作者名などチェックしていたら『金魚姫図鑑』という気になる書籍が!
金魚擬人化イラスト集というやつですが……Kindle版のサンプルをダウンロードしたところ、内容がほんのちょっとだけわかって、それがまたラブリーです。
欲しいな〜


=====================

Kindleの「サンプルをダウンロード」って機械的に冒頭から数ページが見れるだけで、まったく役に立たない時ってありますよね。
イラスト集の雰囲気が知りたいのに、表紙、文字、白いページ、目次、目次、サンプル終わり、みたいな。
マンガも結構そんなことがあります。

これがサンプルとして機能したことって有史以来ないと思うのだけど、一か八かやってるんでしょうか。

=====================

おお〜麻雀遊戯王とかいう番組がおもしろい!
バラエティだけどプロを呼んで、麻雀と関係あるようなないようなことを色々聞いていて楽しいです。

岡田プロの回と、瀬戸熊プロの回を見ました。
二人とも好きすぎる……


=====================

夜に病院へ。
血圧は最近落ち着いているのですが、ちょっと逆流性食道炎がひどくなったかなあと思った(というか健康診断でそういう結果が出た)のでガスターを出してもらいました。

=====================

帰りの電車で『六花抄』の表紙の色つきラフが送られてきてテンションが上がりました。わーい、千鶴江様だ〜
この小説は千鶴江様のために書かれたものなので、千鶴江様がどどーんと存在感を放つ表紙が理想だったのです。
できあがったら、現在のものを更新して、なんとかいま持っている人のデータもアップデートされるようにしたいと考えています。楽しみにお待ち下さい。
早く見たい人は、絵描きの篠宮さんがわたしとのやりとりをTwitterで公開しているので、検索すれば見つかると思います。

いまKindle本のリンクを貼ってもしょぼいわたしの作成した表紙なので、一部抜粋してご紹介。

 四阿の側を通りかかったとき、竹垣の向こうに何か白いものが見えた。四阿の裏には澱んだ水をたたえた小さな池がある。鮒だか鯰だかがいるらしいけど、時々何かが跳ねる音がするだけで、その姿を見たことはない。
 竹垣の裏へ回り込むと、千鶴江さんが池の縁に座って水面を見ていた。真っ白な着物が、まるで光っているように見える。帯はとてもきれいな赤。僕はこの格好の千鶴江さんが一番きれいだと思う。
 千鶴江さんは祭りや禊、先ぶれの時など色々と着替える必要があるけど、僕とガコウはいつも麻の甚平を着ている。生地が硬いけど、丈夫なやつだ。
 千鶴江さんはいくつなのだろうかとガコウに訊ねたことがある。ガコウは『俺達よりは年上だろうな。ユノノミは自分の年を十二って言ってたから、千鶴江さんなら十五ぐらいじゃないの』と言っていた。僕等はあまり他の人を知らないけど、比べるのはうまいやり方だと僕は感心したものだ。でも、人と違う不思議な力を持っているのだから、年にそれほどの意味は無い。普通の人はいくつになってもそんな力を得ることなどできないだろうから、やっぱり一番特別だ。
 僕は小石を拾うと池の真ん中に放り投げた。波紋が広がり、千鶴江さんのところまで届く。
 千鶴江さんが顔を上げて僕を見た。肌がいつもより白く、紅を差しているのは化粧を落としていないのだろう。目が赤いのが不思議だったけど、すぐに泣いていたのだと気がついた。そんなときに何を言えばいいのか僕にはわからない。
 僕は黙ってそこに立っていた。頭上を行く鴉が間抜けな声で鳴いた。僕は空を見た。僕も悲しくなった。


=====================

というわけで昨日2019年10月23日の自作Kindle有料版ダウンロード数2冊。無料版が0冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2073ページ。ありがとうございました。

あ、昨日『チョコレートの天使』にレビューが増えたのを喜んでいただけでお礼を言っていないという……改めてありがとうございました! また次の小説を書く力になります!
と思ったら、本日『サマータイムリバース』に14件目のレビューが。
なんと、チョコレートの天使を読む前にわたしがオススメしているサマータイムリバースを読んでくれたとのこと。ありがとう過ぎます〜
このあとチョコレートの天使に進むというのですが……あっという間に話が沸騰するサマータイムXXに比べると、チョコレートの方は火がつくまでが長いです。というか、何が火なのかわかるのはかなり終盤という……

よろしくお願いいたします。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記