2019年10月03日
孤独と孤独『スペクトラルウィザード』
昼寝研究所寝言レポート#2019
本日は10月3日なのでお昼休みは難波の旭屋書店へ一目散に歩きます。
あ、本当は一目散は脇目も振らずに走るという意味です。
脇目をめっちゃ振り振りしつつ歩きましたのでこれを似非一目散と名付けて明日から積極的に使っていこうかと思います。
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旭屋書店で店の人にポケミスが通じないことにちょっとショックを受けつつようやく見つけたハヤカワ文庫の棚の一番下のわずかなスペースにしかポケミスがないことにもちょっとショックを覚えつつ、しかし目指す新刊が平積みになっていてその表紙の美しさにもう何もかも許す許すと呟くつもりがちょっとヨーデル気味に歌ってしまっていたことに驚きながら気を良くしつつレジへ。
というわけで、一部ちょっとした大嘘を交えつつ無事に入手しました。
陸 秋槎(りく しゅうさ)先生の『雪が白いとき、かつそのときに限り』を。
基本的に未読の本をここに載せないのですが、こんなんおもしろいに決まっているような気がしないでもないので。
(おもしろくなかったらこっそり消します。)
https://amzn.to/2oHUx73
このタイトル、ちょっと日本語として不自然ですよね。作者が北京生まれだから、翻訳なのです。そのせいでこのタイトルなのかなあ、と思っていたのですが、先ほど巻頭の引用を見て思わず唸ってしまいました。
こんなカッコイイタイトルありか!
もはや楽しみしか感じないです。
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さて、冒頭でちょっとテンションがおかしいのは本日このマンガを読んでしまったから。
模造クリスタル先生の『スペクトラルウィザード』です。
えー、毎度模造クリスタル先生の作品は紹介が難しいので、あまり詳しくは触れませんが……
なんというか、この作者がどこまで孤独を知っているかわかりませんが、この物語に出てくる魔術師であるスペクトラルウィザードはとても深い孤独の中にいます。
考えてみれば他の作品の『黒き淀みのヘドロさん』でも孤独が当たり前のように描かれていたような……
かつてたくさんいた魔術師の生き残りと、それを追い詰めようとする人間のユルい戦いのオハナシ、と言えないこともない。
もう、魔術書のタイトルのセンスや、ダイウラストのエピソードや、バカバカしいモノを積み上げて、できあがった歪な物語のなんとバカバカしく切ないことか。
Amazonで購入できる模造クリスタル先生の作品は読み尽くしたのですが……なんかどこかに同人誌的なカタチで売ってるのかなあ……
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MicrosoftのSurfaceの新型が発表されました。
2画面PCであるSurface Neoが欲しい……もしかして、最強の電子書籍マンガリーダーじゃないですか?
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1910/03/news067.html
ただし、すぐに販売となる他の製品と違って、二画面のこいつは来年の年末発売予定だって。まさかの1年以上先。
ただ、他のPCメーカーからも同様のコンセプトのものが出てくるそうです。
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というわけで昨日2019年10月2日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1052ページ。ありがとうございました。
ええっと、小説をちょろっと書いて寝るか……
それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。