2019年12月14日

『ピクニック』の素晴らしさ

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昼寝研究所寝言レポート#2091

いや、おもしろいです。
宇都宮敦さんの『ピクニック』ですよ!
これはすごく刺激的。
が、あまりに知られていないかと。

まあ、わたしもつい最近まで知りませんでしたから。短歌が何かもわかっていません。
穂村弘さんのエッセイは本の雑誌で読んでいますが……

こんなスゴい才能が広く知られないというのはもはや大きな損失では。
というわけで、この本でいま目についた三つの短歌をご紹介。

ひとりは防寒ひとりはかっこいいと思いフードをかぶったふたりができた

はなうたをきかせてくれるあおむけの心に降るのは真夏の光

ブラウン管はずしたテレビで飼っていたチャボの話をもう一度して

さあ、どうぞ。こんな素晴らしい世界を堪能できる歌集。
こんなに短い言葉が、読み手の頭に入り込み、紡ぎ出される世界の広がりに驚くばかりです。

税込み2200円+送料300円ぐらい。
現代短歌社で購入できます。

https://gendaitanka.thebase.in/items/14951762

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ドングリFMが、なんと『再放送』を始めます。

いったい何を言っているのかというと、本放送は480回ぐらいまできているのですが、過去の放送を聞こうとするとなかなか手間がかかるようで、特に初期の頃のデータが聞けるページまで遡ろうとすると、延々と「前のページ」を遡り続けなければならないと。
そこで、公式ページで第一回放送から順次聞けるようにしていこうという試みが。

https://donguri.fm/n/n0ba51d7fbc31

おお、わたしも随分前からきいているつもりですが、第一回は知りませんでした。

2019年12月17日から聞けるようになるそうです。

最近の放送では『478 立食パーティーと目的意識』の回がおもしろかったです。できる人、組織をまとめる人ってのは目的を達成するためにある程度『ひとでなし』であることも必要かと思いますが、なつめぐさんの見事なひとでなし感がリアルに感じられるエピソードです。
https://soundcloud.com/dongurifm/478a

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今日は午前中買い物に行って百均の色紙用額を買ってきて、家に転がっていた水性ニスを塗りました。
しかし、慣れないことをしたので、あまり綺麗な仕上がりにはなりませんでした。まあいいか……
とりあえず、青木先生の短冊状のイラストと、この前の個展の絵はがきを入れてみました。前のやつが狭かったので。
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娘とジェレミー・ブレッド版シャーロック・ホームズを見ました。ボヘミアの醜聞。
Amazonでプライムの見放題になっていなかったので、1話購入です。
レンタルと購入が同じ代金なのはなぜ?
これ、母が好きでよく見ていました。たしかDVDも買っていたはず。

ホームズ、本当に変装してる……すごいな。

見終わったら、オススメのところになんとブラウン神父が。
BBCで作ったのかな……ちょっと時代が現代になっていますが……まあ、それなりにおもしろかったです。トリックはそのままで、人間関係を複雑にしている感じですかね。というか、原作の話を忘れています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Father_Brown_(2013_TV_series)#Series_1_(2013)

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というわけで昨日2019年12月13日の自作Kindle有料版ダウンロード数は4冊。無料版が2冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は3032ページ。ありがとうございました。

あれ? あんまりアレもコレも進んでないな……休日は洗濯やら買い物やら食事の用意やらあるので、なかなかキビシイです。
が、少しでも進めるぞ〜

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 紙の本のオススメ

2019年12月13日

いつの間にやら別の世界

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昼寝研究所寝言レポート#2090

はい、すみません。近所の本屋ではなく、なんばの旭屋書店でこのミステリーがすごい! を買ってしまいました。
1位の作品は……おお、これか。前から表紙が気になっておりました。
この作家のデビュー作を読んだような気がしますが、気のせいかも。
とりあえず、これを読むべきなのか……

このマンガがすごい、が見当たらなかったぞ……
あと、ちはやふるの最新巻も発見しましたが、まだ前の巻も読んでいないという……
最近はKindleでないマンガを後回しにする傾向が強いです。

あら? このマンガがすごい 2020年版がAmazonにも影も形もないぞ、と思っていたら、まさかの回収騒ぎに。
インタビューページに不備があったとのことですが……

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さて、Kindle PaperWhiteを買ってから順調に本を読んでいる、と書いてきましたし、さきほどまでそう信じていました。

しかし、本日驚愕の出来事が!

とりあえず、Kindleで持っている小説を片っ端からこのKindle端末にダウンロードしていたわけです。
で、最新機種と言っても電子ペーパー特有の反応の鈍さから、大量の本をダウンロードするという作業には向いていません。
いま読んでいるのは『アステリズムに花束を』で、これは百合SFアンソロジーという不思議なサブタイトルがついておりますが、まあ、そういう作品を集めた短編集なのです。
で、そのつもりで読んで、まあ、おもしろいなと思っていたのですが……
いま読んでいる作品がちょっと変わっていて、すごくリアリティがあって、実在するお店やお菓子などの名がこれでもかと出てきて、わたしはそういうことをしないのですが、もちろんこうして作品世界を作るのもありですし、これはこれで素晴らしい効果を上げていると感じさせるお話です。
しかし、なかなか百合っぽくもSFっぽくもならないけど、油断はならんわな、って感じで読んでいました。それにしても短編といいつつ結構長いよな〜

で、今日その続きを読もうとしたら……『アステリズムに花束を』のどこを見てもそんな作品が見当たりません。
あれ? わたしはいったい何を読んでいたのでしょう?
合間に自分の小説をダウンロードして開いたりしていたので、読んだ順に並べてみると……
ん、これかな?
おお、まさにこれだ。
というわけで、いつの間にか読み始めていたのは超絶カッコイイタイトルに惹かれて購入した山内マリコ先生の『ここは退屈迎えに来て』でございました。
……なんでかなあ?
まあ、おそらく次々にダウンロードしている間に最新の本が入れ替わって、続きを読もうとしたときに先頭の本をクリックして、短編の次の話だろうと思って読み始めてしまったのでしょう。書影をあまり確認せずに読んでいたのかなあ。

まあ、そういうことも滅多にないけど、あるのかと。
ああ、ビックリした。

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本日『チョコレートの天使』53件目のレビューをいただきました!
時間を忘れて読んで下さったとのこと。ありがとうございます。書いて良かったです。

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というわけで昨日2019年12月12日の自作Kindle有料版ダウンロード数は6冊。無料版も6冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1665ページ。ありがとうございました。

よし、週末は色々と書かなければ。ちょっとだけ頑張るぞ!

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年12月12日

炊飯器・疑問・暴挙

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昼寝研究所寝言レポート#2089

はい、仕事で遅くなったのでとても短い日記に挑戦してみようと思うのですがどうでしょうかそうですか勝手にせいと。

そろそろ世間的にはアレですか? このミステリーがなんとやら的な本が店頭に並んでいますか?
この週末に近所の本屋で買うか……あの書店がなくなるといよいよヤバい感じですが、まあ、いつそうなっても不思議はないか……

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今日は民間業者の廃品回収のはずで、以前使っていた炊飯器にチラシを貼ってを玄関前に置いてでかけたのですが、帰ってきたらそのまま放置してありました。
そうか……あてにならんなあ。

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そういえば、Kindleに並んでいるマンガはタイトルの横に本のレーベル名? 的なものが書いてあるのですが、たまに妙なものが……
ライブラリに並んでいるものだと、たとえば『ホテルサラマンダー(1) (ITANコミックス)』といった感じですよ。
ITANは去年休刊した講談社の雑誌です。他にも『最後の制服 上 (まんがタイムKRコミックス)』など。まあ、こういうものです。これらは納得できます。

が、ここでちょっとどうかなと思うのが『つれづれ花譚 (主任がゆく! スペシャル)』という謎のレーベル。
これだと、このマンガは主任がゆく! というマンガのスピンオフかと思ってしまうじゃないですか!
もうちょっと『作品を商品として一番魅力的に見えるようにする』ということを考えたらいいんじゃないでしょうかと。

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というわけで昨日2019年12月11日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が4冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2702ページ。ありがとうございました。

今日は定時後にプログラム関連のセミナーだったのですが、その後で懇親会。
AWSの人に自分のKindle本の宣伝名刺を渡すという暴挙に出てみました。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

二段階非認証

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昼寝研究所寝言レポート#2088

そして水曜日。
届きました。
サイバーマンデーで購入したKindle PaperWhite 第10世代の32GB Wi-Fiモデルが。

これで本を風呂につかりながら読めるぞ〜

しかし……セットアップをしようとして最初につまづきました。
どうしてもアカウントのメールアドレス、パスワード入力後の二段階認証が通りません。というか、正しいコードを入れても、またアカウントの登録に戻ってくるという……

で、ネットで調べると結構な数の記事がヒットします。
いずれも答えは同じ。
二段階認証をオフにせよ、とのこと。

……なんじゃそりゃ。

二段階認証は、ログイン時にメールアドレス、パスワードを入力して、その上でさらに登録しているケータイか認証アプリにランダムな数値が表示されるから、それも入力しなさい、という認証方法。手間は増えますが、安全度が格段に上がるという、最近の流行りです。

で、これを無くすこともできるのですが、Amazonのアカウントなんかはクレジットカードも登録してあるので、当然のように「より安全」な方法を選んでいたのですよ。
それがまさかKindleの登録の妨げになっているとは……
というか、これ、バグですよね……しかも、かなり致命的な……

まあ、とりあえずブラウザのアカウント設定から二段階認証の設定をオフにして、Kindle PaperWhiteを再起動して、改めてアカウント情報を入れたらあっさり自分のアカウントと連携できました。

……ええんかこれで。

そのあとですぐに二段階認証を有効に戻しました。

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で、いまさらですが、PaperWhite用のケースを買わねば、と思って探しました。
KindleとKindle PaperWhiteは違うのか。うっかりすると間違ったケースを買ってしまいそう。
実は初代だか2代目だかの古いPaperWhiteを持っており、ケースもついているのです。試しにそれをつけてみたら、良い具合にハマったのですが、3mmぐらいサイズが小さいのか、振るとカタカタいいます。蓋もスイッチに連動しません。
しょうがないので、新しいケースを改めて購入。

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そして、さっそく風呂につかりながら読書。
いやあ、これは快適です。

SFの短編集『アステリズムに花束を』の一編『四十九日恋文』を読みました。
死者の意識がしばらくこの世に留まることが証明された世界の話。
留まっている間だけ、死者とメールのやりとりができる。ただし、文章は49文字から一日一文字ずつ減っていく。
主人公の絵梨は今は亡き恋人と一日一通のやりとりを始めます……
いや、もうこれ、設定がおもしろすぎます。
この世界、色んなメールが行き交っているんだろうなあ……

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『赫のグリモア』の3巻を読みました。
PaperWhiteだとコミックはきついので、こちらはiPad miniのKindleアプリで。
順調におもしろいです。続きが楽しみなマンガになりました。

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というわけで昨日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が4冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は3918ページ。ありがとうございました。

おお、ずいぶん読まれたぞ。2000ページは『チョコレートの天使』か。すごいな……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

posted by Red56 at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記