2019年12月08日
勇気の物語『ハナカク』第一部完
昼寝研究所寝言レポート#2085
*画像は『ハナカク』のフリー素材として公開されているものです。
Kindleで全話無料で配信されている松井勝法先生の『ハナカク』ですが、ついに第一部完結となる11巻がリリースされました。
少しずつ配信されるこの手のマンガは表紙が皆同じというので手を付けないという人もいるかもしれませんが、この作品に関してはそのこだわりを捨ててください。
確実におもしろいです。
高校生になった安藤花夏(はなか)が目指したのは『強くて優しい人』。
まったくの素人が総合格闘技を始めます。
友達を救う強さを持たなかった少女の覚悟と勇気。
とても熱い王道の成長物語です。
このマンガ、雑誌に掲載された時には4巻で打ち切りになってしまったのですが、作者の松井先生がなんとか『本の売り上げに左右されなくてもマンガを描き続けられる 体制』を模索してたどり着いた試みがこの無料配信なのです。
11巻は2部へ向けてキャラクター勢揃い。わたし達の戦いはこれからだ、というところで終わっています。
そして、本当にこの続きが読めるようになるのです。
11巻に特別収録されている『渇望のニーナ』は『ハナカク』誕生の元となった読み切りマンガです。この世界ではハナカクにも出てくる野原忍さんの性格がかなり違っておりますが、やはり圧倒的に強い。
さて、作者が巻末のあとがきで『ハナカクFANBOX』なるものの紹介をしております。これは有料(月300円 or 1000円)のファンコミュニティで、このマンガの続編作成を後押ししてくれたら、とのことで作られたもののようです。ハナカクの第二部が先行して配信される&ファンコミュニティオリジナルのイラストなどを楽しめるそうです。
まあ、いずれ第二部は有料ではあると思いますが、広く配信されるでしょうし、わざわざファンコミュニティでお金を払わなくても、という方が大多数でしょうが、この先の物語を読みたいと強く思ったら、応援ができる場があるというのはなかなかよろしいかと。
わたしも1年ぐらいは参加させてもらおうと思っております。
この試みが成功して、他の似たような憂き目にあっている多くのマンガ家さんに、こういった方法もあるという現実的な選択肢になることを切に望むので。
……ええっと、まずPIXIVにクレジットカードを登録するのかな?
支払いの設定をするのもなかなか手間ですが、それを乗り越えるぞ。
あ、PayPalで行けます。これは便利。
未読の方は、まず第一巻をどうぞ。もう、続きを読まずにはいられないかと。
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会社の同僚から勧められてPrime Videoで『HAYABUSA』を見ました。
おお、おもしろい。
長いかもしれませんが、最後まで飽きずに見ることができました。
竹内結子さんの地味なキャラの演技。色恋沙汰が一切ないのが素晴らしいかと。
はやぶさの最期はああなるんか。知っていたはずですが、忘れていました。
切ない……
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というわけで昨日2019年12月7日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1290ページ。ありがとうございました。
小説を書いています……
事件の説明が終わって、ちょっと微妙なところ。ここをどうしようかなあ。
それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
青木俊直先生の個展GOLDEN GIRLS行ってきました
昼寝研究所寝言レポート#2084
さて、本日は娘と眼科に行ってそのまま一人京都へ。
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御堂筋線で淀屋橋。そこから京阪電車特急で出町柳まで。
先月、backspace.fmのオフ会の時に行こうとしたら定休日だったトランスポップギャラリーに改めて行ってきました!
ようやく来ることができました。青木俊直先生の個展です!
たどり着くと小さなギャラリーの横がそのままオーナーの作業スペースのような不思議な空間。
オーナーのおっちゃんが制作物の作成苦労話を楽しそうに語っておりました。
写真は自由に撮って良しとのこと。
こんなのとか、こんなの。青木ワールドだ〜
絵を見ていると、青木先生が来場。
土日はギャラリーにご本人がいるという大盤振る舞い。
飾ってある絵は金の紙に描かれたイラストというコンセプト。いずれも売られているのですが、一点ものなのですべて売り切れ……そりゃそうか。
あったら間違いなく買っていただろうから、ガッカリしたようなほっとしたような……危ないところでした。
しかし、小さなサイズの絵は売られていたので購入。ヤバい。こちら方面の散財が止まらない……
でも、聞いてください、こんな良い話があるのです。
川端康成先生が、ノーベル文学賞受賞が決まったときに美術品を買い漁ったそうです。その額1億円ほど。本人はノーベル賞の賞金を受け取るからそれで払うと豪語しておりましたが、当時の賞金は2000万円……
これ、川端先生、きっとあらかじめ金額を知ってましたよね……
ええっと、何の話でしたっけ。
画集と同人誌にもサインをしてくださいました。
Kindleで先生の名前を初めて知りました、とお話も少しできて、なかなかスゴい体験でしたよ。
そして、わたしの宣伝名刺を渡してきました。なんという厚かましさ……
とりあえず行くことができてほっとしました。
購入したのは下記の絵です。個展のフライヤーと一緒に額に入れました。もうちょっと広い額の方がいいかな……
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さあ、昨日の夜中過ぎに読みました。
『違国日記』の5巻。
おお。朝ちゃんの迷走。
最後のページで思わず号泣。
マンガを好きで良かったと思える作品です。
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そしてザ・ファブルの20巻。
安定のおもしろさ。
あっという間に読み終えて21巻が待ち遠しい。
どうやら本編は第一部完となったようですが、来年から第二部の開始だそうです。
それが21巻なのかな?
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今年読んだマンガのベスト3を決めたいなあ。
年末にどどーんとひっそりここに書きます。
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というわけで昨日2019年12月6日の自作Kindle有料版ダウンロード数は4冊。無料版も4冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2030ページ。ありがとうございました。
小説を進めております。
まあ、それなりに。
それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。