2020年03月12日

冷蔵庫より冷たい現実

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2020年3月12日
昼寝研究所寝言レポート#2179


夕方、会社を定時で抜けて病院へ。
いつも一時間ぐらい待つことになる、繁盛しているところです。
インフルエンザやら肺炎やらがうつされるのもうつすのも怖いので、診察なしで薬だけ処方してもらうというオプションでいこうと思ったら、前回の診察から三ヶ月以上が過ぎているので、薬だけというわけにはいかないそうで、診察うけてくれ。いまならすぐに順番がくるからと言われたのでしょうがなく待合室へ。
と思ったらなんと一人しかいません。
あっという間に診察。血圧下がってませんというと薬出しておくから、今日は呼吸の音も聞いておくからと。
体重が二キロ増えてました。何故か身長も(初めて)測定。

あっという間に診察が終わって薬が出て帰路に。
病院に着いてから出るまで10分ぐらいかと。
これは楽だ〜

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家に帰ったら郵便受けに本の雑誌4月号が届いていました。
透明な袋に入っているので表紙の文字が見えます。
特集 「さようなら、坪内祐三」とあります。
え?
連載をやめるの?
いや、いくらなんでもそれぐらいでこんな風には……

うわー、坪ちゃんが今年の1月に亡くなっていたなんて。
わたしのTwitterタイムラインではそのニュースに気がつきませんでした……

もう20年以上、本の雑誌の記事を読んできたと思います。
そうか……

おお、本の雑誌のみんなの追悼文が楽しい……

……いかん。延々と読んでしまう。

著作は読もう読もうと思って一冊も読んでないけど。

長い間、ありがとうございました。

https://amzn.to/2TYb5nb

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さて『雪の鉄樹』を読んでおります。
が……辛い

実直な職人が、なんだかよくわからない過去によって苦しい現実を送っている。
そんな内容ですよ……

うーむ……名作のはずですが、ちょっときびしいです。
生きにくいのは現実だけにしてと。

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今日、電車の中で読んでいた何かの記事で「春画を描いている武士が現代にタイムスリップしてマンガ家のアシスタントになる」というおバカなマンガが紹介されていました。
なんじゃそりゃ。アホか……下らなすぎるだろ。
気がついたらKindle版をポチっていました
だって、雪の鉄樹が辛すぎるんだもの。

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というわけで昨日2020年3月11日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版が5冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2129ページ。ありがとうございました。

はい、一日二行以上は小説書くぞ〜
あと、冷蔵庫がいよいよ壊れてきたぞ〜冷蔵室から冷える機能が失われました。
冷凍室は3℃。
新しく買った冷蔵庫が届くのは再来週だっけな。
そろそろ暖かくなってきたので何もかもヤバイです。
だから言ったでしょ。現実だけで十分に辛いんですよ……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

『ムルムクス』の狙い通りに辛い

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2020年3月11日
昼寝研究所寝言レポート#2178


読み終えました。大澤めぐみ先生の『ムルムクス』を。

……あの、感想がムズカシイのです。
まあ、なんというか、とても心を動かされたと。
うまい。酷い。

作品がスキかキライかで言うと……
いや、スキかツライかで言うと、ツライです。

この物語の体裁というか、過剰なまでの仕掛けはとても好みです。
物語の限界に迫ろうという試み。
ミステリでもいくつかそういった作があります。辻真先先生のアレとか、山口雅也先生の短編のアレとか。
それらは悲しかったり楽しかったりですが、綺麗にまとまった感はあります。
が、この作品は何というか……伝わってくるのはむっちゃんの怒りです。
いやあ、それがまたツラい。

大澤めぐみ作品らしくないじゃないですか!
……ということがそもそも狙いなんですけど!
それがあるからラストのあれなんですけど!

でも、そのためにあんな展開って……登場人物が魅力的なだけに辛すぎる。
……そこまで読み手が考えることも、当然作者の想定内なわけで……

作者の意図に完全には気付けていないとは思いますが……

もう、アレコレ言いたい。

夢中になって読んだという点ではいままでの大澤作品では随一かと。
面白いです。楽しみました。でもムルムクスの狂気が生み出したあの展開はツラすぎると。

心穏やかな読書が楽しみたい人にはオススメできませんが、作者の「これを喰らえ」てきな覚悟の一作でしょうか。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885270743

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会社を辞める人がいるのです。
優秀なプログラマですが……まあ、残業代を出さないようなところにいてもしょうがないか……

で、その人がミステリ好きなので餞別として本を買って渡そうと思っていたのですが……
本日難波の旭屋書店に行ったら……『奇想天を動かす』がない……まじっすか。
だったら冒険小説の面白い本でもいいかと思ったけど『山猫の夏』もないなんて……
当然『遙かなるセントラルパーク』なんか影も形もないわけで……

しょうがないので『占星術殺人事件』『獄門島』を買いました。うっひゃー、世界をひっくり返せそうなスゴいセットが手の中に! バンザーイ!

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Mリーグ……3/3の対局を見ています。
パイレーツがキビシイことに。
トップ目で親の園田さん、下家の魚谷さんのリーチに聴牌崩しの南切り。
この一手のスゴさよ……

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『サマータイムリバース』に15件目のレビューが! ヒャッホー!
……と思ったけど、15個の評価とあるのにレビューは14件しかないぞ……
これは初めてのパターン。

あれか。星だけつけてレビューは書いていないってことかな?
あるいは時間差でまだレビューが反映されていないのか。

……わかりません。
いまのところレビューのあるものしか見ることができないので、15件目が星いくつなのかも不明。
まあ、一発アイデアのミステリもどき。面白いので、もっと多くの人に読んでいただければと。

https://amzn.to/2TU3W7z

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というわけで昨日2020年3月10日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版も1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1854ページ。ありがとうございました。

この、売れた数、読まれた数を日々晒すのは何なんでしょう。
ここからドドーンと増えていくことを前提で始めたような気がするのですが、なんかいつまでも増えたり減ったりという感じです。
まあ、日記も小説も自分が楽しいので続けているのでございます。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のオススメ