8歳の娘に、宇宙で光が一番速いと言ったら目を丸くして「トラよりも?」と驚いていました。
さて、気がたるみがちな季節です。
なぜそう思うかというと、わたしがすごくたるんでしまったからです。
iPhoneアプリの無料版が思ったより順調に進んだので、このまま有料版の機能も入れてしまえと思ったのはいいのですが、衰えた中年の思考能力が容易にパンクしてしまいました。
あ、無料版まで動きが怪しくなったぞ。
やばい……
二日かけてその辺りの動作をなんとか直しました。まあ、避けては通れないところを整理したということで。
これが、優秀なプログラマなら、最初から機能を足すことはわかっているので、先のことを考えたアルゴリズムやフラグをうまく配置できるわけです。
優秀でないわたしはこのように目の前のことしか見えないままプログラムを必死に書いているわけです。
しかし、フローチャートを書いて全体の動きを見直そうとしたところで、相変わらず気持ちよく使えるフローチャートのソフトがなくて困っています……
MS Wordは最悪だしな……あ、もしかして会社で使っていたWord2003が古すぎるのか? 個人で所有しているWord2013なら快適なのか?
でも、Mac上で開発しながら、2番目のディスプレイでフローを確認したいから、Macで動作するやつがいいなあ……
現在だと無料ソフトのPencilがかなり優秀です。
Pencilは無料のグラフィックソフトで、iPhoneの「ボタン」や「ピッカー」などの絵が部品として用意されており、それを並べるだけでソフトウェアの外観設計が容易にできるという優れものです。
しかし、開発がもう数年止まっているようなので、iOS7に対応した外観の部品がありません。
iOS6との差が結構大きいので、正直なところ部品機能はあまり役に立たなくなっています。
が、おまけかと思っていたフローチャート作成機能がかなり役に立つことを発見。試しにこれで問題箇所のフローチャートを書いてみました。
そして、ちょっと使い込もうとしたときに、駄目な点に気がついてしまいました。
処理を結ぶ矩形線がなぜか傾くのです。
……まあ、傾いたって意味はわかるわけですよ。問題ないといえばないのです。
でも、フローチャートって「プログラムの処理の視覚化」なのです。無機質な美しさがあるのです。
だからやっぱりまっすぐな線ですっきり表示して欲しいじゃないですか。
なので、途中からすっかり「フローチャートプログラム探し」に夢中になるという……
本当にプログラムを書くという作業にフローチャートが必要なら、とっくに自分に合ったものを発見して使っているはずですよ……
だいたい、処理の整理なんて箇条書きで済ませてます。
まあ、今回はたるみがちな季節なので「このややこしい処理を整理するにはフローチャートを書くのがいいに違いない」という、この時点でおそらくやや間違っている思い込みを元に延々と探してしまいました。
五つほど試そうとしました。高かったので論外になったり試用版がないから諦めたりした中で最終的に残ったのは二つの候補。
Diagram PainterとDiagrammixです。
Diagram Painterは日本語が使えるのですが、フォントはほぼ固定か。あと、それぞれの処理を表す図形がうまく揃えられないという点がイマイチ。
Diagrammixはフォントも選べて、図形の整列も楽。外観がいろいろと変えられる(水彩, 鉛筆など)という遊び心も楽しいのです。
値段はMac App Storeで2000円です。
有料のプラグインがいくつかあります。(Mac App Store版ではいまのところ二つか?)
Smart Connectorという、半自動で図形を避けてくれる便利なコネクタ(図形をつなぐ矢印)が引けるようになる機能が500円で追加できますが、なくてもコネクタは引けます。
まあ、フローを書くのに時間がかけてしまうとプログラムの時間が、という感じなのですが、フローチャートは書いていて楽しいこともあるので。
手軽に書けるDiagrammixをオススメします。
試用版は下記から。購入もできます。
http://deepitpro.com/en/mac/products/Diagrammix/info/index.shtml
Mac App Storeでの購入は下記から。
*2014/11/24追記
Yosemiteでも動作することを確認しました。自分のアプリのアイデアをまとめるために使っていますが、良いと思います。
2014年07月06日
Macでフローチャートを描きたい!
posted by Red56 at 01:01| Comment(0)
| 犬の名前でさまよってます
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