2014年12月20日

今年面白かったKindle本はこれだ!

さて、今年も年末がやってまいりました。
せっかくブログでKindleを中心としたオススメの本を紹介しているので「今年のベスト」的なものをご紹介したいと思います。

あ、そういえば、今年の「このマンガがすごい!」で、なんと『ちーちゃんはちょっと足りない』がオンナ編の第一位という快挙!
もちろん、わたしにとってもこのマンガとの出会いは個人的には大きな衝撃でした。(http://red56.sblo.jp/article/101977289.html)
この結果にも大きくうなずきながら諸手を挙げて賛成します。(実際にやってみるととてもマヌケな行動なので気をつけましょう)

が、この作品が突然大きく取りあげられることになるとは、なかなか予想できるものではありません。
結果、近所の本屋に「このマンガがすごい!」の平積みコーナーができているにも関わらず、第一位がないという事態に。

というわけで、今回は既に注目を集めたこの作品は除外して、ということで話を進めます。

さて、まずは小説から……

これは選ぶのに迷うことがなくて楽です。
何しろ今年は小説を三冊しか読んでませんから。
他に読んだかもしれませんが、完全に忘れています。

というわけで、今年のベスト1はつい最近紹介した『火星の人』です。
詳細はここ(http://red56.sblo.jp/article/106084205.html)で紹介したので省きます(と言いつつ、いま読み返したら案の定すっからかんの説明でした)が、火星に取り残された人のブログを読んでいるような、とても読みやすいお話です。



第二位は「約束の道」。理由は……「火星の人」の次に面白かったから。


第三位は「黒田官兵衛」です。理由は「約束の道」の次に面白かったから。


はい、今年読んだ小説終わり。

続いてマンガです。
……あれ? いま自分の買ったKindle本を確認しようとAmazonのページを見たら、冊数が確認できなくなっているぞ……
このページの仕様をちょろちょろちょろちょろ変えるのやめてくれませんかねえ。
あ「ちょろ」を四回も書いているのは怒りの表現ですがゲシュタルト崩壊的な何かも期待できます。

さて、気を取り直して今年のベスト1は……
総得票数1票で『苺田さんの話』です!
……2010年に完結したマンガですが、わたしが読んだのが今年なので。
理由はここ(http://red56.sblo.jp/article/96065187.html)に1位って自分で書いたから。

苺田さんの話 1巻



その他の苺田さん

まあ、正直なところ、今年沢山のマンガを読んだので、何が面白かったのかも忘れています。
読んだ時に順位を付けながら紹介すればよかったな……
……あ、そりゃちょっと無理かもな……

さて、なんとかAmazonのアカウントサービスからKindleのリストを見ながら拾いますか……これ、データとしてダウンロードできるといいなあ。

はい、ベスト1以外は順不同です。
『中卒労働者から始める高校生活』
作者の実体験を元にした夜間高校の話。思いがけず内容が重かったけれど、よかったです。
2巻の表紙の顔、口を変な風にゆがめた顔に見えますよね……最初はそういうマンガかと思っていました。
よく見ると全然普通なんですけど……





『ささめきこと』
これははずせない。女子高生の恋の話。
おっさんもときめきました。
同じ作者の「34歳〜」はわたしにはちょっと……
「なにげなさ」があざとい感じがしてアレでした……5巻まで読みましたが、好みが分かれるかと。
あ、それはこのマンガもそうか。
いろいろと人の心を突いてくる作品を描かれる作者です。



ささめきこと一覧

『ふうらい姉妹』
安定のおかしさでございます。
妙なお姉さんと、それを軌道修正したりしなかったりの妹。
実際には妹もちょっとずれています。
この表紙がおもしろいと思えば買いでしょう。期待は裏切られません。



『ナナマルサンバツ』
ひょんなことから高校生のクイズ研究会に入ることになった主人公。そこで知った「クイズ」はとても奥が深い世界だった……
この「ひょんなこと」ってのが王道。
そしてわたしぐらいの歳だと「アメリカ横断ウルトラクイズ」は夢中になって見ていたものですから、、マンガに出てくる様々な「テクニック」もなるほどとうなずけるものばかり。
良いです。


その他のナナマルサンバツ

『そこにいたの西山さん』
えーっと、どんなマンガでしたっけ……
面白かったことだけ記憶に残っておりました。
と自分の紹介文(http://red56.sblo.jp/article/102484393.html)を読んでも、案の定さほど情報を得られないという……





『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』
いやあ、久々のおおひなた先生。ばかばかしさは変わらず。職人です。素晴らしい。
三巻まで読んだはずですが、中身はすっかり忘れています。
こういったマンガが、生きていく上で絶対に必要なのです。



『ヤコとポコ』
こんな世界を作れる作者のことをなんというんでしょうか。
ああ、そうそう。天才です。それですよ。
このマンガ、色で表すならセピアっぽい感じでしょうか。
あるいはハトロン紙の曇り具合の見せる世界。
……もう色じゃないし。



『ハイスコアガール』
マンガの行方も裁判の行方も気になる……
普通の出版社から出ていればこんなことにはならなかったのか……
販売停止中でリンクが貼れない……

以上、今年印象に残ったマンガでした。

それ以外に「Kindleで読めるオールタイムベスト級の作品」もありますが、それはまた別のエントリで……
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