2015年09月07日

『カウボーイ&エイリアン』を見ました。


『カウボーイ&エイリアン』
2011年
主演:ダニエル・クレイグ/ハリソン・フォード




小説も書かずにBlu-rayの映画を見ました。
ずいぶん前に購入していたものです。

タイトルで出落ちかと思っていたのですが、最後までとても楽しい映画でした。
西部劇的なシーンをきちんと作っていて、その辺りのこだわりが素晴らしい。
中学生の頃、一瞬だけ西部劇が好きになった時期を思い出しました。
ジャンゴとかワイアット・アープの白黒のとか(『OK牧場の決斗』かな?)……
……あ、もう思い浮かばない。
それほどには好きじゃなかったことも思い出しました。
荒野で一人、記憶を失った状態で男(ダニエル・クレイグ)は目覚めた。
腹部には謎の傷跡。
左手には見たこともない腕輪。

男は自分が誰なのかも思い出せない。
しかし、銃を向けられた瞬間に体が動き相手を叩きのめしていた。

男が辿り着いた寂れた町。
今では一人の牛飼い事業を牛耳っている男(ハリソン・フォード)の存在で町の経済が成り立っている状態。
その息子が町なかで拳銃を撃ったり、バーで只酒を食らったりとやりたい放題。
難癖をつけようとしたその息子を、記憶を失った男は黙ってぶちのめし、恨みを買うことに。
そんなこんなで人々がごたごたしているところへいきなり空を飛び回る不思議な機械が攻撃を……
断片的に現れる女性の記憶。男は過去に何をしていたのか?
彼を執拗に追ってくる謎の女の正体は?

というわけで、ぶっ飛んだストーリー。元々アメコミが原作だそうです。
そして、馬鹿馬鹿しい設定を大真面目に、丁寧にやってくれているのが嬉しいところ。
人がさらわれるシーンはアイディアも素晴らしく、説得力&迫力がありました。
男の記憶を取り戻すための儀式は……まあ、あれも嘘っぽくて良かったです。

主演のダニエル・クレイグは007もやって、話題になりましたが、まだ彼の007は見たことがありませんが、さすがの魅力を放っていました。
あと、大御所であるハリソン・フォードの存在感が大きくてどうなるかと思いましたが、その辺りもちゃんとまとめられていたと思います。

決めるところは決めて、泣かせるところは(一瞬ですが)泣かせ、驚かせるところは驚かせる。
見る側の期待に応えてくれる娯楽作品でした。

っていうか、あの用心棒代わりの男(アダム・ビーチ)にいきなりあんな見せ場があることで不意を突かれました。

エイリアンは人形とCGを組み合わせてそれっぽく見せてくれます。
CGエイリアンの戦闘シーンもよくできています。微妙か、と感じる場面もありましたが、エイリアン3よりは全然マシです。
と思ったら、あちらは1992年か……エイリアンが出てくるシーンでがっかりしたのを思い出しました。

そういえば、プロメテウスは見るべきなのか……エイリアン5の話はどうなったのか……

それにしても、Blu-rayってメディアを再生してからいろんな会社の10秒程度の動画が流れますよね。
ぜったいに飛ばせないヤツ。
なぜか二回繰り返されるのも。
違法コピーやらレンタルやらするな、という警告はしょうがないと思いますが、もう、なかなか始まらないのがちょっと勘弁してくれ、という感じです。
だって、音楽CDにはそんなのありませんよね?
本だって、出版社云々の情報は最後のページです。
毎回『よし、映画見るぞ!』という気分の盛り上がりが、いきなりそこで意気消沈します……

未消化のネタ

・ダンジョン飯2巻来た!
・公園で写真
・データの保存先について
・現在ご利用いただけませんって表示されるぞ
・オッサンが惑うクチについての問題
・backspace.fm聞いてます



posted by Red56 at 03:41| Comment(0) | 映画
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