『我妻さんは俺のヨメ』
原作:蔵石ユウ / 作画:西木田景志
講談社コミック 全13巻
先日、セールで一気に3巻まで入手して読みました。
いままで何度かセールでタイトルを目にしていたのですが、かわいらしい女の子がどーんと描かれた表紙を見て、これはわたしの読むモノではないと思っておりました。
が、作品紹介か何かで「タイムスリップもの」であるというような説明を見て俄然興味が湧いてきました。
主人公は冴えない男子高校生の青島等(あおしま ひとし)です。クラスでも日の当たる場所にはいません。
そんな彼が憧れのまなざしを向けているのが、学校一の美少女である我妻亜衣(わがつま あい)ちゃん。
もちろん、彼にとっては口をきくことすら難しい高嶺の花です。
そんな彼がある日、夢を見ます。
そこでは彼がなんと我妻さんと結婚をしているのです!
一瞬だけ垣間見た謎の日常。そのうち彼は気がつきます。カレンダーの西暦が十年先であることに。
さあ、そこから始まる「どうやったらその十年後にたどり着けるのか」を模索する物語です。
途中で思いがけない出来事で、夢で見る未来が変わったりします。
また、自分の友達の情けない将来を見てしまい、それを救うべく、必死に今を変えようとしたりといった、なんかうまいシステムでタイムスリップの美味しいところを次々に見せてくれる物語です。
これは面白い!
4巻以降も気になります。
セールを待つか……
マンガのセールは1巻だけ「期間限定無料」や「99円」、あるいは1-3巻が200円という値付けはよくあるのですが、それ以上となると「20%ポイント還元」とか「50%ポイントで還元」といったものを期待するしかありません。
たまに予想外のお祭りでかなり全体的に安くなることもありましたが……それでも最近は人気のあるマンガの値段はなかなか下がらないようです。
過去のやや大胆なセールも「電子書籍で売るための試行錯誤」の一つだったと考えると、今後は難しいのかも。
まあ、電子書籍にはそういった落とし穴はありますが、この「我妻さん」も電子書籍でなければ決して手に取ることはなかったであろう作品です。
上記のあらすじに興味を持たれた方は是非ご一読を。
わたしもいくつかタイムマシンを使ったネタを考えていたのですが、この「夢による一瞬のタイムスリップが繰り返される」をこうやって展開するのはうまいやり方だなあ……
思いがけずジーンとくるオハナシもあって、この現象を元に色々と楽しませてくれます。
自分でタイムマシンものを書こうとする気がやや失せました……
まとめ買いの甘いワナが……でもまとめて買ってしまうと、じっくり読む楽しみがなくなるので、時間がたっぷりある人にはオススメしません。しかし、大人には時間がないので……表紙もカワイイ女の子ですよ!
未消化のネタ
・ダンジョン飯2巻来た! とかいって買ってないという……
・現在ご利用いただけませんって表示されるぞ。でもこのネタはつまらんから消すかも。
・オッサンが惑うクチについての問題。それじゃなくてもっと別の。
・ 堺市の花の名前を初めて知ったけどすぐ忘れそう。
・恋は光の3巻が配信されましたがもったいなくて読んでません!
・ Nexus5不安定だったけど、某万歩計ソフトをアンインストールしたら安定した。