2018年12月20日

ひび割れた世界の人びと『悪童日記』

昼寝研究所寝言レポート#1733

いつも通りのこととはいえ雨上がりの国道を這い回るナメクジを全て集めてこいというのは少しばかり酷かもしれないがそんなこと気にもせず少年は黙々と赤い自動販売機から青い自動販売機までという範囲を両手とヒザをついて進み始めて途中でカタツムリも集めるのかとバナナがおやつかどうかを訊ねるような口調で訊いてきたのでもちろんと答えるとカラは食べてもいいのかと重ねて訊ねてきたのでもちろんと答えるとおもむろに手にしていたカブトムシを食べ始めるのでちょっと慌ててまてお前何をいったい集めているんだと問いながらお送りする寝言日記でございます。

=====================

というわけでアゴタ・クリストフの『悪童日記』を読了しました。
うわー、なんじゃこりゃ〜
不思議な読後感。

激動の時代、場所を舞台にしつつ、最後まで乾いた感じでした。
オモシロく読めましたが、気軽にオススメできないかなあ……
読んで楽しくなる小説ではなく、色々と考えてしまうような作品。
登場人物で幸せになった人はいるのかなあ。

ただ、小説ってスゴいんだ、ということがわかります。
続編があるのですが、どうしようかなあ……



=====================

さあ、次は何を読もうか考えています。
とりあえず日本のミステリにしたいです。
ウマいウマいと評判のあのプロ作家の短編集にしようかなあ……何年もKindleで寝かせたので、そろそろ読み頃でしょう。これも楽しみ。

=====================

あ、明日は3月のライオンの14巻の発売日じゃないですか!
しかもこの表紙のカワイさはナニゴト。
で、いまマンガの中では何が起こっているんでしたっけ……
ああ、そうか……うわー、どうなってしまうのか。楽しみだけど、あまり話が進まない気もする……
このマンガ、大好きではありますが、着地点がどうなるのか、まったくわかりません。
いつまでもその世界に浸っていたい気もするし、オモシロいままで終わってほしいという気もします。贅沢な注文ですが。

まあ、結構辛いストーリーもあるのですが、登場人物達に救われるのです。

=====================

というわけで昨日2018年12月19日の自作Kindle有料版ダウンロード数は3冊。無料版が4冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2204ページ。ありがとうございました。

さあ、今日も少しずつナニか進めるぞ!
「すすめるぞ」と「するめです」は入れ替えても18%ぐらいの人は気がつかないんじゃないかなあ。

それでは本日もお疲れさまでした。
お休みなさい。


未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』また一巻からかなあ。
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『血潜り林檎と金魚鉢男』を読みました。けど、続きがあるんだよな〜


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185231598
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック