2019年01月22日

柔らかく残酷な世界『クジラの子らは砂上に歌う』

昼寝研究所寝言レポート#1766

いつも通り止まらない咳と共に一日が過ぎていくわけで咳をするごとにその勢いで少しずつ後ろに下がるのが怖いのでそれを何とか創意工夫で乗り越えられないかと考えた結果わずかに横を向いて咳をすればうまいことその勢いを回転エネルギーに変換できるのではないかなどと下らないことを思いつくのもどうかと思うけどそれをこうして書き記すことに何の意味があるのかまったく自分のオロカサにあきれかえりつつ目を回しながらお送りする寝言日記でございます。

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まだ咳がすごいのです。
これは放っておいて治らないのではないかと。
そろそろまた医者にかかるべきなのではないかと思うわけです。
うーむ……

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梅田阿比(うめだ あび)先生の『幻仔譚(げんしたん)じゃのめ』の1巻を、いつの間にか入手していたので読みました。
1巻だけではまだよくわかりませんが、その絵の独特な空気が妙に気になって、他にどんな作品を描いているのかと調べたら……

おお、ちょくちょくタイトルを目にする『クジラの子らは砂上に歌う』の作者でした。
以前から1巻は持っていたのですが、ずっと寝かせていました。

買ったけどそのまま、というマンガも無数にありそうですが、もう未読の数が多すぎてその大部分とは二度と巡り会うこともないのではないかと……

で、読んでみたら、非常におもしろかったので、慌てて2巻も購入して読みました。

砂の海を航海する島のような巨大な船(のような何か)で生活する人々。
自分達以外の存在を知らない彼等は自分達の掟に従い、平和な暮らしを送っていました。
ある日、島(のような何か)にたどり着き、そこでとある発見をします。
それが彼等の生活を大きく変えてしまうことに……

……なんでしょう。
なかなかに面倒な設定ですが、それを丁寧に描いています。
じゃのめでもちょっと感じたのですが、純粋な人達に降りかかる脅威の描き方、そこでの人の心の揺れ具合を描くのがうまいというか……
どこへ行き着いても楽しくはならない感じですが……

主人公の残した手記を元に、作者がマンガにしているという体で描かれているのも、いまどき珍しいスタイルかと。それもいい具合に雰囲気を盛り上げています。

というわけで、しばらくこの物語に付き合おうと思います。



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というわけで昨日2019年1月21日の自作Kindle有料版ダウンロード数1冊。無料版が11冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は988ページでした。ありがとうございました。

うーむ、とりあえずあれこれ再開します。
しかし、こんなに不調が続くのは初めてですが……これが年をとると言うことかもなあ……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタの化石
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・あらためて『エリア51』に手を出しました! 3巻まで読みました。
・Mリーグマンガの作者の『鉄鳴きの麒麟児』1巻読みました
・おお、いつの間にかKindleで『青い空を、白い雲がかけてった』が!!
・『海街diary』6巻7巻読みました。

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