2019年05月10日

豊かな言葉の始まり

昼寝研究所寝言レポート#1874

あれ?
随分前に電脳コイルを見終わったのに、そのことを書いていないことに気がつきました。
おもしろかったです!
絵がいまどきではない感じ。
見始めの時は、ちょっとどうかなあ……と思っていたのですが、気がつけば延々と続きが気になっていたという……

よくある子供達の世界のお気楽なアレかと思っていたら、ちょくちょく暗い影を感じるんですよ。
ああ、これ、そういうのもアリなんだ……

と思ったら、さらにその先へ……
いやあ、なかなかスゴいものを見せてもらいました。
終盤になってどんどん重くなっていくという……

毎回アニメが始まる時にひと言あるのがステキでした。



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本の雑誌をもう20年以上購読しているのですが、場所を取るんですよね……
ちょっと前に自炊して、かなり減らしたのですが、それでわかったことは、PDFは二度と開かないということ。

で、たまに紙のまま積んである本を湯船で読んだりしているのですが、今日は部屋の隅に積んであった2015年4月号を開いてみました。
この雑誌、三万円分の図書券を作家さんや翻訳家にあげて、好きな本を買ってもらい、それに関する記事を書く、というコーナーがあるのですが、これが、本当におもしろい。
本に人一倍こだわりのある人が自由に三万円使えるという状況で何を選ぶか。そして、それに対してどうコメントするのか。それを通して、その人のことがちょっと見えてくるというのが良いのです。
で、4月号は作家・詩人・翻訳家の池澤夏樹さん。
なんと、彼は『法隆寺金堂壁画』という32400円の本を選んだのです。
なんてこった。あ、ちなみに足りない分は自腹です。
しかし、そこへ至るまでのお話が、巧みすぎます。
日本橋の丸善という本屋が、四十年以上前から自分にとって特別だったこと。そこから洋書を好きなだけツケで買えたとか、『百年の孤独』の見本を夢中になって読んだこととか、もうそれだけで十分に楽しいエッセイなのですが、そこから『法隆寺金堂壁画』の話になるのです。
いやあ、自分の好奇心を人に『魅力的』に説明できるって、すごい技術です。

残念ながら、池澤夏樹さんの本を読んだことがないという……娘さんのエッセイは本の雑誌で読んでいますが……



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というわけで昨日2019年5月9日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版は0でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は535ページでした。ありがとうございました。

よし、なんか週末は頑張るぞ!
たぶん。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。




posted by Red56 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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