2019年09月10日
鳴り響いて止まない音楽
昼寝研究所寝言レポート#1996
というわけで、またしてもSHIORI EXPERIENCEのKindle版を読んでいます。
おそらくそこいらの全人類が同意見だと思いますが、8巻からの流れがとても好きです。
そこまでも苦しく熱い展開の連続でしたが、このエピソードは重量もすごい。どれほどの時間と演奏が二人を結びつけていたか。
起きている時間はすべて楽器に。寝ている時間すら演奏のための休息。そんな少女が困難を乗り越えて再生していくお話。たまらんです。涙と鼻水が風呂桶一杯になること請け合い。
『みつびしフェスタ』でのライブ演奏がまたカッコイイ。
演奏が始まった直後からずっと無音。ドラムの動き、ベースのうねり、ギターからサックス、キーボードの音がこぼれるような演奏が、バンドメンバーの表情が、通常のアングルではあり得ない(ギターの弦のピックアップ側からの構図!)も含めてすべてそこにあるはずの最高の曲が鳴り響き、観客席の一番奥にいる少女に届いてしまう。
先生の決断。
ライブ後の彼女の表情。
そして、夜の闇に響くあの歌。
いやー、もう完璧だ。読み終えた後の喪失感というか寂寥感もタマラナイ。
もう風呂に入ってゆっくり余韻に浸るしかない。
これから何度このシーンを読むことか。
Amazonレビューで「星が5つしかない」と嘆く人が。そうだよな〜
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昼休みにヤマダの書籍コーナーへ。またか。他に行くところないんか。
まあ、地面が大気が熱いので、その辺りが限界なわけですよ。
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数ヶ月前にどこかでそのことを書いている人がいました。
Amazonで書籍を開くと、そのすぐ下に「人気のインディーズマンガ」がずらりと並ぶのです。
これ、わたしがインディーズマンガ好きでアレコレ読んでいるから、と思っていたのですが、そうでない人のところにも表示されるようです。
うーむ……それはさすがにちょっとヤバいのでは?
まあ、おもしろいものも多いのですが、玉石混交なところもインディーズの魅力なので、ソレばかりが目立つのもどうかと。
……最近の流れではメジャーデビューしている作家さんのお試し的な作品が読めたりするのも楽しいのですが。
というわけで超絶短いけど、この人達が気になってしょうがないこの作品。
若林稔弥先生の『クラスメイトが悪霊退治してた話』でございます。
いやあ、もう、なんでしょ。やられるわ〜
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というわけで昨日2019年9月9日の自作Kindle有料版ダウンロード数は4冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は815ページ。ありがとうございました。
小説を書いていない間も、あれやらこれやらが頭の中で少しずつ繋がっているわけで、気がついたら、結構隙間なくお話が完成しているな、ということになることもあるわけで、いまがそういうわけではないのですが、そうなるといいなあ。
それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
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