2015年05月18日

『Kindle先行・限定タイトル』半額セールのオススメ

はい、『Kindle先行・限定タイトル』の半額セール応援の記事でございます。
二週間ごとに商品を変えて、ずっとセールが継続しておりますよ〜
今回は5/28まで。

とは言ったものの、相変わらずさほど知られていないような……

さて、今回もこの中から一冊購入。
迷いましたがこれを選びました!

蒼木啓 著『キーワードで学ぶイギリス英語』



英語を覚えるための本、という感じのタイトルですが、作者がイギリスにいた頃の経験を元に書かれたライトなエッセイという感じ。
アメリカ英語とイギリス英語の表現の違う例などをさらっと紹介して、さらっと終わっていきます。
どれも短く、すらすらと読めます。

例えば有名な話ですが「first floor」の英米の違い。
それから日付の言い方の違い、イギリスの挨拶で使われる「hiya」、携帯のチャージを表す「top up」など。
イギリス人が好む言い方や、イメージと異なる文化についての感想なども紹介され、飽きさせません。

イギリス英語を真剣に学びたい人にはもちろんオススメです。
あるいはそこまで考えていなくても、英米の文化の違いに触れることができる内容となっておりますので、少しでも上記の単語に興味があればオススメです。

そして、わたしがこのセールを紹介しているのは理由がありまして……
わたしのKindle本の傑作長編(当社比)である『チョコレートの天使』が以前このセールに選ばれたのですが、始まったばかりのセールで、あまり注目されていなかったようだったので、こうして地道に紹介し続けて、そのうち「あの有名なKindle先行・限定半額セールで選ばれたこともあるのです。えっへん」と鼻息荒くのけぞりたくてしょうがないからです。

はい、ということで素人の書いたとんでもなく長い長編。きっと最後には苦行から解放される嬉しさで落涙滂沱間違いなしです。


posted by Red56 at 23:53| Comment(0) | Kindle

2015年05月11日

今回の『Kindle先行・限定タイトル半額セール』のオススメ

おお、ぐずぐずしているとセールが終わってしまう!
『Kindle先行・限定タイトル』の半額セール応援の記事でございます。

四回目のセールですか。
「半額セール」なのか「50%OFFセール」呼称がはっきりしないというあれもありますが、今回は「IT・コンピュータ本」がセール対象となっております。

二週間区切りのセールですが、今回はもうあと数日しか残されておりません。やばい。

基本的にわたしのおすすめ方法は「読み終えて良いと思ったもの」が対象なのです。
プログラム関連の本となると、こう、なんでしょうか、必要に駆られなければなかなか読めないというか……
読んでいるつもりが、知らない間に睡眠学習に切り替わっており、さすがに眠りながら読むというのは得意じゃないため、不本意ながら睡眠学習から肝心の学習が削られる結果になっていることに最近気がついて、ああ、これはもう間に合わないと。

きっとページの間に妖精が隠れていて目に砂を投げつけているのだと思います。
ええ、もちろん物理的なページを持たないKindleだって関係ありません。
妖精なんて実在しないのですから、Kindleの間に隠れるなんてことは容易いはず。

というわけで、もうすぐセールが終了してしまうのに、結局購入したプログラムの本を読了できそうにないのです。
オマケに、今日は娘のピアノ教室の発表会があったのですが、ここ一ヶ月であれだけ練習したプーさんが……
中盤と終盤がぼろぼろでした……
最後は逃げるように舞台から立ち去りました。危ない危ない。もう少しで人前で一匹の巨大な毒虫になってしまうところでした。

そういった危機を乗り越えながら、とりあえずここまで読んだことなどをまとめておきます。
セール対象で選んだ本は『第2言語として始めるJava』です。著者はgpsoftさん。これ以外にも4冊のプログラム本をKindleで出版されております。

内容としては「はじめに」で触れられているように『完全なプログラム初心者向けではない』という点に注意する必要があります。
変数ってなに? とかif/switch/whileといった基本的なプログラムの考え方については書かれていないのです。
「C++やC#、Ruby、Visual Basicのいずれかを理解しており、オブジェクト指向の基本概念を理解していれば大丈夫」とのこと。
これがタイトルにもある通り「第2言語として始めるJAVA」の理由です。

まあ、ここで多くの人が対象外になってしまうでしょう……

わたしは延々C++やMFC(Windows用のプログラム)しかやってこなかった人間でした。(何年やってもまったくの三流ですが……)
が、近年になってスマートフォン用プログラムを仕事でやるようになりました。
Android用のプログラムといえばEclipseという開発環境でJavaを、というのが一般的だったので、それで初めてJavaに触れました。

という状態で、最初のプログラムを作成し、ようやくJavaに慣れたかなというところで次にiOSのプログラムをすることになり、初めてObjective-Cをやって、ようやくこれに慣れたと思ったらiOS開発用にSwiftが新言語で誕生して、なんじゃこりゃと思っている状態でまたAndroidのプログラムを再開することになったと思ったら開発プラットフォームがEclipseからGoogle謹製のAndroid Studioになっておって、ああ、もう色々覚えたことがごっちゃになってますけど。

便利な統合開発環境や充実したサンプルのおかげで、なんとなく動作するルーチンの組み合わせで、結構複雑なことまで実現できてしまいます。
が、根本的なところが曖昧なままで苦労することもよくあります。

という状況になって、ここは一端落ち着いて、こういった本で基本的なところを整理するべきではないかと思ったのです。

現在の所、第2部までしか読んでおりませんが、この第2部でのお気に入りは「Stringクラス」の解説。
Stringクラス内で行われていることが明確に説明されています。こういった「何気なく使っていること」に対して「こうだから、こういうふうに動作する」ということを言われると「なるほど」と思えます。また、ここに書かれていることは大抵のプログラムで「理解しておけば役にたつ」考え方です。

というわけで
・Android用のプログラムを書くために初めてJavaに触れたけど、もう少し色々分かっておきたい
という人にオススメさせていただきます。


posted by Red56 at 04:52| Comment(0) | Kindle

2014年10月05日

Kindle本のアップデートを依頼しました

先日のKindle廃課金者のオフ会に合わせて拙著「六花抄」の無料キャンペーンを実施しました。
この本のURLをQRコードに変換して名刺に印刷して皆さんに配布するという、やってみたら結構面倒な作業(特にMacからの印刷が……)だったのですが、おかげさまで何人かの方にダウンロードしていただき、さらに読んでくださった方もいたという……

Kindle小説は「ダウンロードしたらお終い」というのがわたしの基本スタイルなので、本当にありがたいことです。

で、その際に一人の方からは誤字の指摘までいただけました!
読点なしと、脱字が二カ所。
ああ、まだありましたか!
報告いただいてから一瞬で修正はできたのですが、いざ修正版の電子書籍ファイルを作成しようとして気がつきました。

やり方を忘れている……

Kindleで電子書籍を作成した当初、何かのツールで電子書籍のデータに変換して、それをAmazonのKDPサイトを通じてアップする、ということをやっていたのですが、もう完全に詳細を忘れています。ツールの名前さえ思い出せない……

8冊めから変換するツールをでんでんコンバーター(http://conv.denshochan.com/)に変えたのですが、このツールではルビや改ページや見出しのマークが異なるのです。
で、六花抄をでんでんコンバーター向けに修正するとなるとちょっと大変かも。

と思って一ヶ月ほど放置してしまいました。実際にやってみると30分ほどで済みましたが……

さらに、これを機に紹介文や素人っぽい表紙を変更しようと漠然と考えているうちにひと月が過ぎました。

表紙を何度作成しても素人っぽさが抜けないのはなんでかなあ、と悩み続けてついに「そうか、俺は素人だった」と己の立場をわきまえるまでにさらにひと月の時間を要しました。

そうしてできあがったのが第二版です。

いままでの修正版はただAmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)のページで、その本の新しいデータを申請し直すだけでした。
これだと申請が受理された後で販売データは置き換わるのですが、それまでにダウンロードした人は(何故か)古いデータしか入手できません。「買った時の状態」が保証されているということなのかもしれませんが。

例えば、わたしのKindle端末には六花抄の初版(1.0版)のデータが残っておりました。
最初の誤字修正を行った1.1版をAmazonにアップした後で、1.0版を「端末から削除」して、その後でまたダウンロードし直してもやっぱり初版しか手に入らないのです。

ちょっと前まではアカウントサービスのMy Kindle(しばらくこのメニュー項目は消えていましたが、またこの名前で復活したようです)からデータを削除して、購入し直せば最新のデータと入れ替わる(自分の無料キャンペーン時にやってみました)仕様だったのですが、この前やったら、それもできなくなっていました。

というわけで、最後の手段(別に最初からこれをやればよいのですが)として「Amazonにデータのアップデートを申請する」を実行することに。

これはどのように行うかといいますと……

KDPのサポートページからメールでお願いする。
これだけなのです。

ただ、承認までに四週間ほどかかるという注意書きが……時間もかかるし、いちいちそんなことをするのが面倒なので、今まで避けておりました。
あと、メールでお願いするまでのページにたどり着きにくいというのも、原因の一つでした。以下にたどり着くまでの手順を示します。

・KDPセレクトページを開く
・「その他のよくある質問を確認するには、こちらをご参照ください」のこちらをクリック
・左側の一覧から「更新に関してお客様に通知」をクリック
・左下または右下にある「お問い合わせ」ボタンをクリック
・あれ? 結局どこから「お問い合わせ」を選んでも同じページにたどり着くぞ、ということは気にしない
・「お困りですか?」から「本の出版」をクリック。続いて表示されるサブメニューから「修正する」をクリック


これで開いたメールフォームに「ASINまたは書名」を入れて、申請してみました。
ASINとは本ごとに付けられた番号です。KDPの「本棚」で左端の本のタイトルの下にASIN:B00DP24TEIなどと表示されています。

今回、書籍のタイトル(ASINも一応入れました)とアップデートをお願いします、という一文をメールで送ったところ、すかさず「修正箇所の詳細データを送れ」と。「Kindleで読んだときの位置番号も必要だ」とメールが来た(実際にはもっと丁寧な書き方です)ので慌てて三カ所の修正に関してKindleアプリで開いてチェック。

が、ここで問題が。わたしの手元には上記の説明通り初版しかありません。また、テスト用に作ったepubファイルをさらにiOSのKindle用にazkファイルに変換したものがあるのですが……

というわけで、テスト用azkデータで確認した修正位置を送ってみました。

またしてもすかさず「担当部門にて審査するよーん」と返事(実際にはもう少し丁寧な書き方)が来ました。
で、Amazonでの販売データはその日のうちに無事更新されました。
後は今までの購入者へのデータ更新に関しての対応待ちです。

アップデートの依頼に対しては下記の三つの対応があると明記されています。

1)「大幅な修正」がされたと判断された場合は購入者全員にメールでお知らせ。
2)「小さな修正」がされたと判断された場合はMy Kindleからアップデート可能。
3) 修正に問題があった場合はAmazonから連絡あり。販売の一時停止もあり得る。


まあ、既にデータがアップデートされているので3)はないと思います。
1)にもならないと思うので、2)が一番よろしいかと思いますが。

というわけで、申請したのが2014/10/3です。
また、無事にアップデートしたらここでお知らせします。

*上記は2014年10月の情報です。更新の方法は将来的に変更されるかもしれません。
posted by Red56 at 05:46| Comment(0) | Kindle

2014年07月07日

購入したKindle本の冊数の確認方法

*2015/11/15追記
下記の方法は古い情報です。とりあえずいまのKindle本冊数確認は下記のエントリで紹介しております。
WindowsかMacにKindleアプリを入れる方法となります。
http://red56.sblo.jp/article/167815674.html

*2015/1/12追記
*注意! 仕様が変わって下記の方法では冊数が確認できなくなっています!
現在PaperwhiteなどのKindle専用端末であればクラウドの本の数を確認できますが、Kindleアプリ、PCからの確認方法がわかりません……わかったらまた記事を書きます。

さて、皆さんはいままでにKindleで何冊の本を買いましたか?

中学生の頃は自分が持っている紙の本の数を時折数えたりしておりました。

が、もう本が本棚に入りきらなくなると数える気さえ失せるものなのです。

引っ越しをするときに段ボールの荷物のほとんどが本。
重量で言ったら9割以上が本。
そんな状態になると何冊とかあまり意味がなくなります。
せいぜい「本が増えすぎて困ったな」ぐらいの感想になります。

ところが、Kindleサービスはその不安がまったくないのです!

Kindle端末のKindle Paper White(第二世代)を購入した時にはまだ正常な状態を保っていました。
液晶の反応が遅いな。これだと小説はなんとかなるけど、コミックはあり得ないな。などと思っておりました。

ところがiPad miniのKindleアプリで状況が一変します! おお、これだ! これさえあればコミックも小説もこの一台で読むことができるのだよキミ!
と誰もいない虚空へ向かって熱っぽく呼びかけるほどの衝撃でした。

そこから二ヶ月でジョジョ全巻の制覇。
連日きんどうさんで紹介される無料本のダウンロード。
期間限定無料のコミックがあればダウンロード。
1巻100円のコミックがあればダウンロード。
100円の1巻が面白ければほぼ定価の2巻以降をダウンロード。

クレジットカード登録しているから、お金をいちいち払う必要もなく、ワンクリックで欲しいときにすぐ読みたい本が買えます!
夜中に読み終わったコミックの気になる続きが二分後には手に入って読めているという幸せな体験!

……やばい。これ、歯止めがまったく効かないぞ。

で、最近になってきんどうさんが「廃課金者飲み会こと、第1回 Kindleユーザー懇親会」なるものを開催して、Kindle本を買いあさっている者どもは集まって語り明かそうぜ! という催しを主催されたのです。
その中でお互いが何冊のKindle本を買っているかということを報告し合っていたのです。

……え! 自分が何冊買ったのか、みんな把握しているの?

Amazonの購入履歴を見れば、そりゃ数えることはできます。
でも、Kindle本以外のものもありますし、一ページ辺りに表示されるアイテム数に限りもありますから、現実的ではありません。

どうやって数えたのかなあ。きっと知る方法があるんだろうなあ。
と思いつつも、知るのが怖いというアレもあって、真剣に追求はしませんでした。

最近になってNexus5にKindleアプリをインストールしたときに登録してある端末の整理をしました。
テスト用にPCにインストールしたAndroid端末を含むと10台以上のKindle端末が存在していたので、AmazonアカウントサービスのMy Kindl eの端末の管理ページから不要な物を消して、実在する端末だけを残して名前をわかりやすく変更して、などとやっているうちにKindleライブラリと書かれたページに行くといままでに入手したKindle本がアイテム数として表示されることに気がついてしまいました。

そこにはちょっと信じられない数字が小さく、長かった冬の終わりを告げる雪割草のように控えめに、しかしその存在をしっかりと知らしめるように逞しく表示されていたのです。(ショックでやや意味不明)
……1435。

はい、買いすぎ!

いま必死に履歴を追ったら、最初に買ったのは有料の高城高先生墓標なき墓場でした。
……読んでねえじゃん!
最初からこれだよ!
次がごんぎつね。
盗まれた手紙
こころ
美味い豆腐の話
吾輩は猫である
Tales of Terror and Mystery

はい。いずれも読んでいません。
まあ、とりあえずまだ慣らし運転で無料の小説をいくつかダウンロードしたということでしょう。

そして、次が
ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
です。

思えばこれがKindle地獄の始まりでした。
そこからあっという間にジョジョ全巻制覇。
ちなみに80冊ぐらいでした。

その後もブラックラグーン/進撃の巨人/弱虫ペダル/ハチミツとクローバー/デッドマンワンダーランド/大東京トイボックス/学園天国パラドキシア/ハカイジュウ/ばらかもん
などがぞくぞくとiPad miniの中に入っていきました。

やばい。これはやばいぞ。

なにがやばいって、増えれば増えるほどKindleへの依存が高まってくるということです。
そして、それが楽しくてしょうがないということです。
だから、まだ地獄は続いているのです。
posted by Red56 at 00:26| Comment(0) | Kindle