2014年11月02日

もう似たようなものすら手が届かない『八月』

音楽によって何かが変わることなどないと言い続けるための甘ったれた時間がやってまいりました。
オススメの一曲のコーナーでございます。

本日はこれ。
七尾旅人(ななおたびと)さんの『八月』でございます。

前にオススメしましたっけ?
ダブっていてもまったく問題などありません。



これをピアノで弾き語りながら歌うことが、死ぬまでにやりたいことです。
このコードを必死に練習してみましたが、まったく無理そうなので死ぬのをやめるか弾くのを諦めるかという選択を迫られたものです。

ギター弾き語りのライブ版


切ない情景が勝手に組み立てられて偽の記憶になります。
八月。
それは特別なときなのでしょう。

もちろん『夜、光る』もお勧めです。


そして、最近はこんなおっさんになってまた歌い続けています。



『八月』の入っているミニアルバムはこちら。

posted by Red56 at 21:00| Comment(0) | 音楽

2014年06月08日

0%からの羨望『いちご100%』

はい、本日はメジャーなミュージシャンの曲を紹介します。

いまさら紹介するまでもなく万人がご存じですねさよならポニーテールのアルバム新世界交響楽に収録されているいちご100%でございます。

この世界、確かにわたしがちょっと好きそうな感じじゃないですか。

ええそうです。好きなんですよ。
まあ、実際はちょっとじゃないですけどね。

さて、現実がどろどろべたべたして、ああ、もうだめだ己の体から滲み出てきた何かどす黒いものが鼻のところまできているといったよくある窒息のシチュエイションにぴったりの曲。

ここ数日、ずっとサビの部分が繰り返し頭の中で鳴っております。

ええ、最終的な窒息は防げませんが、そのことを少しの間は忘れていられますよ。ははは(笑い声)。

Julie LondonのCry Me a RiverとYou'd Be So Nice to Come Home Toの間にこの曲を入れて聴くと、またたまらない寂寞の情景に身を委ねることができるかと。

YouTubeでは……ないなあ。

では、替わりにアルバムタイトル曲のPVを。


新世界交響楽





iTunesでもお求めになれます。
posted by Red56 at 04:20| Comment(0) | 音楽

2014年05月18日

『フレネシのキュプラ』カワイイを耳からずぶずぶ流し込んで

frenesi(フレネシ)ってアーティストをご存じでしょうか。

数年前から知ってはいました。
ネットで曲を聴いて「おお、なんだこの奇妙な才能は。こいつは素敵じゃないか!」とやや不自然な口調の感想を抱いたものです。

まあ、いかにもわたしが好きそうな感じですが、そこはちょっと好きそうとかそんな感じではなく、いかにもわたし完全に大好きですと。
求められない訂正を誰彼構わず垂れ流したい44歳の初夏。

今回退職記念(しばらくこの言葉を何にでもつけることにしました)ということで、ついに念願のCDを購入です。

フレネシ キュプラ


おお、もうモロにわたしのハートを打ち抜いてきやがる。
心がふわふわときらきらとふにゃふにゃとうにゅうにゅとする感じです。

特にオススメは覆面調査員。
たまらんです。

YouYubeにもオフィシャルっぽいPVが。なんか謎の映像と共に、楽曲の一部が聞けます。
最近、ようやくこのブログの投稿ページにYouTubeのリンク貼る機能があることに気がついたので、貼ってみます。


あれ? Mac OSのSafariだとうまくプレビューされないぞ?
直のリンクも貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=MS3CQx8W-MI

……PVでもなんか不思議ワールドが展開されています。

こちらは公式ページ。フレネシの活動がわかるようなわからないようなブログが読めます。
http://www.otomesha.com/frenesi/

その他のAmazonの検索結果はこちらから。

frenesiのCD




posted by Red56 at 03:52| Comment(0) | 音楽

2014年05月02日

悲しい大人に聴いて欲しい『大人の唄』

はい、大人になってもうずいぶんたつので、音楽による救済や慰安が自分の心には及ばないであろうことを自覚しつつお送りするオススメの一曲のコーナーです。

おお、今日はちゃんと発売したばかりのCDに入っている曲なので、Amazonのリンクが貼れる!

はい菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの最新アルバム戦前と戦後の中の一曲大人の唄でございます!

さて、菊地成孔さんと言えば鬼才。ご本人はもう鬼才と言われることにうんざりしているというほどの鬼才。

彼が率いるこのバンドでは実験的なことを多くやっていた……ようですが、詳細は知りません。

なぜかこのアルバムは様々なカバー曲が菊地さんのボーカルでたくさん入っており、聴くときの敷居が大変低くなっております。

その中でもステキなのがご自身が小泉今日子さんに提供した楽曲大人の唄

これ、小泉さんの方から曲のオファーがあって、菊地さんは最近の小泉さんがどのような活動をされているのか知らないので断ろうと思ったのですが、是非にという依頼でこの曲を書いたそうです。ラジオでそんなことを言っていたような気がしますが、気のせいかもしれません。

しかし、これは素晴らしい曲です! 軽快な曲調、軽い感じの歌詞の中で小さく揺れ動く想い。
これはステキな大人によるステキな大人のための唄です。

まあ、だとするとわたしには無縁なものですが、その良さに触れると、一瞬だけきらきらした感じが伝わるじゃないですか。

はい、日頃はそんなものとは無縁だけど、たまにはそういうものに触れたい。触れなきゃもう前へ進めない。

そんなあなたに是非!

Youtubeを探したけど、菊地さんのも小泉さんのもみつかりませんでした……
下記のAmazonのページで45秒だけ視聴できます。

また、最後にリンクが貼ってあるMP3ストアでは一曲毎の購入もできます。



こちらはMP3の販売です。
戦前と戦後

多才を物語るAmazonでの
菊地成孔さんの検索結果です。
posted by Red56 at 23:18| Comment(0) | 音楽