2018年05月10日

もう完全に名作『ミステリと言う勿れ』の2巻

昼寝研究所寝言レポート#1510

いつも通りマンガを買ったからと言ってすぐには読まないぞこんなに忙しいのだからと思っていても三ページだけなんて自分に言い訳をして読み始めたらもうページを繰る手が止まらずにようやく一つ目の前巻から跨いだ話が終わったからここで止めておこうと思ったのにその次の話を数ページ読んでやばいやばいおもしろすぎると思って慌ててお送りする寝言日記でございます。

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というわけで、本日が発売日。
買いました。
田村由美先生の『ミステリと言う勿れ』の2巻。
大学生の久能整(くのう ととのう)君の周りで起こる事件のお話。

いま、episode3の途中まで。

……あの、これ、ただのおもしろいミステリマンガだと思っていたのですが……
認識を改めなければなりません。

ミステリ史に残るような名作じゃないかと、疑っています。

いま、episode3を読み終えました。

疑いは確信に変わりました。

……なんだこれ。スゴすぎるぞ。

ミステリ好きをくすぐりまくるロジック&意外性
バスの乗客達と整(ととのう)の会話を組み立てるのにどれだけの手間が掛かっていることか。

今年の『このミステリがすごい』系のランキングはこの作品が1位でもまったくおかしくないと思うのですけど……

あっという間には読み終えたくないので、心と頭を鬼にして週末まで封印します。

ああっ! 2巻のKindle版発売日が紙より2週間ほど遅くなってる!

なので、リンクは紙の本です。
もう紙だろうが電子書籍だろうが、とりあえず本棚に入れておくのが吉かと。


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何のリンクを辿ったのかわからないのですが、いつの間にかたどり着いていたページです。
『密室』が凄いおすすめミステリー小説30選
https://anpolog.com/entry/closedroom/
うっひょー!
見ているだけで楽しいページです。
1位がこの作品、というのも書き手の好みが溢れています。
何作か未読のものがあるので、ちょっとなんとかしなければと思います。
っていうか、クリスチアナ・ブランドの『自宅にて急逝』って密室モノなの?
もっと早くに言ってよ〜
ここ数十年の間に何度も古本屋で見たのに、スルーしてましたよ!
緑は危険』も『はなれわざ』も『招かれざる客たちのビュッフェ』も読んでいるのに!
……あれ? 『はなれわざ』ってどんな話だっけ? 1mmも覚えてない……

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しばらくは小説を書くから日記短い週間なのですが、今日はそうでもなくなってしまったような気がします。

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というわけで昨日2018年5月9日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版は3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は868ページでした。ありがとうございました。

新作小説は、謎解きのシーンを書いています。
楽しいなあ〜
後で全体を見直してアレやコレや辻褄合わせをしなければならないのが面倒だな〜

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・あらためて『エリア51』に手を出しました!


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)











2017年12月04日

手に入りにくい傑作『ミス・ポピーシードのメルヘン横丁』

昼寝研究所寝言レポート#1353

いつも通り憂鬱な月曜日が音もなく始まったことに対して抗議をしようと思ったもののどの窓口なら受け付けてくれるのかさっぱりわからず無言の抗議にならざるを得ないわけでそもそも何か音がしながら始まればよいのか月曜と誰にともなく問うてみてもそれに相応しい音ってどんなだろうかとその手の疑問ならば七番窓口かと訊ねてみれば確かにそういった質問は受け付けているけれど残念ながらきょうではなく水曜と聞いて落胆しつつお送りする寝言日記でございます。

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ああ、上の文章を書くだけで結構な疲労。

えー、KDPに『青い月夜の特別なこと』のKENPが生成中のままだよーん。とお問い合わせをしたのですが、本日返事がありました。いましばらくお待ち下さい12日までに回答しますとのこと。すぐに解決するかと思ったけど、そうはいかないようです。
どうしたのやら。

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えー、世の中すっかりクリスマスっぽくなって……

だめだ、話が続かない……

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こんな時こそ未消化のネタ。
えーっと、どれもこれも忘れているな……

山本ルンルン先生の『ミス・ポピーシードのメルヘン横丁』を読みました!
デザインの学校へ行くためにミス・ポピーシードのアパートに住むことになったマーガレット。
ポピーシードの側にはいつもネズミだか犬だかわからない執事っぽい存在。
家賃は一切要らないという好条件でしたが、そんなうまい話があるわけもなく、マーガレットの普通ではない日々が始まるのです。

……うん、相変わらず紹介がヘタだな。

まあ、アレです。
毎度お馴染みシトラス公国の片隅でのお話。
ルンルン先生が腕によりをかけて創り上げた一筋縄ではいかない物語の数々をお楽しみあれと。

『ミス・ウェンディ』や『孤独な少女』の悲しさと優しさ。『たばこすわせろ』『人気者になりたい』の奇妙な味わい。
『春の公園でめぐるもの』の見事なラストのコマ。『魔女ルーシーは修行中』にはあの魔女っ子が!
『口笛は風にのって』の静かな余韻。『ねじれてつながる』からエピローグへの美しい無常観。

ああ、ついつい全部読み返してしまいました。

素晴らしい。傑作。
でもKindle版もなく絶版。
もったいないことです。

いま見たら、復刊されたもの(こちらも絶版)は描き直しが多数あるそうです……欲しい。
しかし、プレミア価格に……オリジナルの方はお手頃なお値段。



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というわけで昨日2017年12月3日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は2冊でした。
既読ページ数は435ページ。ありがとうございました。

さあ、特に好評でもなんでもない『雪の降る夜』もそろそろ終盤です。
どうなりますか。このままのラストでいいのか。
ドキドキ。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜 第16回
 乾いた笑い声。
「なぜって、十年前にクゥシェットが死んだときにわたしは警察にしつこく食い下がったんだ。『彼女の死は事故じゃない』ってな。あの日誰かが玄関から入ってきてクゥシェットを連れていったのだと。そう思った理由は君と同じだよ。怪我をしたクゥシェットが外へ出ていったことに納得がいかなかったからだ。警察の人は一つ一つ状況を裏付ける証拠を説明してくれたよ。そしてうなずくしかなかった。クゥシェットは間違いなく自分の意志で外へ飛び出し、この場所へ来た。その理由だけがいまだにわからないままだが」
 今度はわたしが言葉を失った。叔父の行動も当然だ。叔父にとってクゥシェットは『仲のよい友達』ではない。亡き夫人と二人で育てた『我が子』だったのだ。叔父がどれほどクゥシェットを可愛がっていたか、それを見ていながらわたしはなんという考えに取り付かれていたのだろう。
「申し訳ありませんでした」
 わたしは謝った。それしかできない。
 叔父はうなずいた。
「謝ってもらうことはない。実はわたしも同じような考えに取り付かれていた。理由は君と同じさ。クゥシェットの落ちる音が君には聞こえたはずじゃないか。わたしは君にこう聞くつもりだったんだ。『そもそも君がクゥシェットを階段から突き飛ばしたんじゃないのか?』ってね」
 不意に強い風がわたしを包んだ。雪の流れが一斉に乱れ、また元に戻る。叔父の声が白い世界に吸い込まれる。
「それなら脅えたクゥシェットは君から逃れるために家の外へ逃げたかもしれない。何か怖いものがあれば……こんな馬鹿な思いが十年間に何度か浮かんだ。でも君のいまの話を聞いてようやくわかったよ。クゥシェットのことをいまだに思ってくれている君がそんなことをするはずがないとね」
「わたしはあのとき眠っていました……」
 不意に強い風が吹き、雪が舞い踊る。記憶がその向こうで揺らめく。
 目を逸らし続けていた。
 叔父さんを疑ったのも、なんとかして真相をわたしから関係ない場所へ遠ざけたかったからだ。
 それは自分に対する欺瞞に他ならない。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








2017年10月12日

読み返す度にオススメしてしまう『ないしょの話』

昼寝研究所寝言レポート#1300

いつも通り1300回目というきりのよい番号なのでいつもよりも特に何もしないぞという決意に満ち溢れながらお送りする寝言日記でございます。

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スマートフォン等マイクロUSB端子を持ったデバイスの充電が磁石のアタッチメントで楽にできるという製品ですが……
3セット目を購入しました。
一つは早々にぶっ壊れましたが、残りはまあ無事に使えております。
やっぱりとても楽です。

そういえば、右手の小指が腱鞘炎気味で痛いというのは、もしかするとスマートフォンのせいかという気もしてきました。
ポッドキャストRebuildのみやーんがそのようなことを言っていたので……
となると、両面テープでとめるリングが有効かも。

しかし、Zenfone2の弱点である「背面が丸っこい」ということを考えると難しいのか……
イオシスで200円ぐらいで売っていたなあ……
いまAmazonで調べたら、やっぱり平らな面じゃないと無理っぽいです。

うーむ……そろそろ買い換えてもバチは当たらないのではないかと。
となると6Sの中古辺りが狙い目か……
うわ、高いなあ……

iMacもMacBook ProもMac miniも買いたい物リストに入っているのですが、三つ目ぐらいからは50%OFFとかになりませんか?

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さて、初代iPad miniは見つからないままです。
とりあえず、次ネットに繋がったら中身を消去する設定にしましたが……

これで心置きなくiPad mini4を購入できると言いたいところですが、ネットでは新しいiPad miniが出るのではないかという噂もちらほら。
何しろ現行品が3世代前のCPUなので、使い続けられる期間がいきなり大きくマイナスからスタートという感じ。

年末まで待つか……

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山本ルンルン先生の著作月間なのでKindleで持っていた『ないしょの話』の紙版を購入。


短編集です。久々に読んで、改めてオハナシのおもしろさにうっとりします。
このブログでも3回目ぐらいのオススメかと。
人に言えない深い悲しみを乗り越えようとする少年の話が胸を打つ『ぼくのばら色の世界』や、最後のコマの美しさと優しさが切ない『シンシア』などほろ苦い味わいのお話が中心。
そして、最後の傑作『空色のリリィ』です。まさかのゾンビもの。
改めて読んで涙。いや、しかしこの衝撃は……
ゾンビものならではの取り残された者達の絶望や希望が見事に描かれています。それがこの絵で繰り広げられることの残酷さよ……
このオハナシにて短編集『ないしょの話』が完結するという構成も含めて完成度の高い短編集かと。

紙版のカバーをめくったら、Kindle版にはない絵が見れました。これがまた泣ける……

というわけで、本日のリンクは紙の方へ。Kindle版も同じページから購入できます。



これ、名作なので200万冊ぐらい売れても良いかと思うんですけど……
なかなかそうはならないので、こうしてオススメする次第です。

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というわけで昨日2017年10月11日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は1冊。無料版も1冊でした。
既読ページ数は1300ページでした。久々の1000超え。ありがとうございました。

ああ、ちょっとずつでも小説の手直しを進めないと……
でも行き詰まったから『六花抄』も平行して進めます。

それでは本日もお疲れさまでした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました



2017年08月30日

白い世界、黒い世界の思い出『月曜日の友達』

昼寝研究所寝言レポート#1257

いつも通り右手にあるのは只の孤独左手にあるのは只の絶望なんて寂しいふりをしているだけだからまったく平気なんだからねと思えばあらどうしたことでしょうステキな孤独とステキな絶望に早変わりこれでもう誰に見せても大丈夫と一安心しながらお送りする寝言日記でございます。

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そして紙のマンガを購入。
阿部先生の本はKindle版でずっと買っていましたが、一冊ぐらい持っておこうと思って本屋で買いました。

孤独な心のあがきもがき苦しみを描かせたら、あるいはそれ以外の何もかもを描かせたら右に出る者なしの天才阿部共実先生の最新作『月曜日の友達』1巻の発売日が今日だったのです!

というわけで紙の本へのリンク。


中学生になったばかりの少女を中心に描かれるクラスメイトとの奇妙な関係。

いままで『ちーちゃんはちょっと足りない』や『空が灰色だから』で描かれてきた阿部先生的な空気はこの作品にも宿っていました。

『空が灰色だから』は短編集の中に奇矯な人々が詰まっていて、様々な物語をみせてくれました。
大きく壊れてしまわないために小さく壊れ続ける心の有り様。
中には当たり前のように残酷なカタチもありました。

そして、今作は長編連載の1巻となります。
比較的ゆっくりとしたペースで世界が語られます。

主人公の水谷茜さんは小学校からの友達と自分との間に距離を感じています。
彼女の友達に悪い人はいません。というか土森さんは特にとてもいい人。
それでも、新しい世界である『中学校』ではいままでと違った価値観を持って当然という、その流れに何となく違和感を覚えてしまうのです。
そして、もう一人の孤独な心との出会い。
二人だけの奇妙な秘密。

美しいシーンが多いです。これが彼等の心にずっと残り続けることを願ってやみません。

凄まじい自意識と過剰なまでにキラキラとしたモノローグ。
最初のページに『春』とありました。
季節が一巡りしたら終わってしまうのではないかという予感が……

あまりに不安定な状態の二人。彼等の中にあるお互いを思う気持ちがどこへ向かうのか、それを見届けるのが正直怖いです。

いま見たら、Amazonのレビューで星1つのものが!
確かにその疑問ももっともだ!
それにしても1つは……
まあ、感じ方は人それぞれ。心に刺さる人もいるってことで。
ちょっとレビューを書くか……

Kindle版のリンクですが……配信はまだ先です。9/8にならないと表紙画像もでないのかな……


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昨日2017年8月29日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は3冊でした。
既読ページ数は2002ページ。あれ? 昼間は1998ページだったのに4ページ増えました。ありがとうございました!

今日は小説進まず。

昨日から連載し始めた小説、どうも小出しにしてもオモシロくないのではないかと。
まあ、何回か続けるか。
どうせコピペだから楽できるぞ、と思ったのですが、毎回読み直しては修正してから貼り付けるという作業が以外と面倒。
まあ、修正してこの程度ですという目安になればと思います。
なんの?

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

 曲がり角の度に床に這いつくばってそっと様子を覗き込むという動作を繰り返して、三尾の部屋までたどり着いた頃には軽く汗をかいていた。
 左右を見ながらインターホンの呼び出しボタンを押す。すぐに扉が開いた。
「一体、何が……」
 部屋に一歩入った瞬間に、狭い部屋の白い床の上、やや赤色がかった照明に照らされたそれに気がつく。
 倒れている三尾の体。背中に赤黒い染みが広がっている。突き出ているのはナイフの柄だろうか。
 駆け寄って首筋に触れる。まだ体温は残っているが、生きているもののそれではない。脈はないようだが、そもそも触っただけで判断できるような技術も知識もない。
 だが、今まで船内で起こった事件では死体を間近で見る機会がなく、この期に及んでまだどこか半信半疑でいた俺の甘い考えはようやく吹き飛んだ。目の前にあるのは死体だ。紛れもなく。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を忘れつつあります……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『セーラー服部とその他短編』読んだ!
・これで直ったのか? GPD Pocketのスタートメニュー出ない問題