2019年06月20日

これで君も英傑に『武将を描く』

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昼寝研究所寝言レポート#1915

さよならポニーテールの新しいアルバムを聞いているわけですが……
タイトルをWhat's Meant to Beかと思っていたら、来るべき世界だということが判明。
CDをMP3で取り込んだ時にアルバム名としてそれが登録されていたので「なんじゃこれ」と思ってジャケットをよく見たら背中に書いてありました。そっかー。

このアルバム、ちょっといつもと違った感触です。
最初の『森のなか』のフワフワした感じの世界からあの有名なオノマトペでいきなり視界が開けた感じになって終わるという、意味不明のスゴさ
『空飛ぶ子熊、巡礼ス』の主張がありそうななさそうなラップ混じりの謎の歌。
『眠れ、シロクマ』辺りで「熊をフィーチャーしすぎだろ!」と思わずツッコミを入れたくなります。どこへ向かうのかさよならポニーテール
まあ、そもそもユニット名からして別れを告げているわけだから、どこにだって行けそうです。

まだ聞き込みが足りませんが、とりあえず楽しいと言うことで。



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長野剛さんの『武将を描く』を購入しました。描きませんが。
ゲームの三国志のイラストを数多く描かれている方です。
武将の凄まじい迫力と、美しい天使像に酔いしれます。
CGかと思ったら、まさかの油彩手描きという……

その制作過程を知ることができるのと、ご本人の絵を描くきっかけや、現在に至るまでの道のりを知ることができるのがなかなか興味深いです。



おお、なんと画像データがご本人のホームページで壁紙として販売されています。
1080x1920のスマートフォン用縦長壁紙。一枚980円。
うおお、ちょっとお値段が……でも、この試みはおもしろいです。
A4サイズに印刷可能な2894×4645だと6800円
商用利用不可。
そうか……

マンガ家さんもこういうことが可能な契約になればよいのでしょうけど……

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なんとなくまた『アクタージュ』を読んでいます。
黒山監督が撮りたい映画があって、主人公にやらせたい役があるという設定(忘れていました)が最初の方にちょろっと書いてありました。そうか、それが夜凪景の紅天女になるということか……

このマンガ、いつかも書いたかもしれないけど、悪い人がいないんですよ。なので、安心して読めるという……
戦いはありますが、それは演技というものの有り様で戦うという……もはやよくわからない世界です。
一見安直な『敵』になりそうな千世子さんも「芝居は商品」と割り切り、己の才能全てで最高の商品を作ろうとする人。3巻の、台風が迫る中でのあの台詞を聞いたらもうその覚悟を認めざるを得ないでしょう。

それはそうと、このマンガ、雑誌に連載されているはずですが、扉絵というか、各お話での最初の「タイトル+登場人物」のページがないんですけど……最近はそういうのもアリなんですかね?
と思ったら、シーン21だけかな……この部分は確かに扉絵が入ると流れが切れるのかも。

ああ、ここで撮ったデスアイランドが見たい……


https://amzn.to/2ZB00cR

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というわけで昨日2019年6月19日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1091ページ。ありがとうございました。

なんとか来週の山を乗り切るぞ!

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

posted by Red56 at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 紙の本のオススメ

2019年06月05日

絵を描かなくても楽しい『ソッカの美術解剖学ノート』

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昼寝研究所寝言レポート#1900

おお、1900回。
1900。西暦にすれば黒体輻射の法則が発見された年。
円にすれば映画の料金。
犬で人換算にすれば37歳ぐらいでしょうか。

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朝、マンションの階段を降りているところで公園の横の道をちょっと妙な車が走っているのを発見。
車の屋根の上に丸っこい何かが載っているのです。
以前見たGoogleカーと似たヤツです。
十メートルぐらい上から見下ろしているわけだけど、 写ったかな?
と思いつつマンションの玄関から出たところでその車が目の前を横切っていきました。

以前、Googleカーを目撃した時には数ヶ月忘れていて、あるときGoogleマップを見ている時に思い出したので「確かこの辺りだったぞ」と見たら、わたしがいました。

今回も数ヶ月後にAppleの地図に写るのかな?

もし写ったら、娘に自慢します。

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わたしは絵を描きません。
昔は広告の裏に毎日のように絵を描いていました。
で、未だにイラスト集は好きですし、絵の描き方の本も好きです。
なんか、いつかまた描いてみようと思ったりしているうちに人生の2/3(推定)ぐらいが過ぎてしまいました。

というわけで、白状せねばなりません。
『ソッカの美術解剖学ノート』を購入してしまいました!
韓国のイラストレーターであるソク・ジョンヒョン氏が9年の月日を費やして書き上げた640ページの本です。
主に人間の骨や筋肉の話ですが、リアルなそれらの絵も、挿絵のようなマンガも、時々あるイラストギャラリーも、もう素晴らしい。読んでいて楽しすぎます。
中学生のわたしにあげたい一冊。
絵を好きな人なら、楽しめるのではないでしょうか。
値段はかなり(税込み7236円)しますが、まあ、一流のイラストレーターが9年かけて描いた技術書です。そう思えば安すぎると言えないこともないのです。



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というわけで昨日2019年6月4日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が10冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1127ページ。ありがとうございました。

今日は電車の中で小説を進めていました。
おもしろいのかどうか、まだわかりません……
でも、書いていて楽しいので良しとしましょう。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 紙の本のオススメ

2019年05月31日

楽しい美しさ『ひとりふらり』

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昼寝研究所寝言レポート#1894

昨日『彼方のアストラ』の4巻を読みました。
危機的状況を乗り越え、いよいよ色んな事が明らかになってきた、と思ったところでのアレ
うわー、そのための新しい人だったか〜
久々に足元を掬われたような心地よい衝撃

そして、本日最終5巻を購入しましたが、週末の楽しみにとっておきます。
これ、ちょっと厚いんですよね。期待が高まってしまう〜

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津原泰水先生の『11』を再び読んでおります。
短編集は通勤にとても向いているのです。

『追ってくる少年』と『微笑面・改』は……相変わらずうまさ抜群ですが、なんというか、ザラザラしすぎの読後感。仕事がアレな時に読むと心を削られる思いです。

この短編集、作家本人による作品解説が載っているのがおもしろいです。

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さて、先日Twitterでマンガ家の鳥野しの先生がオススメされていた小冊子的な旅行記を購入。
https://twitter.com/sino_torino/status/1132182980099575810

購入先はたまに利用しているBoothというサイト。
今回購入したのは川嶋すず先生の『ひとりふらり 出雲-倉敷-尾道-神戸 旅行記』です。

紙の本なので、送料が別途かかってしまうのはしょうがないところ。でも、実物を手に取って、その表紙の絵と、浮き上がったインクの手触りでもう嬉しくなりました。
https://tayutausz.booth.pm/items/1380160

昔の紙袋みたいな、黄土色の薄い紙が糸で綴じてあります。そこへ2色で印刷されている絵と文章がとても見応えあります。
正直、わたしの目(老眼)にはキツいのですが、それにしたって素晴らしい。
旅先の景色のスケッチが良い感じに描かれていて、眺めているだけで楽しいです。

中学で美術部に入っている娘に『絵の生み出す楽しさ』のお手本として見せたいです。
いい作品と出会えました!

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というわけで昨日2019年5月29日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1678ページ。ありがとうございました。

あー、来週を乗り切れるのか〜
謎です。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
posted by Red56 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 紙の本のオススメ

2017年11月12日

『本の雑誌』2017年12月号がそろそろ届くこのタイミングで11月号を紹介してみる

昼寝研究所寝言レポート#1331

いつも通り日曜日にはどよーんどよーんという気分が心の内側外側東西南北上下左右から縦横無尽に押し寄せて気がつけば自分もその揺れる気分の一部となっておりそうかそういうことかつまり本当は気分に内も外もないんだということに気がついて目からウロコやハトコがぽろぽろとこぼれ落ちてみたものの何の解決にも結びついてなくてどよーんどよーんとお送りする寝言日記でございます。

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明日から33期の創作塾に参加するので、修正した原稿を送付。
Wordってテキストでルビをふるための書き方ってないんですよ……
不便だなあ……

もしかして、そんなことができるワープロソフトはないのかな?
まあ、他社のでできたとしても、提出文書としてWord形式を求められているのでどうしようもないのですが……

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『本の雑誌』2017年11月号では『書庫を建てよう!』という特集。
まあ、本の雑誌だけに読者、書き手、作り手と本の整理に頭を痛めている人も多いと思われます。
SF評論家の水鏡子氏の建てた書庫。10万冊のキャパを持つ家です。おお、スゴい……

そして、本の雑誌を支え続けた北上次郎氏のご子息が語る『片付けられない書評家』の家族の苦労……
これね。もうモノを溜め込まれると、後始末が大変なわけですよ。
わたしももうできるだけ減らす方向で生きねばと思って、小説は電子以外で購入しないと決めているのです。
マンガはときどき両方買ってしまいますが……

書評家はそれがメシの種だから数万冊というのもわかります。
しかし、一般の人は書庫を建てる前に考え直さないと。

時々本屋に昔の探偵小説雑誌幻影城が綺麗に並ぶことなどがあると、ああ、どなたか亡くなったんだなと。
それもまた古本屋ならではの風情というべき光景ですが。

最近20年間溜め込んだ本の半分近くの1万冊を整理したという評論家の大森望さんが、悪魔が全ての書籍を捨ててきて、かわりにPDFデータにしてやると言ったら二つ返事でOKするだろう、と書いています。

電子書籍版はないので、紙の本です。


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先日、AbemaTVでやったホンネテレビでしたっけ?
これを見るためにAbemaTVをインストールしてしまったわけですが……
麻雀専門チャンネルがあるんですよ……
数年前の試合を延々やっています。
これを延々と見てしまうわけですよ。
小島武夫先生の打っている姿を。
かっこええなあ……
そして、女流プロの出る試合もちょくちょくやっていて……メガネの水瀬千尋プロを応援してしまうわけですよ。

やばいな、これ。
アンインストールするべきかもしれません。
この日記もなかなか進みません。

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というわけで昨日2017年11月11日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は4冊。
既読ページ数は817ページでした。ありがとうございました。

まあ、今週は予定通りだったから良しとしましょう。
年末にかけて新作を書きたいので、もうサマータイムリバースの大幅な修正はかなり後回しにするかも。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)









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