2017年04月12日

『別冊クイック・ジャパン』3月のライオン特集!

昼寝研究所寝言レポート#1117

いつも通りシの鍵盤の前にラがあることに何か意味を見いだすことができるのかと思い悩むフリをしつつお届けする寝言日記でございます。

=====================

朝、充電してあったGPD Winを持っていこうと思ったところまでは覚えていました。
電車の中ではスマートフォンでネットばかり見ていました。
会社についてふとリュックを見るとチャックが大きく開いています。
家から持ってきた分厚い本が3冊。
GPD Winはありません。

……落とした?

そんな大きなものを落としたら気がつきそうなモノですが、ずっとヘッドフォンをしているので……

さてと……
これはいよいよGPD Pocketを買わなきゃならん事態なのか?

しかし、よく考えると、そもそもGPD Winをリュックに入れた記憶がありません。
ということは家にそのまま置いてあるかもしれないのです。

が、記憶がないからといってそのことが起こらなかったということにはならないのが現実の厳しいところ。
努めて薄らぼんやりと日々を送っている身としてはもう何がウツツかマボロシカ。

でも、まあ、多分家だな。きっと。

と思いつつ昼間は難波の旭屋書店まで歩いていき、QJスペシャルを購入。

帰ってきてドキドキしながら部屋の中を見たらば……
机の上にありました!
あーよかった。

=====================

というわけで、今日は帰りの電車の中で別冊クイック・ジャパン 3月のライオンと羽海野チカの世界を読んでいました。
これは……

過去に3月のライオンおさらい読本には色々と言わせてもらいました。
いや、ないよりはあった方が全然いいし、好きな作品についてあれこれ世界を広げられるのは楽しいのですが、それだけについ注文をつけたくなるのです。

が、このQJは……
なにこの羽海野チカ愛に溢れた作りは……
この1冊に映画・アニメ・プロ棋士・そして作者へのインタビューという……
カラーイラストも多くて嬉しいです。
限界まで詰め込んだ。編集長の本気の全力を感じます。

羽海野チカ先生へのインタビューは三回目という吉田豪さん。嬉しいことに過去の二回のインタビューも収録されています。
羽海野先生は人見知りしそうな方っぽいので、馴染みのある聞き手で、しかも吉田豪さんなら間違いなし!
……おお、素晴らしくオモシロいインタビューになっている……

サブタイトルに偽りなし。
世界を堪能しました!

これ、いずれKindleになるのかな?
なったらそっちも買いたいです。

表紙は裏表紙に続いていて、ひなちゃんが描かれています。


=====================

本日、拙著『チョコレートの天使』に8件目のレビューをいただきました!
ありがとうございます!
不思議なお話でしたとのこと。
そうなんですよ。
よくこんなものを書けたと思います。
主人公は虫の加工職人。
『青い月夜の特別なこと』を書こうと思った時にこの世界の設定を持ってきました。
なので、微妙にリンクしております。

=====================

というわけで、昨日2017年4月11日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は7冊。無料版は6冊でした。
既読ページ数は1473ページ。ありがとうございました。

睡眠不足が続いております。
小説ちょっと書いて寝よう……
夜にお菓子をばりぼり食べるのはやめよう……

それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいです
・『徒然チルドレン』もう一回読んでから
・『約束のネバーランド』3巻読んだら
posted by Red56 at 23:12| Comment(0) | 紙の本のオススメ

2017年03月27日

回りが大きくなってしまった時に読む本『星空』

昼寝研究所寝言レポート#1101

今日も色々な感情の渦に飲み込まれそうになりながらそれを回避するために小さくなったり長細くなったりしながらお送りする寝言日記でございます。

==================

職場の近くの大垣書店のイラスト集やら画集やらデザイン関係の本などが並ぶ巨大な棚にその本は表紙が見えるように面陳列で並んでいました。



水面に浮かぶ小さなボードに少年と少女。夜の空を見上げています。
タイトルは『星空』
これは……

オビにはわたしが知らないモデルさんのやや狙いすぎたコメント。
まあ、それはいいでしょう。売るためには色々試さなければならないのです。

献辞の言葉は『世界とうまくやっていけない子供たちに』
絵+数行の文章で構成された100ページほどの絵本。
表紙にも描かれている主人公の女の子はカワイイ感じのタッチですが、中のイラストは彼女の心情を反映してやや暗く時には異常な世界になっております。
10ページぐらい読んで購入を決めました。
これ以上読んだらもうたぶん堪えられない。

家で改めて全編を読んでため息。
なんちゅう美しくて寂しくて悲しくて優しいお話なんだ……
また小さく輝く素晴らしいものと出会ってしまった……

くると思っていたけど、最後から2ページ目にやられました……

作者は台湾の絵本作家さんジミー・リャオ(幾米)さん。
何作かこのような絵本作品を出しているそうです。
他のも読まねば!

電子書籍ではなく紙の本です。


==================

本日は職場の人と飲みに行きました。
色々と話をしました。
世代が違っていて、同じテレビ番組のことを喋っても出ている人が違うという……
これもまた貴重な体験でした。

==================

そして昨日2017年3月26日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は5冊。無料版も5冊でした。
既読ページ数は2773ページ。ありがとうございました!

それほど酔っ払うこともなく、無事に日記を更新できました。
まあ、本の感想は前日に書いておいたモノですが……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいです
・『地底旅行』読みました
・『徒然チルドレン』読みました
・『約束のネバーランド』2巻読みました
posted by Red56 at 22:42| Comment(0) | 紙の本のオススメ

2015年08月19日

『エスケープ』最後まで燃えました!

・『エスケープ』読み終えました

うわー、おもしろかった!
すごい。すごいぞ!
ロードレースで走っている選手達の間にこれほどの駆け引きが存在するとは……

薬まみれのヨーロッパよりも、実力で勝負をする土台がある日本(ですよね?)の方が、ある意味純粋にスポーツとして美しいのではないかと。
しかし、ロードレースのことをまったく知らない人が読んでどう思うのかはよくわからないです。
登場人物が多いので、混乱するかも。

少し変わった点としては、紙面の上の方に、本文に重なるように『残り約75km』とかちょくちょく出てくるのです。
最初は「なんか邪魔だな」と思っていたのですが、この数が次第に少なくなっていくことで、繰り広げられている戦いがより熱くなるのです。kmがmになった瞬間からもうやばいです。

感動を過剰に盛り上げるようなこともなく、抑えた書き方もとてもよかったです。

ほとんどのレースは映像だけではわかりにくい(というか、そもそも映像なんて残っているのか?)ところでしょうが、この本が書かれたことによって、この2014年の全日本選手権は何年経ってもすごさが伝わる特別な存在になりました。

くりらじでも何度か感想を言っています(特に『新番組』の2015年8月8日の回)が、それを聞いてなるほどと思ったのは別府史之選手の凄まじい存在感。
それから、登場する選手の写真は、確かに欲しいところです。

いやあ、そういった些細なアレはありますが、間違いなく素晴らしい本でした。

といって、この本でロードレースに興味を持ったとしても、なかなかその先に行くことは難しいんですよね……

というわけで、昨日に引き続き、紙の本のリンクを貼っておきます。
著者は佐藤喬(さとう たかし)さん。
丹念な取材をして、そこからこの長いレースを再構築したという、気の遠くなるような作業を経て書かれた力作です。


posted by Red56 at 23:31| Comment(0) | 紙の本のオススメ

2015年08月18日

緊張が伝わりまくる『エスケープ』読んでます!

・『エスケープ』読んでます。
ネタが無くなってきた……
しょうがないので、まだ読んでいる途中の本を紹介。

というか、本をほぼ読まなくなったのはどうしてだろう。
昔は暇さえあれば読んでいたのに……
なんかもうきっといろいろとヒビが入っているのでしょう。

というわけで、明るくエスケープのご紹介。
えーっと、これ、突然ですが日本の『自転車ロードレース』のノンフィクションです。
作者はフリーのライター佐藤 喬さん。

いままで、このブログでロードレースが好きとか言ったことなんかあったっけ?
と思われた方もいるかもしれません。
言っておりません。
別にそれほど好きじゃないからです。

ただ、インターネットラジオ『くりらじ』を十年近く聞いているうちに、知らん間に結構詳しくなってしまいました。
『くりらじ』ではロードレース(競輪ではありません)のことをちょくちょく伝えているのです。
で、くりらじでこの本が熱く語られていたので買ってみました。

まあ、ロードレースというのは、日本ではあまりメジャーではありません。
ロードレース用の自転車に乗る人は沢山います。
が、プロのロードレーサーの名前を一人でも知っている人はほとんどいないと思います。
例えば長らく海外で活躍している別府史之(べっぷ ふみゆき)選手。
選手になるエピソードがもう素晴らしくドラマチックな新城幸也(あらしろ ゆきや)選手。
いまの日本を代表する選手ですら、ほぼ知られておりません。
弱虫ペダルの小野田坂道くんのほうが遙かに知られています。

そして、このエスケープはそれよりもさらに知られていない選手達の、まさに命がけの戦いを描いた熱い本なのです。
2014年に行われた全日本選手権。そこで走っていた選手達に何が起こっていたのか?
レースの間に選手達が何を考えて、どのように走ったのかを丁寧に追いかけています。

というわけで、ロードレースのことを知らない人のために、わたしが知っていることを全てお伝えします。
・ロードレースはチームで走る。
・チームの中に一人だけエースがいる。
・エースを勝たせるために、残りは全員捨て駒。

はい、これがわたしの知っている全てです。
そういう特殊な競技です。
常にレースの展開を読んで、どこでどう動くか、ということを考えながら走り続けるという過酷な戦いなのです。
また、全日本選手権では海外のチーム所属の別府選手などが「単身」で参加することもあります。
この「単身」は集団で走るチームに勝てるわけがない、というのが常識的な考えですが、過去の全日本選手権ではこの別府選手が圧倒的な強さで優勝したりしているのです。
うーむ、すごい。

最後に名前のふりがながないから正しく読めないぞ! というおそれのある選手の名前を書いておきます。
清水都貴(しみず みやたか)選手。
鈴木真理(すずき しんり)選手。
これぐらいかな?

残念ながらKindle化はされていません。
紙の本のリンクを貼っておきます。



未消化のネタ

・ダンジョン飯2巻来た!
・公園で写真
・欲しいPC
・恋愛怪談サヨコさん
・いまさら青の祓魔師
posted by Red56 at 23:04| Comment(0) | 紙の本のオススメ