2018年02月12日

海の色空の色『無限島』

昼寝研究所寝言レポート#1423

いつも通り冬の三連休の最終日特有の淡いオレンジ色の透明でひんやりとした寂寥感に包まれながらお送りする寝言日記でございます。

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連休最後の日なので内田善美先生の『草迷宮 草空間』を数年ぶりに読んでみました。

ねこと名乗る市松人形を拾ってしまった大学生の草(そう)青年の日常を描いた、コメディっぽい内容のオハナシです。
……ホントか?

いま無理にわかりやすい紹介を書こうと思ってコメディとしました。だって、悪友との掛け合いや、ねこの仕草や周りの人との関係などで生まれる妙なおかしさがあるじゃないですか。作者による作中人物へのツッコミという手法もあるし……

ところが、その上で描かれようとしていることが何なのかはわかりません。
命はなんなのか。
どこからくるのか。
いずれ失われるものが生命なのか。
ねこは生きているのか。

主人公の草による突然のモノローグ。
これこれ。これが内田善美先生の世界。

で、様々なものを読者に投げかけ、ほっこりした感じで終了。
続編を書くことはできそうですが、30年前に発表され、その後はありません。
作者の内田善美先生は途中でマンガを描かなくなり、作品の再販も一切されていないため、いま入手するにはかなりの金額が必要となります。

星の時計のLiddleをもう一度読みたい気もしますが……

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さて、上巻を途中まで読んだまま放置してしまっていた中川悠京先生の『無限島』(むげんとう)を、最初から読み直してようやく読了しました。

元々Webで連載していたそうで、毎回オールカラーのマンガだったそうです。
が、これが数年後に紙の本になったとき、残念ながらカラーは一部のみになってしまったそうです。まあ、オールカラーというのは当然コストがそれなりに上がるから、しょうがないでしょう。

で、これが電子書籍版になったときに、なんとオールカラーに。
おお、素晴らしい決断。

というわけで、Kindle版は繊細な世界が、美麗な色彩で楽しめます。

都会であるトキオからムゲンという小さな島に、両親と一緒に引っ越してきた「こおる」という少女の、慣れない環境で徐々に島の生活になじんでいく様子を描いたファンタジーです。
ムゲン島ではトキオとは違って色々と不思議な現象が起こります。
アタゴオルっぽい感じもありますが、作者が丁寧に作り上げた美しい世界が楽しめます。
そして、上巻の最後で驚いたのですが、上巻の最後でいきなり物語がぶった切れております。いつもは一話終わるごとにSpecial Thanks! と欄外にあるのですが、それもありません。
あれ? 落丁? と思ってしまうような途絶。
下巻を読むと、その続きが……で、数ページでSpecial Thanks! とあります。
つまり、あるオハナシが何故か上巻と下巻に分けて収録されているのです。
読んでいる限り、そうする必然性、というのは感じられません。
一体なんじゃこりゃ……と思いつつ読みましたが、最後まで読んでもよくわからず。

と思った、Amazonのレビューに素晴らしい答えが!
紙の本にしたとき、その回の後半を「色つき」にしたかったからでしょう、という推測が述べられていたのです。
おお、そうか。だったらもう何もいうことはありません。
素晴らしい工夫かと。

下巻では色々な事件というか事象が起こって、作者の狙いが最初からこれだったのかと、驚かされました。

最後の方でちょっと変わった趣向があって、それもWeb連載であったことを考えるとなかなか胸が熱くなる面白さ。

いや、素晴らしい。なかなか強烈な印象を残す世界でした。



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というわけで昨日2018年2月11日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。有料版は1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は626ページでした。ありがとうございました。

さあ、小説は適当に進みました。明日からまた地下鉄の中で頑張ります。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・あらためて『エリア51』に手を出しました!


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








2018年02月11日

楽しげな『デザインの引き出し33』

昼寝研究所寝言レポート#1422

いつも通り鉄砲町のイオンの食堂からはち切れそうなお腹を抱えつつお送りする寝言日記でございます。

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昨日の夜に見仏記がやっているのを発見したので録画して置きました。
おお、お二人とも相変わらずの雰囲気で笑えます。
しかし、これ、よく地上波で放送できるなあ。

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鉄砲町イオンの前に北花田のイオンに寄って紀伊國屋書店を覗いたのですが、一部で話題になっている『デザインの引き出し 33』がありました。
おお、なんじゃこりゃ。

本が箱に入っています。
最近は卵のパックで紙製のものがありますが、まさにあんな感じの箱に入っているのです。

続いて鉄砲町イオンへ。
古本を見たら1冊500円の棚にどうしても欲しいものが3冊。
さあ、どれを買うべきでしょうか。

……まあ、どれもです。
そして、デザインの引き出しも購入。

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帰って確認したら……
『デザインの引き出し33 箱・袋・シール・包装紙・紙タグなど  梱包・包装に使う紙もの・刷りもの大特集』の「箱」は「箱のような表紙」でした。
うおー、やるなあ!

そして、その表紙に包まれていた付録がスゴいのです。
で、実際にそのような付録をどのように作成するのかというような特集です。

このムックは時々買っているのですが、毎度贅沢な企画で楽しんで作っているのが伝わってきます。素晴らしい。

Amazonではプレミアがついてしまっていますが、定価は税抜き2000円です。

リンクは販売元のグラフィック社です。

http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=4&p=36919

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というわけで昨日2018年2月10日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版は0冊でした。

本日、著者セントラルの作者紹介の文章を変えました。
まあ、もっと早く変えておけ、という話ですが、その辺りはどうでもいいと思って放置してしまうのが素人の浅はかさ。
おとなしく自分の好きな作家と小説のタイトルを並べてみました。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいので上巻を再読中……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・あらためて『エリア51』に手を出しました!


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)











posted by Red56 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年02月10日

ATOK Passport購入しました

昼寝研究所寝言レポート#1421

いつも通り新しいIMEを使う時はちょっと不安はありますがよりよい環境が手に入るというのは非常に楽しいもので期待も大きくなりますし小説を書くためにまた便利な道具を手に入れたということもあってゴキゲンになりつつお送りする寝言日記でございます。

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まあ、便利そうだなと思いつつも、なかなか踏み切れなかったのですが、ATOK2018からはATOK Passportによる月額課金のみになる、という大きな変化があったところで、長年ATOKを使ってきたということもあって、ちょっと応援の意味も込めて使ってみるかと。

いままでと違って変換時に広辞苑、大辞林、ウィズダム和英辞典を使うことができます。
というか、この辞書がなければ月300円で使えるのですが……

広辞苑は過去のATOKで購入したことがあったのですが、そこそこの値段がしたのに、何度かATOKがバージョンアップしたら使えなくなっていたように記憶しております。

いまこの日記を書いていても『焦眉』の意味がすぐに表示されます。
これは便利。

で、いま試しにネットワークを切ってみました。
そこで辞書が使えないと、電車の中では辞書を諦めるということになってしまうので、その確認。

例えば、この版から記載されるようになったというディクスン・カー……は辞書が出てこないです。

盂蘭盆会……辞書が出てこないです。

これは……もしかして辞書機能にはネットワークが必須ということでしょうか。

ネットワークを有効に戻します。
盂蘭盆会……おお、辞書が出た。

うーむ、ちょっと設定を調べてみます。

ああ、どうやらこの広辞苑は大辞林は『クラウド辞書』と呼ばれている機能です。
ってことは、当然ネットワークが必要なわけで……うーむ。
ダウンロードは無理なのかなあ……

あ、ネットを調べたらやはり同じ事を期待して購入した人がいました。どうやら無理のようで、その人は常にオンライン環境でPCを使うわけではないので解約したと。

わたしの場合は電車の中で小説を書く時に辞書があると便利かと思うのですが……ちょっとテザリングなどを試しつつ、様子を見てみますか。

さあ、月々500円の価値があるのか。しばらくは様子見です。

文章校正機能もクラウドでできるそうですが、1万文字しかできないので、まあ、あまり使えません。

というわけで、しばらく使ってみます。

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本日、初めて安堂維子里(あんどう いこり)先生のマンガを読みました。
『バタフライ・ストレージ』
人が死ぬと口から魂が蝶となって飛び出します。
蝶は50日目で消えてなくなりますが、それを捕獲して保管することで、蝶に記録されている人のデータを呼び出して死者と話をすることもできます。
ただ、その蝶を個人で売買する人達もいるため、そんなフトドキ者から蝶を守るための『死局』という組織が存在しているのです。
今日も死局の小野は蝶を救うために暴走します。

おお……
おお……
スゴい設定。
そして、その特殊な世界がキチンと構築されており、そのルールに則ってよい感じのお話が繰り広げられております。
やるなあ……

というわけで2巻まで一気に読みました。

3巻はまだ出ていませんが、先が気になるので、間違いなく購入するでしょう。



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三連休の最初の日は大体あっという間に過ぎていきます。
まあ、こんな感じで良しとしましょう。
小説は……電車に乗っていないので、さほど進んでおりません。

オリンピックをだらだらと見ています。

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というわけで昨日2018年2月9日の自作Kindle有料版ダウンロード数は1冊。無料版も1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は250ページ。ありがとうございました。

さあ、小説を書いて、できればこの章を終わらせたいモノですが……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・あらためて『エリア51』に手を出しました!


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)







posted by Red56 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年02月09日

GPD Pocketで車内小説

昼寝研究所寝言レポート#1420

いつも通り一日がゆっくりと終わっていく音はプランクトンの死骸が落ちていく音に似ているに違いないと言ったのは誰だろうと思い出そうとしてもまったくもって何も浮かんでこないことに驚きますが必死に記憶をたぐる音はまさにタンポポの綿毛が雪の上に舞い降りるときのそれではないかと誰かが言っていたのではないかと疑心暗鬼になりながらお送りする寝言日記でございます。

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いや、GPD Pocketの便利なこと。
ここのところ小説がどんどんと音をたてて進んでおります。
打鍵音がペチペチと安っぽくて、ちょっとうるさいかと思いますが、地下鉄の中なので、まあ、それほど迷惑にはならないかと思いますがもしアレだったら申し訳ありません。

まあ、そんなGPD Pocketですが、立ったままの入力は正直なところ、若干やりにくく、机上でのタイピングもややクセのある配列のため、楽々入力というわけにはいかないのですが、そのどちらでも打てる、というのが実に貴重な特徴なのです。

思えばNECのモバイルギアやSHARPのZAURUSなど、電車の中で小説を書くために色々な機種を試してきました。

その目的において、ほぼ究極の形がこのGPD Pocketではないかと。

かつてのモバイルに向いた機種はいずれも独自OSで動いており、CFカードに保存したテキストデータをPCに移動して管理していたのですが、うっかりすると整合性が合わないことになったりして、苦労しました。

その点、このGPD PocketはWindows OSを使う普通のPCなので、Dropbox内に小説データを保存しておけば、ネットワークのある環境(スマートフォンを使ってのテザリングでも可)に持っていけば、自動で整合性を合わせてくれますし、万が一競合が発生したり、データをうっかり消してしまったときにもDropboxの機能(無料版でも30日は削除データの復帰が可能)を使って復帰できます。

こういった便利なサービスを使えるのも、GPD Pocketが広く使われているPCだからこそなのです。

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で、ここ数年はDropboxに小説のデータを残すという方式でやってきたのですが、そろそろ他のクラウドストレージサービスを試してもいいのかも。

OneDriveも最初の頃はサービスの名前が変わったりして、ちょっとどうかと思っていましたが、その頃に色々と無料版の容量を上げるイベントをクリアしていたので、それなりに容量があるんですよね……

こちらの方もちょっと考えようかなあ……
でも、Dropboxが動いている限りは慣れた方式で十分か。

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というわけで昨日2018年2月8日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版は9冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は718ページ。ありがとうございました。

さて、小説のタイトルを昨日10個ほど考えました。
もう多分30個ぐらい考えています。これをあと何度か繰り返して、何かピタッとハマるものが思いつくと良いのですが……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・あらためて『エリア51』に手を出しました!


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








posted by Red56 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年02月08日

穴のあるもの

昼寝研究所寝言レポート#1418

いつも通り無いと思っていたモノがあってあると思っていたモノが無くてでも考えてみたらあると思っているモノなんてそんなにないなと思っていたら結構あってでもそれらはやっぱり無いのだから事実確認の一瞬手前で無いと思うことで何もかも無く勝利したと思いつつお送りする寝言日記でございます。

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というわけで、昨日「ヤマダ電機にブルー・ピリオドはありませんでした」と書きましたが、本日もう一度見てみたら、棚に面出しで置いてありました! ひゃっほーい。

はっ! イカン。また読んでしまいました。

うわー、カバーを外したら電子版にはない四コママンガが……
嬉しいけど、電子版にもお願いいたします……

この手の「カバーを外したところ」や「折り返しの作者の言葉」などが電子書籍版では省かれていることが多いのです。
データにするのが面倒なんですかね……

こだわって全てを電子版に収めてくれる会社もあります。
そういうところの電子書籍は進んで集めたくなります。

さて、この作品を何度も読んでいると、色々と気がつくことが。
主人公は何もかもそつなくこなし、成績も学年で一桁。悪友との付き合いも大切にして、これといった不自由も疑問もなく生きています。
でも、それなりの努力はしているわけで、ノルマをこなして目標をクリアしているという感覚で勉強もしているのです。
その彼が美術に関しては『才能ある人が好きなことをやっている』と思っているわけで、だからこそ初めてスゴいと思った先輩に言われたことがぐっと来るわけです。

改めてマンガの台詞って丁寧に考えられているなあ。
いやあ、おもしろいなあ……



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さて、本日はパンツの話をしたいと思います。
あ、パンツと言っても、アレですよ。
皆さんがすぐに思い描くパンツではなく、わたしの子供の頃には皆当たり前のように『ズボン』と読んでいましたが、そのズボンの下に履く下着の話です。

履いてるパンツの一つがだんだんと破れてきて、もう履いているのかいないのかわからない感じになってきたので、手近なところで百円ローソンにて買い求めてみたのです。
最近の百円の品がなかなかのクオリティというのはもはや常識。わたしを含め、多くの裕福ではない人のために技術の粋を集めた『安くて良い品』が溢れかえっているのです。

と思っていました。

このパンツを履くまでは。
身につけた瞬間にお尻の辺りに違和感。
『あれ? 俺、なんか履き方間違えてる?』と思いましたが、前後左右上下表裏現在過去未来何度確認しても合っています。そもそもパンツなんて穴が四つしかないのですから、目をつぶったままどんな履き方をしたって三回ぐらいで正解にたどり着くような単純なモノです。
正しく履いているのに、尻の形を間違えたような違和感。
もう、そういう商品なのでしょう。
パンツとして失格。買い物としては失敗です。

やっちまった……
このパンツを我慢して履き続けるか、履くのを諦めるか、尻の形を何とかするか、しばらく考えます。

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というわけで昨日2018年2月7日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版も0冊。おかしなパンツは100円……それよりはお買い得だと思うんだけどなあ。理論的な穴も四つ以上はあるしなあ……
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1169ページ。おお、ありがとうございました!

小説は今日も進んでおります。突然別の人の話になってしまって、どうしようかと思っています。まあ、これも欠かせないということで。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・あらためて『エリア51』に手を出しました!


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)









posted by Red56 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記