2017年12月07日

月を思う部屋

昼寝研究所寝言レポート#1356

いつも通り言いようのない不安に駆られているその根本的な原因はなんだろうかと考えて天井を見上げるとどうもこの頭の上の空間が平ら過ぎるのが良くないのではと思えてきてこれがもっと起伏に富んで山や川や海がある景色が逆さに広がっていて海沿いの線路を時々一両だけのローカル線が走っていたりしたらそれはもう心穏やかあるいはもっと違う雄大な景色として例えば月面のようにゴツゴツとクレーターや静かな海が広がっていたらまったく違った感情を抱くに違いありませんああ誰かそういう景色をあるいは月面を見上げることのできる天井を作ってくれないかと思いながらお送りする寝言日記でございます。

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あれ?
なんか今日はもう上のアイディアだけで良くないですか?

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最近仕事中も寒いのです。
暖房はかかっているのですが、廊下への扉が近くて……
机の下が机の脚しかないのもよくないですよね……段ボールで囲いたい。

で、サンコーレアモノショップでUSBで暖まるスリッパが3000円弱で売られていると聞いて、大阪日本橋にある店舗へ。
ええっと、どこにあるのかな……
http://www.thanko.jp/html/page2.html
上記ページで調べると、
『レアモノショップ 大阪日本橋店』の住所が大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル2階
『AppBank Store うめだ』が大阪府大阪市浪速区日本橋5-7-12ルネ日本橋1F

……はい、逆ですね。グランフロントは梅田の大きなビル。浪速区は日本橋のあるところ。
公式ページ大丈夫か……

というわけで、昼間に日本橋店へ。

……うわー、何もない……
スマホのケースとケーブルばかりだ〜

昔はちょっと離れた別の場所でもう少し色んな商品を並べていたのですが……

欲しいのはこれ。USBカーボンヒータースリッパだったのですが、見当たらず。
http://www.thanko.jp/shopdetail/000000002955/ct210/page1/order/

あ、アマゾンでもあるぞ。
しかし、レビューも微妙だな……

ちょっと他の方法を考えよう……

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なんかARMで動作するWindows PCが話題になっていますが……
大して安くもないし、果たしてちゃんとWindowsが安定して動作するのか。
Windows 10 Sエディションって、Windows RTの匂いがしますが……
OSの仕組みではなく『なかったことにされる』のでは、という意味でです。

バッテリーは現行の二倍ぐらい持つようですが……
同じ値段を出せばIntel CPUのステキな製品がたくさんありますよ。

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そして、ついにiMac Proが出てきそう。
まあ、12月発売予定と半年ぐらい前に発表があって、ここに至るまで訂正がないということは予定通りなのでしょう。
なんでも12/18という情報がうっかり出てきたそうな……
とんでもなくお高いモノなので、買うはずもないのですが、他のiMacも微妙なアップデートがあるかも。

……MacBook Pro 13インチのGPU搭載モデルはないのかな……
いま欲しいのはそれだけです。

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というわけで昨日2017年12月6日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は2冊。無料版は0冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は737ページ。ありがとうございました。

さあ、六花抄の修正を反映してセールの準備だ!
『雪の降る夜』は明日で完結。最後まで出せたのはよかったです。

というわけで、本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜 第19回
 叔父の視線がもう遠い過去を追う。
「クゥシェットは学校で虐められるとよく逃げ出していたよ。そんなときには崖下の看板の裏に隠れていてね、わたしが探しにいったものだ。君が来るようになってからは学校でもしゃべるようになったし、看板に逃げ込むことも少なくなった。本当に香苗ちゃんには感謝しているよ」
 雪ばかりが積もる。
 階段から落ちた後、彼女は自分で外へ出ていった。何故だろうか。疑問は最初に戻ってしまった。わたしの中でゆっくりと笑顔が蘇る。
 十年たってわたしは初めてクゥシェットに質問をする。
 どうして?
 彼女はきっと笑顔で答えてくれるだろう。でもいまのわたしにはその声が聞こえない。
 叔父がしゃべり続ける。
「階段を落ちたクゥシェットがなぜわたしの所に来なかったのかはわからない……やはり、警察の結論の通り、気が動転していたのだろう。出血はかなりあったはずだが、外へ逃げさえしなければただの怪我ですんだのに」
 叔父は大きくくしゃみをした。
「もう戻ろう。このままでは二人とも遭難しそうだ。我々がいなくなったら、クゥシェットの記憶も消えてしまう。雪に埋めるのは過去の辛い事件だけにしよう」
 その言葉が、わたしに何かを思い出させる。
「君が十年たってもクゥシェットの友達でいてくれて嬉しかった」
「友情が本物なら年月は関係ありません」
 そう信じたいのだ。わたしは。
「……ありがとう」
「わたしはもう少し残ってから戻ります」
「そうか……無理はしないようにな」
 足音が風に消え、わたしは森の中に完全に一人になった。夜の暗闇がわたしを厚く包み込む。
 クゥシェット。さまざまな思い出がわたしを包む。懐かしい言葉や動作。
 ようやく、クゥシェットの声が聞こえた気がする。
 風が耳元を吹き抜ける。
 わたしにはもう解ってしまった。
 彼女の行動の意味が。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)











posted by Red56 at 22:59| 日記

2017年12月06日

紙の本を減らせ!

昼寝研究所寝言レポート#1355

いつも通り『映像研には手を出すな!』を読みながら今年読んだマンガもまた傑作が多くて幸せであったとしみじみ思いながらお送りする寝言日記でございます。

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ただ一つ困った点があるとすれば、もうすっかり紙の本への執着は捨てきってKindle本に移行したと思っていたのに、『こんなにおもしろいこの本は紙で買わねば!』と物欲を刺激されてまた棚の中のマンガが増えつつあるということ。

うーむ……楽しいけどこの歳になってまたマンガ増やしてどうするっちゅう話ですよ!

……本を減らす。
来年の目標はそれにしよう。
もう二度と読まない小説もできるだけ減らす。
不可能犯罪モノはとっておくとして……微妙な小説はすべて無くそう。

有象無象の雑誌やらイラストの描き方本(を買うのが好き)も半分ぐらいに減らそう。

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さて、無料キャンペーンをやる予定です。
『チョコレートの天使がPrime Readingに選ばれた記念無料キャンペーン!』という感じで。

たぶん、今週末ぐらいから。
『六花抄』の修正版をアップしないとな……

『チョコレートの天使』以外の99円本をすべて無料にする、というのはいつも通りですが、もういまさら冊数は伸びないのかも。
まあ、他に手段も思いつかないし……

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ヤマダ電機でコツコツとポイントを溜めて、ある程度たまったらイラスト集を買う、ということをやっております。
はっ! これがマンガ以外にも紙の本が増えている原因だ!
いま欲しいのはスプラトゥーン2のアートブック。しかし、アルタイルのイラスト集も欲しいし、いつか日記でちょろっと紹介してタイトルも忘れているあのアート写真集も欲しいなあ……ほら、もう棚が5cmぐらい埋まりそう。



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というわけで昨日2017年12月5日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は2冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は204ページ。ありがとうございました。

さあ、『雪の降る夜』はもうすぐ終わりです。
感想はtwitterのred56zzzあたりまでお送りいただけると色々嬉しいです。
おもろないという場合はスルーしていただければと思います。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜 第18回
「……その可能性に気が付いたのは一週間後です。もうクゥシェットのお葬式も終わって、わたしは家に帰っていました。気が付いてしまったその時からずっとわたしは脅えていました。生まれた頭の中で疑問は何度も繰り返されました。
 もしかしてクゥシェットはわたしの仕掛けたお面に驚いて階段から落ちたんじゃないかって。
 だけど、なぜ外に逃げたのかはわからなかったので、そんなはずはないと自分に言い聞かせていたんです。でも、いまの叔父さんの言葉を聞いて納得することができました。
 クゥシェットはお面に驚いて階段から落ちたんですね。そして、怪我をしながらも、お面とシーツのお化けがいる建物の中から必死に逃げようとして外へ……」
 これで長い間のわだかまりに判決が下された。わたしは有罪だ。
 雪が勢いを増し、狂ったようにわたしを包む。いや、狂っているのはわたしだ。このままこの風に切り裂かれて分子よりも細かく際限なく小さな粒になって消えることはできるだろうか。
「いや、それは違うな」
 叔父さんの力強い声でわたしは我に返る。
「そのお面のことはいま初めて聞いたが、だとしたら、君の考えは間違っている。いいか、君が発見したときは階段の下に落ちていたんだろ? その事実を忘れてはいけない。お面はどうやって移動したんだ? 冬の時期に建物の中に隙間風など忍び込んでくるわけはないから、風で落ちたとは考えられない。わたしもそんなお面の存在には気がつかなかったから、それを運んだのはやはりクゥシェットだろう。壁にかかっているシーツやお面を手に取るためには階段を上り切ったところから二三メートルは進まなければならないからね。君の仕掛けたお面に驚いて、クゥシェットが階段から落ちたとしたら、お面を動かす人がいなくなるじゃないか」
 そうだ。確かにそうだ。わたしの弱い心はその考えに飛びついた。
「……わたしの考えるところではね、クゥシェットの奴は確かにお面を見たんだと思う。少しは驚いたかもしれない。どちらにしても君がやったことに気が付いて仕返しをしようと思ったんじゃないかな……そして君が驚くような場所に仕掛けようと思ったんだ。階下のトイレの扉にでもね」
 もしそうだとするとクゥシェットにしてはまれに見る冴え方だ。きっとわくわくしながらやろうとしただろう。とっておきの仕返しを、嬉しそうな顔をして一人きりで仕掛けようとする姿が浮かぶ。
「そして足を踏み外したんだ。シーツの端でも踏んだかもしれない。でも、もうそれは君の責任ではない。いつでも起こり得る事故だ。確かに残念なことだが気にしてはいけない。クゥシェットにとって君と過ごす日々がどれほど幸せだったか」


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)









posted by Red56 at 23:17| 日記

2017年12月05日

近頃のバッテリー

昼寝研究所寝言レポート#1354

いつも通り安いトランクスの左側のゴムの下の部分が破れてきて履こうとする度に少しずつ穴が大きくなっていることにふと気がついて立ち止まったりしているわけですがもちろんその穴にも意味はあって例えば長い人生重くて大きなボウリングの玉をトランクスで包んで運ばなければならない局面というのも少なからずあるわけですがそんなときにこの穴の空いたトランクスであればそこに指を引っかけて運搬が楽なことこの上なしと思うとなかなか新しいものを買おうという気にならないのもやむを得ないことであるなあと立ち止まりつつお送りする寝言日記でございます。

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スマートフォンの調子が悪いです……
充電しているのにバッテリーが減っていくという、まったく新しい能力を発現しました。
やばいなこれは……

とりあえず変なソフトが常駐していないかチェック。
特にないようですが……まあ、このところ急激なバッテリーのヘタり具合を実感してはいたのですが、まさかここまでとは……

自分で交換しようかと思いましたが、けっこうヤバそう。絶対に端子が壊れそう。

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新しいのを買うか……
iPhone 6S辺りが欲しいのですが……値段が高すぎ。
Huawei P10 liteが安いなあ……

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さて『13・67』を読んでいます。
第二章の『任侠のジレンマ』を読了。おお、これも香港のマフィアの抗争を背景にした本格ミステリ。すごいな。
この本、最初の『黒と白のあいだの真実』の章が2013年で、次の『任侠のジレンマ』が2003年を舞台にしているのです。
つまり、少しずつ過去へ向かっているという、変則的な構成。このお話がどういうところへ着地するのか楽しみです。

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期間限定でGoogle HomeやHome miniが半額で売られています。
近所のヤマダ電機でも半額……

これは買うべきか?
しかし、Echoがあるしなあ……

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年末にかけて忙しくなるばかり。どうなっているんだ!

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というわけで昨日2017年12月4日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は1冊。無料版は9冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は697ページ。ありがとうございました。

……また『青い月夜の特別なこと』が500ページ読まれたことになってます。
うーむ……
あと、コメント欄に会社のこと書くヤカラがいるな……
スミマセンがコメント無しにします。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜 第17回
 トイレから戻ってきたら驚くぞ。
 廊下の正面の壁にお面とシーツを下げてわたしは満足した。少し離れてはいるが、これで階段を登ってくると最初にこのお面の恐ろしい顔が目に入る。クゥシェットをびっくりさせようとして家から持ってきたのだ。雪だるまにはつけられなかったけど、ここで役にたちそうだ。
 クゥシェットの驚く顔を楽しみにしていたのに、その後でテレビを見ていたわたしはお面のことなど忘れてしまった。
 クゥシェットはなかなか戻ってこなかった。風呂に入っているのだろうか? あるいは叔父さんの所に居るのかもしれない。いつかも彼女はトイレに行った後でわたしのことなど忘れてしまったのか、自分の部屋で寝ていたことがあった。
 そんなことを考えているうちに、やがてわたしは一人で寝てしまった。
 十一時頃に、今度は自分がトイレに行きたくなって目が覚めた。わたしは普段から夜中に目が覚めてしまうことが多い。この山荘では一人じゃ恐いのでクゥシェットを起こしてトイレについてきてもらうことにしていたのだが、彼女の寝息が聞こえない。
 下のベッドを覗いてみると丸められたシーツがあるだけで誰もいなかった。
 わたしは部屋を出て勇気を振り絞って階下のトイレに行こうとした。階段のところでふと先ほどの壁を見るとお面もシーツもなくなっていた。もしかして叔父さんが片づけたのかもしれない。だとすると怒られることになるかもしれなかった。
 そんなことを気にしてながら、わたしはゆっくりと階段を降りていく。叔父さんにクゥシェットのことを聞いてみよう。もしかして、一緒に寝ているのかもしれない。それならそれで構わない。
 一番下に降りたところで気が付いた。
 階段の横、電話台の横に床にシーツとお面が投げ捨てるように落ちていることに。
 どうしてこんな所にあるんだろう。風で剥がれたのかも。
 わたしはその意味を深く考えずに用を足すと部屋に戻ってお面とシーツを片付けた。もしクゥシェットが見ていなければ、また後でびっくりさせることができるかもしれないからだ。
 それから、もう一度、部屋のベッドが空なのを確認して叔父さんにクゥシェットのことを聞きに行くことにした。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








posted by Red56 at 23:52| 日記

2017年12月04日

手に入りにくい傑作『ミス・ポピーシードのメルヘン横丁』

昼寝研究所寝言レポート#1353

いつも通り憂鬱な月曜日が音もなく始まったことに対して抗議をしようと思ったもののどの窓口なら受け付けてくれるのかさっぱりわからず無言の抗議にならざるを得ないわけでそもそも何か音がしながら始まればよいのか月曜と誰にともなく問うてみてもそれに相応しい音ってどんなだろうかとその手の疑問ならば七番窓口かと訊ねてみれば確かにそういった質問は受け付けているけれど残念ながらきょうではなく水曜と聞いて落胆しつつお送りする寝言日記でございます。

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ああ、上の文章を書くだけで結構な疲労。

えー、KDPに『青い月夜の特別なこと』のKENPが生成中のままだよーん。とお問い合わせをしたのですが、本日返事がありました。いましばらくお待ち下さい12日までに回答しますとのこと。すぐに解決するかと思ったけど、そうはいかないようです。
どうしたのやら。

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えー、世の中すっかりクリスマスっぽくなって……

だめだ、話が続かない……

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こんな時こそ未消化のネタ。
えーっと、どれもこれも忘れているな……

山本ルンルン先生の『ミス・ポピーシードのメルヘン横丁』を読みました!
デザインの学校へ行くためにミス・ポピーシードのアパートに住むことになったマーガレット。
ポピーシードの側にはいつもネズミだか犬だかわからない執事っぽい存在。
家賃は一切要らないという好条件でしたが、そんなうまい話があるわけもなく、マーガレットの普通ではない日々が始まるのです。

……うん、相変わらず紹介がヘタだな。

まあ、アレです。
毎度お馴染みシトラス公国の片隅でのお話。
ルンルン先生が腕によりをかけて創り上げた一筋縄ではいかない物語の数々をお楽しみあれと。

『ミス・ウェンディ』や『孤独な少女』の悲しさと優しさ。『たばこすわせろ』『人気者になりたい』の奇妙な味わい。
『春の公園でめぐるもの』の見事なラストのコマ。『魔女ルーシーは修行中』にはあの魔女っ子が!
『口笛は風にのって』の静かな余韻。『ねじれてつながる』からエピローグへの美しい無常観。

ああ、ついつい全部読み返してしまいました。

素晴らしい。傑作。
でもKindle版もなく絶版。
もったいないことです。

いま見たら、復刊されたもの(こちらも絶版)は描き直しが多数あるそうです……欲しい。
しかし、プレミア価格に……オリジナルの方はお手頃なお値段。



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というわけで昨日2017年12月3日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は2冊でした。
既読ページ数は435ページ。ありがとうございました。

さあ、特に好評でもなんでもない『雪の降る夜』もそろそろ終盤です。
どうなりますか。このままのラストでいいのか。
ドキドキ。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜 第16回
 乾いた笑い声。
「なぜって、十年前にクゥシェットが死んだときにわたしは警察にしつこく食い下がったんだ。『彼女の死は事故じゃない』ってな。あの日誰かが玄関から入ってきてクゥシェットを連れていったのだと。そう思った理由は君と同じだよ。怪我をしたクゥシェットが外へ出ていったことに納得がいかなかったからだ。警察の人は一つ一つ状況を裏付ける証拠を説明してくれたよ。そしてうなずくしかなかった。クゥシェットは間違いなく自分の意志で外へ飛び出し、この場所へ来た。その理由だけがいまだにわからないままだが」
 今度はわたしが言葉を失った。叔父の行動も当然だ。叔父にとってクゥシェットは『仲のよい友達』ではない。亡き夫人と二人で育てた『我が子』だったのだ。叔父がどれほどクゥシェットを可愛がっていたか、それを見ていながらわたしはなんという考えに取り付かれていたのだろう。
「申し訳ありませんでした」
 わたしは謝った。それしかできない。
 叔父はうなずいた。
「謝ってもらうことはない。実はわたしも同じような考えに取り付かれていた。理由は君と同じさ。クゥシェットの落ちる音が君には聞こえたはずじゃないか。わたしは君にこう聞くつもりだったんだ。『そもそも君がクゥシェットを階段から突き飛ばしたんじゃないのか?』ってね」
 不意に強い風がわたしを包んだ。雪の流れが一斉に乱れ、また元に戻る。叔父の声が白い世界に吸い込まれる。
「それなら脅えたクゥシェットは君から逃れるために家の外へ逃げたかもしれない。何か怖いものがあれば……こんな馬鹿な思いが十年間に何度か浮かんだ。でも君のいまの話を聞いてようやくわかったよ。クゥシェットのことをいまだに思ってくれている君がそんなことをするはずがないとね」
「わたしはあのとき眠っていました……」
 不意に強い風が吹き、雪が舞い踊る。記憶がその向こうで揺らめく。
 目を逸らし続けていた。
 叔父さんを疑ったのも、なんとかして真相をわたしから関係ない場所へ遠ざけたかったからだ。
 それは自分に対する欺瞞に他ならない。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








2017年12月03日

麻雀チャンネルから目が離せない……

昼寝研究所寝言レポート#1352

いつも通り日記を書こうとして何回目かわからないので昨日の日記のテキストを開いても昨日もわからなかったのかやっぱり書いてなくてその前の日のテキストにも書いていないので最後にはhttp://red56.sblo.jp/を開いて確かめることになるのだけどそれを最初にしないのは自分で自分のページを開いてカウントを稼ぐのはどうかというどうでもいいアレのためだけど時間の無駄だなあと溜め息をつきつつお送りする寝言日記でございます。

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娘の体調も落ち着いてきたので一安心。
本日はのんびりと昼間からビール飲みながらAbemaTVで延々と麻雀チャンネルを見てしまいました……
再放送ばかりですが、おもしろすぎる……

プロの対局って試合中の選手が一切話をしない(ポンやチーは発声しますが)し、ほぼ無表情なのです。自分がかなり凹んだ中で起死回生の一手が他の人の千点で消えた時に黙って自動卓に牌を流し込む時など、なかなかシビれます。
で、終わった後でインタビューに答える時ににこやかになったり、自分の失敗について解説の人に意見を求めたりするのですが、その辺りの雰囲気の変わりようがまた楽しいのです。

あと、解説にプロ雀士がついたりするのですが、それがまさにいまリーグ戦で戦っている抜け番の雀士が担当したり、というのもおもしろいです。

とりあえず白鳥翔プロのtwitterをフォローしました。

あと、これサイバーエージェントの代表取締役社長が参戦している大会があるんですけど……
どんだけ麻雀好きなんですか! しかも強い! プロを相手に堂々と戦っています! ちょーカッコイイんですけど。

というわけで、これを見ていると何も進みません。

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新作小説はぼちぼち進んでおります。
あと、昔書いた小説『雪の降る夜』を手直しして連日出しておりますが、この中のスプーマムという存在を使ったお話ができそうな感じです。

まあ、もう少し考えなければなりませんが……話の骨子はなんとなく。
またいつか書くかもしれませんが、今さら感は大きいです。

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というわけで昨日2017年12月2日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊となっております。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は122ページ。ありがとうございました。
というわけで『青い月夜の特別なこと』のKENPが生成中になっている旨をメールで報告してみました。ついでに既読ページ数もよくわからないことになっていると、さらりと書いてみました……どうなりますか。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜 第15回
 やがて暗闇に声が響く。
「君は本気でそんなことを思っているのか? わたしがそんなことをしたと」
「考えたくありません。でも、傷ついた彼女が外へ出て行くでしょうか? なぜ安らかな顔をしていたんでしょうか? それに、普段お酒を飲まない叔父さんがなぜあの日に限ってお酒を飲んでいたのでしょう。それは大それたことをやってしまった自分を誤魔化すためではなかったですか? なぜ叔父さんは彼女が階段から落ちる音に気が付かなかったんですか? わたしの疑問に答えてください」
 雪が少し激しさを増した。
「クリスマスイブにワインを飲むのは妻との習慣だった。妻が死んでからは彼女に話しかけるため。そしていまではクゥシェットと妻に話しかけるために残された習慣だ……道の途中の血痕については警察がちゃんと調べた。間違いなくクゥシェットのものだよ。わたしの血液も採取された。わたしの言葉が信じられなかったら警察に問い合わせてみるといい。いまさら答えてくれるかは知らんが。
 クゥシェットが落ちた音に気がつかなかったのは{迂闊|うかつ}だったが、玄関と居間の間のドアは寒さを防ぐために隙間もなく厚く丈夫な造りになっているからだ。わたしがそのことでこの十年間どれだけ悔やんだことか。それからクゥシェットの履いていた長靴には彼女の血が付いていた。階段から落ちたクゥシェットが靴を履く前に自分の血を靴下に付けたらしくてな、それがかすかに長靴の内側に残っていたということだ。つまり、血を流したクゥシェットはずっとあの靴を履き続けたということだよ。これでも君は足跡を疑うかね?」
 それがもし本当だとしたら、わたしの考えはことごとく間違っているだろう。
 そしてわたしはそれを望んでいる。
「なぜ、警察の調べた結果をそんなに詳しく知っているんですか?」


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








posted by Red56 at 23:04| Comment(0) | 日記