2017年11月27日

創作塾の第2回目行ってきました!

昼寝研究所寝言レポート#1346

いつも通り二回目の創作塾に出席して帰りの電車の中で今回提出した自分の小説を読んでまた文章の手直しすべき点を見つけてしまってああ失敗失敗と思いつつやっぱりオモシロいなと自画自賛しながらお送りする寝言日記でございます。

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有栖川有栖先生に『六花抄』の最初のパートを読んでいただきました!
今まで(サマータイムリバースや青い月夜の特別なこと)と違っていきなり死人が出てくるようなこともなく、ちょっと雰囲気が違っていて、丁寧に世界が描写されていて良いのではないか、というようなことを仰っていただきました! あと、特になんの事件も起こっていない途中までの描写も楽しいと。
ありがたき幸せ……

このお話がツマラナイと言われたら泣きながら千鶴江様を背負って逃げ出すところでした。
ああ、よかったよかった。

まあ、次の回で死体が出てきますが……ミステリっぽいギミックを無意味に入れてしまう悪癖がバンバン投入されてしまいます。

ええんじゃろか……こんな話で。
という疑問は残りますが……

しかし、自分が書いたものを多くの人に客観的に見てもらえるのは本当に貴重な経験となります。
この間、表紙と一緒に更新した六花抄ですが、またちょろちょろっと修正せねば……全体を見てもらった後の方がいいか……それが終わった後で無料キャンペーンかな……

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本日、と言うか昨日からやや体調不良で、どうやら金曜日に食べた貝の呪いではないかと思うのですが、一昨年辺りに生牡蠣を食べたときにひどい目にあったのですが、生のホタテもダメなようです。昔は平気でしたが……

というか、Wikipediaで貝毒の項目を見たら、そもそも何故こんなものを食べているのかと……


というわけで、もう貝は食べないことになりました。

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ふらふらになりながらヤマダ電機へ行ってふらふらとイラスト集の書棚を見たら宝石の国のイラスト集を発見したのでふらふらついでに購入してしまいました。1冊しかなかったから……

とっとと中を見たいところでしたが、本日は創作塾。2週間かけて読んだ3cmぐらいのA4用紙(小説)の束を持っていき、さらに新しい3cmぐらいの小説の束をもらって帰らなければならない日なので、画集は会社のロッカーに置いてきました。

ついでにリュクスの角灯の3巻の場所も確認だ!

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というわけで昨日2017年11月26日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は2冊。無料版は1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は722ページでした。ありがとうございました。

よし、なんとか今週を乗り切るぞ!
雪の降る夜……これ、オモシロいのかな……楽しくはないわな。わたしの他の小説と同じように。
これは最後までやります。大した話ではありませんが。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜(仮) 第8回
 五分ほど走っただろうか。前方で雪が盛り上がっているのが見えた。叔父さんがクゥシェットの名前を叫んだ。
 近づくにつれてわたしの鼓動はますます激しくなっていった。
 うつぶせに、雪に半ば埋もれた小さな体。両手は投げ出されている。足に合わない大きな長靴。服装はわたしが最後に見たときのまま、上着も着ていない。
 叔父さんは雪を払い、動かない体を抱きかかえた。クゥシェットの顔は白くなっていた。そして何故かうっすらと笑みを浮かべていた。その安らかな顔がわたしの脳裏に焼き付いた。
 髪の毛の間から雪がはらはらと落ちた。それはクゥシェットの血で赤く染まっていた。
 叔父さんはクゥシェットの頬を何度も叩いた。でも何も起こらなかった。わたしにはわかっていた。クゥシェットが二度とわたしの手を焼かせることはないのだ。煩わせることはないのだ。
 恐くて目をそらした。地蔵岩が視界に入った。見慣れた景色は闇の中で得体の知れないものに化けていた。雪を被った巨大な岩がわたしに迫ってくるような気がした。
 やがて何も言わずに叔父さんは立ち上がり、山荘へ向かって大急ぎで走り出した。わたしはその後を追った。黙って泣きながら走った。声を出してしまうと全てが本当のことになってしまいそうで恐かった。
 山荘に戻って町の病院へ運んだ時にはもう手後れだったのだけど、叔父さんはなかなかあきらめようとしなかった。輸血が必要なら自分の血をいくらでも、と医者に詰め寄っている横でわたしはクゥシェットが突然この世界から消えてしまったことを受け入れられなくて呆然としていた。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)








posted by Red56 at 23:35| Comment(2) | 日記

2017年11月26日

紙の本が増えてしまう……

昼寝研究所寝言レポート#1345

いつも通り休みの一日が終わることに対する寂しさや焦りや罪悪感の塊をまた記憶のどこかに沈めなければならないことに対する疲労感的な何かに対してステキな名前はないだろうか思いつつお送りする寝言日記でございます。

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娘が古本屋へ行きたいというので、ちょっと遠くのブックオフへ。
わたしの上着が安いユニクロのぺらぺらダウンジャケットだったのですが、さすがに数年着ているとツルツルのテカテカでちょっと可哀相な感じになってきています。
ブックオフの奥で古着を売っているのを発見したので、ちょっと見て見たら、あら、明らかにいまのよりも上等なものが1280円。
はい、購入。またこれで5年ぐらいいけるぞ!

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紙の本をできるだけ買わないようにしております。
持っている本は積極的に売るようにしております。
5年経って1ページも読んでいない本は一生読まないでしょう。

と思っているのに、ブックオフで『ニュクスの角灯』が売られているのを見たら、思ったより大きくてモノとしての本に惹かれてしまいました……それでもまだ1巻だけなら手を出さなかったと思いますが、2巻も並んでいて……
丁寧なマンガを堪能いたしました。

そして、昔数冊持っていて売った『毎日かあさん』を1巻からまた買っているという……
まあ、そういうこともありますよ。

サイバラワールドを堪能しております。

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本の雑誌12月号でも『屍人荘の殺人』が紹介されている……
おもしろそうです。

と思って、購入直前まで行ったところで別のKindle本を買ってしまった……
こちらも評判の高い作品。
まあ、読むかどうかはわかりませんが……(だったら買わなきゃいいのですが)
読む自由を購入したということで。

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そろそろ年末のランキング本が出てくる季節です。
最初の頃は『このミステリーがすごい』を待ち望んでいたものです。
ベスト20に入った作品を何作読んだか、なんてことをチェックしたり……

いまではもうほぼ20冊とも読んでません……
一時期夢中になった森先生は今でも時々講談社ノベルスで書かれていますが……

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というわけで昨日2017年11月25日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は1冊でした。
既読ページ数は943ページ。ありがとうございました。

ああ、小説が進まない……
だって書いてないもの。

とりあえず『雪の降る道』を最後まで出します。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

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雪の降る夜(仮) 第7回
 目が覚めるとクゥシェットがいなかった。まるで朝の繰り返しみたいだった。でも、窓の外は真っ暗だ。
 わたしは部屋の明かりをつけて、しばらく待っていたけど、クゥシェットはなかなか戻ってこなかった。時計を見ると十一時だ。
 クリスマスイブの夜。サンタクロースなんていないことはわかっていた。
 しばらくして、わたしは下に降りていった。叔父さんは居間でテレビを見てお酒を飲んでいた。普段はお酒を飲まない人だったので、わたしは少し驚いた。
「叔父さん、クゥシェットがいない」
 叔父さんはトイレにでも行ったのだろうと笑っただけだった。
 わたしはトイレにはいなかったと答えた。叔父さんは肩をすくめて探してみようと言った。
 山荘の部屋はそれほど多くない。客室を含めて全部回るのに時間はかからなかった。
 探す場所を失った叔父さんは玄関を見て声を上げた。
「長靴がない」
 玄関はお客さんが使うのでクゥシェットやわたしの長靴は山荘の裏口においてある。この晩はお客さんはいなかったが、もちろんその規則は守られていた。例外としていろいろな雑用をこなす叔父さんの長靴だけが玄関に置くことを許されていた。それがなくなっていた。
 上着を掴んで階段の下の木箱から別の長靴を出して外へ駆けていく叔父さんの後をわたしも慌てて追う。わたしのつかんだ長靴は大きくて走りにくかった。
 外はあまりに静かで、それがいつまでも続くことで恐怖を感じ始めていた。
 雪はもう止んでいる。月明かりの中に地面も森もぼうっと浮かび上がっている。
 新雪の上に一筋の足跡が続いていた。
「クゥシェット」
 叔父さんとわたしは走った。よく見ると、足跡の傍らには時々小さな赤い染みがあった。それはもしかして血じゃないのか、と思ったけど、わたしは何も言わなかった。叔父さんもわかっているに違いない。
 雪は十センチ程しか積もってはいなかった。わたしと叔父さんは森へと続く小道をたどっていった。
 走りながらわたしの唇は震えていた。激しい動悸で目がくらみそうだった。
 闇の底を柔らかく照らす雪面。一筋の足跡。その先に何があるのか。
 わたしは待ち受ける未来を恐れていた。


未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)







posted by Red56 at 23:01| Comment(0) | 日記

2017年11月25日

見たことのない世界へ『宝石の国』8巻

昼寝研究所寝言レポート#1344

いつも通り細やかな安らぎとそれを覆い尽くしそうな不安がたゆたう休日を過ごしながらお送りする寝言日記でございます。

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昼間は娘と久々にBob Rossのお絵かきビデオを見ていました。
ついさっきまで何もなかったところにペインティングナイフでぺろっと絵の具をなすり付けるとゴツゴツとした岩山が現れます。
あまりにスゴいので思わず爆笑してしまいました。
これ、いま同じことをやる人が出てきても十分に番組を作れると思うのですが……

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昼間は延々と仕事。
夕方から『宝石の国』最新8巻を読むために1巻から再読。
何という妙な世界のお話でしょうか。

そして、最新巻へ。

……うおお!
ついにこの世界の色々なことが明らかに!
そして一気に話がクライマックスっぽく。

うーむ……スゴいです。
他の何にも似ていないマンガ。

これのアニメって大丈夫なのかな……
だって8巻のところまでは放送されないわけで、おそらく3巻ぐらいでアニメは終わりかと。
そこまでではちょっと……

8巻まできてのみなさんのレビューがまたおもしろいです。



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『冒険エレキテ島』の2巻を読みました。
当然のようにクオリティ高し。
そして当然のように3巻へ続く……
次の次のオリンピックが終わった頃に読めるのかな……

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Dave Leeの動画でSurface Book 2のレビューがあったのです。
https://www.youtube.com/watch?v=fJEFIQSdsqw
高価過ぎるので、オススメはしにくいと。
でも、他にはない機種なのでそれをどう考えるかなのですが……
そして、彼が指摘している残念な点。ThunderBolt3非対応ということ。

おお、そうか。なんか対応しているんだと思ってました……
なんだよ〜いまどきこの値段で非対応って、悲しすぎる。

ちょっと考え直したいと思います。
年末のiMac Pro発表と同時に13インチのMacBook ProがちょろっとGPU載ってくるんじゃないかと期待しているのですが……

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というわけで昨日2017年11月24日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は1冊。無料版は0冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は750ページ。ありがとうございました。

ああ、本日も頑張った……
あ、小説書いてないや。

これから少し進めます。
連載小説ですが……設定変えたら色々と不自然に……
これはどうなんですか……もうこのまま最後まで出します。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜(仮) 第7回

 森は夜空より深く暗い闇に沈んでいた。
 午前零時。見上げれば星もない空を背景に木々の枝が浮かび上がっている。
 もうわたしの目は闇に慣れていた。僅かに残る雪が木々の間に見えた。白く吐く息が凍てついた空気に散る。十年前を思い出す寒さだ。
 振り向くと道の向こうに叔父の山荘の窓明かりが小さく光っていた。夜中でも居間の明かりはずっと燈しておくのだそうだ。もともとは暗闇を怖がるクゥシェットのための習慣だったはずだ。十年経ってもそれは変っていないのか。単に習慣だけが残ったのか。
 雪に囲まれたこの場所から眺めると、実に暖かそうな灯だ。
 わたしも先ほどまで毛布にくるまってベッドの中にいたのだ。
 しかし、わざわざこの時間に出歩くのには重要な意味があった。
 黙々とわたしは歩き続ける。懐中電灯の明かりはあまりにも頼りなげで心細かった。
 風が強く吹きつけ、細かい雪片が流れる空気の形になり、体を撫でていった。小降りになっているが、もう十五センチほど積もっている。
 背を丸めながら歩いていたわたしは硬い石に足を取られて転倒した。
 衝撃。すりむいた掌の痛み。間近にある雪の大地。懐かしい感覚が子供の頃を思い出させる。わたしはおてんばという柄ではなかったが、クゥシェットと遊ぶときには彼女にいろいろな体験をさせるために川に行ったり虫を追いかけたりして、実によく動き回った。
 きっと一人だったらそんなことはなかっただろう。いまのわたしがそうだ。何をしたらいいのかまるでわからない。
 この山はわたしが純粋になることができる場所だった。
 あの日までは。
 雪に頬を付けて眺める手のひらを、転がった懐中電灯が照らす。浮かび上がる中、はらはらと雪が留まり、すぐに血で溶けていく。
 静かな雪だった。
 十年前にも雪は降っていた。あの夜にも。
 わたしは立ち上がる。歩き続ける。いまはもう見えない足跡をたどって。
 クゥシェットが死んだあの夜の謎を解くために。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)







2017年11月24日

気になる本

昼寝研究所寝言レポート#1343

いつも通り月末までと言っていた仕事が出張やらそれに絡むあれやらなんやらで結構アレなのでもう心の余裕がなくなりそうでどうしようかと思ったのですが端からどうせ切羽詰まった日々だし平穏なんてもう一生訪れない訪れてたまるか意地でも訪れまいぞという心持ちのままでお送りする寝言日記でございます。

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『マヤさんの夜ふかし』の3巻が出ている。と思ったら最終巻ですか……まだ2巻を読んでいない……

おお、いつの間にか市川春子先生の画集が! うーむ……お高い。

そして、建築基準法の擬人化で話題の『建築知識』12月号はプレミア価格となってしまっている……まあ、いまさら建築基準法を知ってもしょうがないので、買いませんけど。

12月なので、そろそろ「この本がどうたらこうたら!」的な本が売られるわけでして、そういうオススメ本を読むのがオススメされている本を読むより好きなのです。

内藤陳さんの『読まずに死ねるか!』を読んでオススメ本のおもしろさに目覚めたという気もしますが、最初にそのような良質のオススメに触れたことが良かったのでしょう。

うわー、いますごい本を見てしまった……
これ、気になりますよ……



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というわけで昨日2017年11月23日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は0冊。無料版は3冊。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は590ページ。ありがとうございました。

さて、今週はちょっと家で仕事か……
そして、創作塾の次回原稿を見直しして送付。
それ以外には……新作を進めようと思います。

うん、きっとできる。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜(仮) 第6回

 がっかりして戻ってくると山荘の道具小屋の隅には雪だるまに使った熊手とバケツが隠すように置いてあった。もうそれだけで誰が犯人かは明白だった。
 わたしはクゥシェットの部屋に行った。わたしがいるときには山荘の客室に一緒に寝ているが、普段の彼女は自分の部屋にベッドがある。
 彼女はテレビを見ていた。が、雪で濡れた彼のズボンとセーターがすべてを物語っていた。
「クゥシェット、あの雪だるま壊したでしょ」
 彼女はテレビを見たまま首を振った。
「知らない。知らない」
 泣き出しそうな顔を見てわたしにはおおよその察しがついた。
 きっと、午前中にクゥシェットは昨日作った大作を見にいったのだろう。そして雪だるまの手や顔に触ったに違いない。そんなことをすれば雪に埋め込んだだけの炭の目や口、あるいは薪の鼻など簡単に取れてしまうだろう。あるいは彼女は本当に無実で夜のうちに勝手に落ちたのかもれない。とにかくクゥシェットはびっくりしてそれらを戻そうとした。加減を知らずに力いっぱい頭を押す。その挙げ句に雪だるまの頭は落ちて壊れてしまったに違いない。
 動転したクゥシェットは頭をつくりなおすことなど思いもよらずに雪だるま全部を壊してしまい、熊手やバケツを戻し、びくびくしながらここでテレビを見てわたしが来るのを待っていた。
 そんなところだろう。
 わたしは彼女の努力に免じてだまされてやることにした。
「そうか。だとすると、きっと溶けちゃったんだ。天気もよかったからなあ。雪は温度が上がると溶けちゃうんだ。それじゃあしょうがないね。こんどもっとすごいやつを一緒に作ろう」
 わたしがそう言うと彼女は途端にニコニコと満足そうに笑った。
「壊してないよ。溶けた溶けた」

 そう、わたし達はすごく仲がよかった。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)







posted by Red56 at 23:13| Comment(0) | 日記

2017年11月23日

どこへ向かうかはわかりませんが傑作っぽいです『ニュクスの角灯』

昼寝研究所寝言レポート#1342

いつも通り兵庫姫路の姫路城前の大通りのオシャレなカフェからお送りする寝言日記でございます。

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さて、生まれて初めて訪れた姫路城です。
姫路駅で降りて駅を出て大通りへ。
すぐに姫路城が見えます。
駅からは1kmほど。のんびり歩いて向かいます。途中で昼食。

近づくと土産物屋やらお食事処やらあって、観光客がかなりいます。外国人が多いです。

で、城の中へ入るには大人1000円です。子供は300円。
城内に入るには靴を脱ぐ必要があります。城の中は薄暗く、階段は急。狭い窓から外を見ることができますが、あまり爽快感はありません。
そして、上に向かうにつれて人混みで動けなくなります。今の時期だとかなり足元が寒いです。

なにやら城内のあちこちで使えるARアプリがあるというので、さっそくインストール! と思ったら40MB以上あります。
これは……と思いましたが、まあ、楽しめるのなら、と思って10分ぐらいかけてダウンロード。無事にインストールできたので、早速実行!
と思ったら、アプリが最初に起動してまず始まるのが何かのデータのダウンロード。
ちょっとうんざりです。
しかもいつまでたっても進行度を示すプログレスバーが0のまま。

数分後に見直したら33%。そのまま動きません。
ちょっといやな予感。
さらに数分後に見たら66%に。
どうやら全体の1/3ずつでプログレスバーを更新しているようですが……これが最適な値だと思ったのでしょうか?

で、そのまま待ってしばらくしてからアプリを見たら……おお、なんてこった。0%に戻っている!
その場でアプリを削除。こんな動きをするアプリを触っても時間の無駄です。
アプリ以外はとても満足できました。が、城内に入る必要はないかも……

さらば姫路城。もう行くことはないでしょう。
娘はとても満足だったとのこと。よかったよかった。

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さて、そんなお話は忘れて、素晴らしいマンガの話にしましょうや。
高浜寛(たかはま かん)先生の『ニュクスの角灯(ランタン)』でございます!

1巻を読んだところですが、なんかスゴいです。(このブログって『スゴい』以外に褒め言葉のバリエーションがありませんが)
1878年の長崎を舞台に、とある少女が働く事になった不思議なお店の話、というのを1944年の防空壕の中で回想しているという、気合いの入った設定です。
物語を作る上での職人としての心構えが伝わってきます。

ちょくちょく作者の蘊蓄エッセイが入っていて、それを読んでもこの世界を楽しんで描いているということがわかって素晴らしいです。
世界中の珍しいモノを取り寄せて売るというお店。いちいち商品がちゃんとしていて、実際にこんなところがあってもおかしくない、という気にさせられます。

この世界。ええですねえ……



何巻まで出ているのかと思って調べたら……最新3巻のAmazonの説明欄にあちこちで絶賛されているとの紹介が。

【第20回(2017年)「文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦作品】
【THE BEST MANGA 2017「このマンガを読め!」第4位(フリースタイル刊)】
【ダ・ヴィンチ「絶対にはずさない!プラチナ本」掲載(KADOKAWA刊/2016年11月号)】
【2017年&2016年「手塚治虫文化賞」ノミネート作家】

そうかそうか。もったいないからゆっくり読もう。

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そして、夜になって気がつきましたが、なんと『冒険エレキテ島』の2巻を発見!
1巻が出たのが2012年。はい、現実世界では5年経ちましたとさ。
……購入はしましたが、読むのが怖い。2巻の最後に「つづく」とあったらどうしよう……

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というわけで昨日2017年11月22日の自作Kindle本有料版ダウンロード数は2冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimited既読ページ数は661ページ。ありがとうございました。

うーむ……Prime Readingに選ばれたからといって、なんかこう、他の作品がスゴく読まれるというものでもなく、今年の前半の無料キャンペーン後の数がバケモノ的だったというだけで、もうすっかり落ち着いた感じ。
また近々無料キャンペーンやりますが、もうそれほど期待はできないのかな。
あ、雪の降る夜のクゥシェットは名前で、スプーマムが種類だった。昨日のヤツは修正しました……
今日、この全体を見たけど、18000字ぐらいしかないので、原稿用紙50枚ない程度の短編。
これで1冊というのはどうかな……時の影に続く無料本かなあ……なんか別のやつとくっつけるか。
ちょっと考えます。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

雪の降る夜(仮) 第5回
 雪に覆われたクリスマスの日、わたし達は銀世界の中『秘密基地』へと急いだ。山荘から森を抜ける道の先に崖があり、その下にホテルの大きな看板がある。その裏が恰好の隠れ家になっていた。冬には雪が崩れる恐れがあるのでその辺りには近づくな、と叔父さんに注意されていたのも秘密基地に相応しい条件だった。
 驚いた事にクゥシェットが最初にこの気の利いた場所を教えてくれたのだ。わたしはその件で彼女を褒めた。ただ、クゥシェットが嫌っている大きな岩がそこへ向かう途中にあるのが、彼女には災難だった。それは「地蔵岩」と呼ばれていて、おそらく山の上の方から落ちてきたものなのだろうけど、大きな岩の表面にお地蔵さんの顔のような模様が浮かびあがっているものだった。わたしにはどうしてもその白っぽい染みがお地蔵さんには見えなかったが、クゥシェットは「なんだか恐いもの」としてなるべく見ないように側を通り過ぎようとするのだった。その緊張した様子がおかしいので、側に来ると、わたしはわざと「あ、あれなんだ」とか言って彼女に岩を見せようとしたものだった。
 その日は雪が積っていたので、地蔵岩もすっかり白く覆われていた。クゥシェットもにこにこしながら側を通りすぎた。
 わたし達は秘密基地の側に大きな雪だるまを作った。それは会心の作で、叔父さんにもらった炭で両目を、薪で鼻をつくり、小さな熊手を両手に見立てて、という素晴らしい雪だるまとなった。側で見ていたクゥシェットも最後に雪だるまの頭にバケツを被せるという重要な仕事を成し遂げて大喜びだった。わたしはクゥシェットにクリスマスのプレゼントとして持ってきた鬼のお面をこの雪だるまにつけてみたくなった。お面は部屋に置いてあるが、もう遅いので明日の最初の計画に加えることにした。きっとクゥシェットは驚くに違いない。
「よし、これは歴史に残る名作だ。このまま残しておこう」
 わたし達は二人で大きく手をたたいた。
 その夜、例によって遅くまでテレビを見たりトランプをしたりして、夜更かしをした。
 寝るときには、小さな電球を点けたままにしておく。わたしはもともと真っ暗にしないと眠れなかったのだけど、クゥシェットが暗闇を怖がるので、しょうがなくそれに合わせた。
 次の日に目を覚ますと、すっかり窓の外は明るくなっていた。わたしは寝坊してしまったのだ。
 部屋の中にクゥシェットの姿が見当たらないので、例のお面を持って一人で森を抜けて秘密基地に行ってみると、驚いたことに巨大な雪だるまは消えていた。
 跡には小さな雪の山があるのみだった。

未消化のネタ
・困ったときには自作小説の紹介
・困ったときには詩のような戯れ言を垂れ流すこと
・困った時には今月の本の雑誌
・『無限島』下巻読みたいですとか言って上巻を完全に忘れています……
・『徒然チルドレン』もう一回読んでからとか言っていつ読むのか……
・『蝉時雨のやむ頃』やっぱりすごい。スゴすぎて次が読めん……
・『ミス・ポピーシードのメルヘン横町』読みました。


私的名作マンガ(Kindleで入手可能なもの)